プシコの架空世界

ホレホレ触るとはじけるゾ。
理性がなければ狂いません(妄想の形成にも理性の助けがいる)。

円高の理由

2012年05月31日 06時45分29秒 | インポート

 借金大国と言われる日本の通貨(円)がなぜ買われるのか、よく分からなかった。

 市場の投機的なマネーは、少しでも金利が高い通貨へと集中する(為替相場における売買のロジックは極めてシンプルで「儲かりそうなら買い、損しそうなら売る」)けど、日本の政策金利は限りなくゼロだからだ。

しかし政策金利から物価上昇率を引いた実質金利でみた場合、日本は世界有数の高金利国家となるらしい。

 たとえば長期国債の金利で考えると、名目金利は0.95%だが、物価上昇率がマイナス1.5%前後である(デフレが続いているため)ことから、実質金利は2.5%に跳ね上がる。

 これによって市場で円が買われ(お金が不足し)、物価が下がり続けるという状態が生じるが、これこそが円高になる理由だそうだ。

 つまりデフレ傾向が続くなかでは円が買われ続け、強い通貨にバックアップされる高い信用度を持つ日本国債も暴落することはないそうだ。

 政府日銀がデフレ状態を是正するための積極的な金融政策をとらない理由が分かった。

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ギリシャとは根本的に違う

2012年05月30日 17時46分58秒 | インポート

「国債が償還できないと国家は破綻する」というのは杞憂だそうだ。

 なぜなら日本は変動相場制の国であり、資金が不足すれば外貨との関連に縛られることなく自分たちで紙幣を作ることができるからだそうだ。

 もちろん大量の紙幣発行で円の価値は下がるものの、円がなくなってしまうことはないそうだ。

 だから固定相場制のアルゼンチンやユーロ経済圏のギリシャとは根本的に異なっているのだそうだ。

 それでも、投資家たちが「日本は破綻だ!」と判断して国債を投売りするとどうなるか。

 900兆円にのぼる国債残高の5%を占める外国人投資家たちが投売りした場合 → 多少の円安にとどまるはずということ。

 95%の国内投資家たちが投売りした場合 → 国債を大量に保有している銀行保険会社などは顧客から預かったお金に利息をつけて返さなければならないため、国債を売った代わりに何らかの金融商品で運用する必要がある。

 では、そのときに買うべき金融商品は?というと、今の日本にはないのが現実らしい。

 そこで、もし仮に国債を全て売却してそれをそのまま海外へ投資したら、その分、急激な円安が起こり海外で日本製品が売れまくる。

 要するに、投資家たちが日本の将来を悲観して日本国債を売り払えば、貿易大国日本の景気回復への追い風となるというのが現実らしい。

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国債は日本国民の借金ではない

2012年05月30日 17時00分07秒 | インポート

 国債を大量に発行することで、国民の不安を掻き立て「これだけ国の借金があるのなら、増税しても仕方ない」と思わせることが財務省の狙いだそうだ。

 財務省はメディアを通じ、「国民ひとりにつき725万円の借金がある」としているが、惑わされてはいけないそうだ。

 なぜなら国債は日本国民の借金ではなく、国民の一人ひとりが国に対して貸し付けている資産だからだそうだ。

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増税しないと本当に日本は破綻するの?

2012年05月30日 16時25分20秒 | インポート

 別冊宝島『図解でわかる!日本が破綻しない10の根拠』という本によると、増税しないと日本は破綻するというのはウソらしい。

 「国債の発行残高はGDP(国内総生産)の2倍に達しており、何とかしないと日本も経済破綻してしまう!だからそうならないためには痛みをともなう消費税の増税は避けて通れないのだ!」というロジック。

 92兆円を超える国の歳出には実にさまざまな権益がからんでおり、なかでも、国の予算を管理する財務省にとっては、歳出を減らして予算規模を縮小することは、自分たちの影響力が小さくなることで都合が悪いらしい。

 そこで、歳出削減によるプライマリーバランス黒字化ではなく、増税による税収のかさ上げを画策しているというのが本音らしい。

 ところで消費税の税率アップで本当に税収は増えるかというと、そうでもないらしい。

 消費税は売上に対してかかるので、名目GDPに税率をかければ概算可能だそうで、経済が成長して名目GDPが上昇すれば税収も増加し、景気停滞で名目GDPが下がると税収も減少する。

 つまり、たとえ税率を上げてもGDPが増えなければ税収は増えない。

 税収を増やしたいなら名目GDPを増やすほうが確実なのだそうだ。

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年金制度は破綻しないらしい

2012年05月29日 15時57分07秒 | インポート

 細野真宏著『「未納が増えると年金が破綻する」と誰が言った?~世界一わかりやすい経済の本~』という新書を再読する。

 それによると、「未納者が増えれば、今の年金制度は破綻する」という論理は間違いらしい。

 「未納問題」の解決策として、今の「保険料方式」をやめて、すべての財源を税にしてしまう「税方式」にするという政策は不必要らしい。

現在の国民年金の「納付率」が現在の約65%から90%に上がったとしても、年金財政はほとんど変わらないそうだ。

 また「納付率が60%」(=未納率が40%)というのは「第1号(自営業者や学生)」「第2号(会社員や公務員)」「第3号(「第2号」の配偶者)」のうちの「第1号」被保険者に関してだけの話なのだそうで、「未納者」というのは、「国民年金」において全体の5%程度の話に過ぎないのだそうだ。

 また未納者は将来に年金をもらうことができないので、国の年金制度は未納者に対して将来的な負担は生じないのだそうだ(要するに困るのは未納者だけ)。

 また未納者が払わない分の保険料は「年金積立金」からやり繰りすれば済んでしまうそうだ。

 ちなみに国は「年金積立金」については、単に保管しておくのではなく、安全性の高い日本の国債や海外の国債や国内外の株式を買ったりして運用しているそうだ。

 「税方式」を支持しているのは大企業の経営陣からなる「経団連」のような人たちらしい。

 なぜなら「保険料方式」の場合には会社が保険料の半分を出さなければならないけど、「税方式」の場合には「会社の負担分」がなくなるからだそうだ。

 でもそうなると、会社員の負担は増えてしまうので、経営者にとっては都合がいいかもしれないけど、会社員にとっては困ったことになるのだそうだ。

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社会性が乏しいと言われるが

2012年05月29日 10時07分03秒 | インポート

 統合失調症の人は社会性が乏しいと言われる。

 確かにそうかもしれない。

 でもだったら社会性をつけるよう努力すればいいだけの話だ。

 挨拶をしっかりするというレベルから社会の仕組みを知るというレベルまで。

 そもそも人間に対する基本的な信頼感が損なわれているのなら、そこを修復することから始めればいい。

 助けが必要なら、周囲に求めればいい。

 障害が軽くなって悪いという人間がいるだろうか。

 それは、己自身にとってはもちろん、社会全体にとってもいいことだと思う。

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税金泥棒じゃないよ

2012年05月28日 17時59分22秒 | インポート

 障害者年金を受給している人たち。

 税金泥棒じゃないよ。

 日本の法律に則って、正当な手続も踏んで、受け取っているのだから、やましさを感じる必要はまったくないよ。

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精神障害者だからといって何で卑下しなきゃならないの?

2012年05月28日 15時04分14秒 | インポート

 精神障害者は自己肯定感の乏しい人が多いと思う。

 これは経験的にそう思う。

 そしてそれが障害を固定しているようなところがある。

 だから自惚れるくらい、自信を持つことはいいことだと思う。

 それも回復のプロセスのうちなのだ。

 その意味で理屈っぽくなる(理論武装する)ことも否定されるべきではない。

 精神障害者は脳の前頭葉の働きが鈍っている(血流が少なくなっている)ことが分かっている。

 前頭葉は高度な人間性を司っている部位だ。

 人間らしい抽象的な思考能力もここの働きのおかげで保たれる。

 だから理屈っぽい人を、善悪で切り捨てるのではなく、むしろ試行錯誤を繰り返している(訓練している)のだと理解してあげるのがいいと思う。

 初めから正しい認識に至っている人なら文句はないが、そういう人はまずいないと言っていいと思う。

 健常者と障害者の区別なく、失敗しながら成長するのが人間という生き物だと思う。

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詩・金魚鉢

2012年05月28日 07時18分16秒 | インポート

 精神病院って金魚鉢みたいだね

 美しい魂を鑑賞するにはもってこいの

 外界の脅威から守られた

 だけど刺激に乏しい

 時々問題が起こるけど

 たわいもない種類のもの

 観察するためにはなるべく単純な方がいい

 オリジナルな人間の魂は癒しに満ちている

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詩・その声

2012年05月27日 07時17分11秒 | インポート

 その声を一生の間に一度も聴けなかった者

 幸せだったと言える?

 その声はあちらからやってくる

 でもその声の価値は自分が決める

 その声を聴けてよかった

 それだけで人間に生まれた甲斐があった

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鼻から出た異物

2012年05月26日 19時31分46秒 | インポート

 実を言うと、数ヶ月前から左の鼻の奥に違和感があったのだが、さっき鼻からフンッと息を出したら、異物が飛び出した。

 おや?鼻クソ?と思ったけど、どうやら違うらしい。

 それにしては大き過ぎるし、色も真っ白だ。

 よく確かめようと、器に載せてマジマジと見つめるが、正体不明。

 触ってみると弾力があり、プヨプヨしている。

 一体いつの間にこんなものが僕の鼻の中に?

 少し気になる。

でもとりあえず、めでたいことだ。

これ以上、考えないことにしよう。

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詩・間違い

2012年05月26日 10時58分44秒 | インポート

A:オレの人生、すべて間違いだった!

B:人生すべてにおいて間違えられるのも一種の才能なんじゃないかな?

A:みんなも間違えているよ!

B:みんなって誰のことさ?

A:すべての人間さ!

B:ということは自分自身も含めているのだな?

A:そうさ、そう言っているじゃないか、オレは何が正しいかなんて本当は分かっていないのだ

B:いや、君は何が正しいのか分かっていると思っているからそんなことを言うのだ、言葉は正確に使ってくれ

A:オレが恐れているのは自分の人生の最後に自分の業績を全否定されることさ

B:大丈夫、そんなことをする者はいないから

A:いや、いるさ、君の目の前に

B:そればかりはどうしようもないね

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絶対的な他者の不在の中で

2012年05月25日 07時32分54秒 | インポート

 神という人生について合格・不合格を判定してくれる絶対的な他者がいなくなったから、文明人は何事も自分たちの頭で考えなければならなくなったのでした。

 そこからみんな、「何者かにならねばならない!」という強迫観念に取り付かれるようになったのでした。

 そのうち勘違いする者が現れ、己を主人と見なしたり、奴隷と見なしたりするようになったのでした。

 そしてみんな、間違った自己認識のまま、一生を終えるのでした。

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生命の本質

2012年05月24日 09時59分41秒 | インポート

 「生きるために生きる」のが生命の本質なのでした。

 そこに罪の入り込む余地はないのでした。

 善悪を知る人間だけが歪むようになったのでした。

 自殺とはそれを修正しようとする過激な企てなのかも知れません。

 でも、それはあまりにも人間的な行為だけど、的はずれで、ただ罪の意識を増やすばかりです。

 それにしても、生きることの妨げになるのなら、再帰的自己意識など何になろう!

 しかし、人間である限り、それを捨て去ることはできないのでした。

 そして、そのような人間をこの地獄から救うために生まれたのが、罰なのでした。

 人間は、罰せられ、償わされることによって、魂の牢獄から解放されるのでした。

 何故そうなっているのかは分からないけど、そういうことになっているのです。

 では人間の知性は何のためにあるのか?などと考え込んでしまうのですが、やがてその無益さに気づくのでした。

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よく分からない夢を見た

2012年05月23日 12時41分46秒 | インポート

 昨日(2012年5月22日)、よく分からない夢を見た。

 どういう夢かと言うと、群集に見守られる中、壊れたバスの上に立った野蛮人が何か叫びながらギリシャ彫刻のような美女の首を高らかに掲げ、さらにその髪にハサミを入れようとしているという夢だった。

 僕はそれを斜め上空から見ていた。

 不安と興奮が入り混じったような夢だったのだが、何を象徴していたのだろう?

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