一番の望みが死ぬことならば、その望みはもったいないから、最後まで取っておきましょう。
さかさま。
騙すのは頭で心ではないよ。
ここでいうところの頭とは思考のことね。
論理的思考は言葉を使ってなされるけど否定的自己言及は必ず矛盾を孕んでしまうのね。
例えば「おれは嘘つきだ」という言葉が真なら、本当のことを言っていることになり、矛盾するわけだし、「おれは嘘つきだ」という言葉が偽なら、これまた嘘つきでなくなり、矛盾するわけだ。
この問題の答えはどちらも矛盾するので「解なし」になるのだ。
数学は完全ではないことが数学的に証明されているのだ。
これを不完全性定理ということは前に述べた。
この世には計算不可能なものがあることを認めなければならない。
でないと一生迷い続けることになるだろう。
だいたいわからないことがあったら一人で考えてないで相手に聞いてみればいいじゃないか。
何故そこまで独力にこだわるのか不思議。
誰かを好きになるのは自然なことではないか。
それともお前は誰かを好きになってやろうと思って好きになるのか。
馬鹿じゃないかと。
マニ教的二分法に捕らわれた統合失調症者は同病者を貶めれば自分は別格になれると信じているかのようだ(第三者からすると全然そんなふうには見えないのだが、本人はそれで結構物事を客観的に捉えたつもりでいる)。
そういう態度はあまり褒められたものではないが、心情的には理解できなくはない。
余りに人間的な弱さだなと。
でも、もしそうでないとしたら。
なんでそんなことをするのか理解に苦しむ。
普通自分が立っている木の枝を自分で切り落としますかね。
おれは自虐的な人が嫌いではない。
自分で自分のことを貶める分には全然問題ない。
構わないからいくらでもやってくれという感じ。
ただ統合失調症者を一括りにされては困る。
同じ病名だからといって同じ人間性だとは限らないのだから。
妙な平等意識は持たない方がいいと思う次第。
明日の午後3時に魚べいでE・Tさんと会う約束をしました。
パソコンを持ってない彼女に頼まれて代わりにアマゾンで購入したDVDを渡すためです。
『スターの恋人(全10巻)』という韓流ドラマですが、2800円しました。
年賀状のやり取りはしていたのですが、会うのは久しぶりです。
彼女は僕より14歳年下ですが、どんなふうになっているかなあ。
おれのこと見て老けたとか思わないかなあ。
彼女はとてもいい性格をしているので食べ友4号になってもらおうかなあ。
時計じかけのオレンジ。
この映画、チラシの絵とタイトルに惹かれて観たことがあるのだが、狂っていたせいか、当時意味がよくわからんかったおれ。
でも、最近Wikipediaで確かめて、何が言いたかったのかわかったわ。
強さって何だろう。
おれは物心がつく頃にはすでにとても負けず嫌いな子供になっていた。
勝たないまでも負けないことを旨とするような。
それが大学生の頃には鈍さに変わった(保健体育の講義でそう習ったのだ)。
確かに強い奴は何が起きても動じないというイメージがあるなと。
でもその後それは単に他人の痛みを感じ取れないだけではないのかという疑念に変わった。
詰まり鈍いというよりは欠落しているだけではないかと。
こうなると全然長所とは言えないだろう。
むしろ周囲を傷つける厄介者だ。
そして精神病になってからさらに少し見方が変わった。
弱さを認められるのも強さではないかと。
強がるのはなめられるのを恐れているからでむしろ臆病さの表れなのだと。
負けないのも大事だが負けてから立ち直るのにも強さがいる。
戦わなければ負けることはないが本当にそれでいいのかなと思う次第。
人の意識は安定を求めて物事をパターン化するが、いざそうするとわずかな差異に気づけなくなり、マンネリ化してしまう。