プシコの架空世界

ホレホレ触るとはじけるゾ。
理性がなければ狂いません(妄想の形成にも理性の助けがいる)。

幸せについて

2010年10月31日 09時16分50秒 | インポート

自戒をこめて。

①幸せになることを恐れないようにしよう。無意味だから幸せの終わりを思考しないようにしよう。ただ今を大切にしよう。

②幸せを追い求めないようにしよう。なぜなら幸福感は追った瞬間になくなるものだから。

③幸せは受け入れるものだと思う。

④そのために60パーセントの力で生きよう。残りの40パーセントは余裕のために取っておこう。普通の生活で100パーセントの力など出す必要はないと思う。

⑤自分は全力でがんばっているのだという思いは怠惰の兆し。自分のために周囲を見渡す余裕を失わないようにしよう。

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社会性

2010年10月30日 09時18分07秒 | インポート

唐突だが、社会性の乏しい人に社会性を身に付けさせる方法は訓練しかないのだろうか。

繰り返すことによって置かれる環境に慣れてしまえばいいと発想するのも分かるが、僕にはもっといい方法があるような気がしてならないのだ。

人を信じられなくなって苦しんでいる人にどう接したらいいかという問題意識は大切だと思う。

なぜなら非社会的な人は人間に対する信頼感が希薄になっているからだ。

でも残念なことに社会人はそういう時に叱咤激励とか忠告という行為をとりがちだ。

それは効果があるどころか、かえって有害なのだが。

それに比べて時間はかかるし、非効率的だが、じっくり話を聴いてあげるのはいいと思う。

話をすると気持ちの整理がつくし、信頼関係が生まれるし、そうすると安心感が得られるからだ。

そういう人の扱いは知識が豊富な専門家に任せるのが一番かもしれないけど、彼らは仕事で(お金を貰って)やっているから、なるべくそれ以外の人ができたらいいと思う。

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未来

2010年10月29日 09時51分57秒 | インポート

ライオンは完全なライオンで、牛は完全な牛で、だけど人間だけがいつも不全感を抱えていて、その代わり「未来」を与えられた。

神のごとき崇高さを体現することもあれば、虫けら以下の存在にもなりうる人間。

この世で一番面白い生き物なのは確かだ。

ところで統合失調症という病はすぐれて人間的な病だと思う。

他の生き物でかかったという話を聞いたことがない。

たぶん高次の精神機能と関係しているからだろう。

「長所は短所」という言葉を思い出した。

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女の本音

2010年10月28日 07時37分13秒 | インポート

僕が所沢どんぐりの家という作業所に通っていた頃の話。

何の話をしていた時か忘れてしまったが、メンバーのY・Sさんという女の子が「(恋人に)いろいろ試してみたけど、やっぱりお前が最高だったよって言われたい」と言った。

その時、僕はこれが女なのだ、これが女として正直な言葉なのだと思った。

彼女の感性は明らかに僕のものとは異質である。

僕はこんなふうに考えられない。

でもこれも神さまの計らいなのだろうな。

最近の脳科学の発展により次第に男性と女性の脳の違いが明らかになってきている。

お互い違いを認め合えて生きられることに役立つなら喜ばしいことだと思う。

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2010年10月27日 06時23分34秒 | インポート

ある朝、僕は「はっ」とした。自宅の玄関前に蝶が死んでいたからだ。きれいなアゲハチョウだった。それはまるで僕を待っていたかのようだった。怖くなったので僕はそれをまたいでその場から立ち去った。

夕方、帰宅するとその蝶はいなかった。他の生き物に食べられてしまったのか。それともあれは死んでいなかったのか。

翌日の朝、僕は「ぎくっ」とした。昨日と同じようにまた自宅の玄関前に蝶がいたからだ。触れてはいけないような気がしたのでただそれを見ていたのだが、やはりピクリともせず僕には死んでいるように見えた。僕はまたそれをまたいでその場から立ち去った。

夕方、帰宅するとその蝶もいなかった。朝は寒いからあの蝶は体が動かせなかっただけなのだと思った。

翌々日の朝、自宅の玄関前に蝶はいなかった。僕はちょっと「ほっ」とした。三度同じことが続いたら僕のことだからこれには何か意味があるに違いないと妄想を発展させたことだろう。

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パラレルワールド

2010年10月26日 07時27分34秒 | インポート

僕は夢から覚めたのか。それとも新たな夢が始まったのか。生まれてから死ぬまで全て夢だったりして。

そう考えると何だか嫌だな。行き詰る。

僕は12歳の時、交通事故に遭って死にかけているのだが、本当はあの時死んでいたのではないかと思うことがある。頭を強く打ち、気を失った後、意識が戻った。だけど目覚めた世界では生きているが、前の世界では死んでいるのではないかと思うことがある。つまりパラレルワールドに来てしまったのではないかということだ。

また僕は罪を犯すごとに自分だけ知らぬ間に前の世界より少しだけ悪い世界に移動させられているのではないかと思うこともある。そう思うのは怖いのですぐに妄想だと否定しているが。

将来、自分が死んだことは自分で確かめられるのだろうか・・・。

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砂の城

2010年10月25日 08時32分21秒 | インポート

子供の頃、庭の砂場で砂の城を作り終わるとすぐに思いっきり叩き壊した。分かってしまうからだ。それが完全なものではないということが。

高校の美術の授業で石膏の人物像を描いている時、「うまい」とほめられたのに自分では納得できず、あれこれ手を加えていたら結局さらに納得できないものになってしまったことがある。

ガンダムのプラモデルを作っている時もそうだった。もっと完全なものにしようと思って、ああでもない、こうでもないとパテを塗ったり削ったりしているうちに自分は一体どういう形を求めていたのか分からなくなり、結局プラモデルを捨ててしまったこともある。

こういう傾向は今も引きずっている気がする。だから僕は人形を作るより集める方が好きなのだろう。

何かを創造する時にはどこかで完成させねばならない。たぶん芸術家と呼ばれる人たちはそういう経験を日々重ねているはずだ。芸術というものは大変だなぁと思う。

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つば

2010年10月24日 09時16分58秒 | インポート

最近はしなくなったが、以前はよく道端につばを吐いた。

反道徳的行為のようだが、つばを吐く前の緊張感、つばを吐いた時の解放感、つばを吐いた後の罪悪感がたまらなかった。

つばを吐くという行為は「エス(本能的な欲求、原始的な衝動)」と「超自我(衝動に振り回されようとする自我を抑えるもの、良心や倫理観の基本となるもの)」のせめぎあいの間で「自我」が形成されるという感覚を実感するような体験だから僕にとって意味があった。

やるもやらないも本人の心が決める。

責任が伴うけど自由っていうのはいいなと思う。

それに比べてシンガポールのように道路につばを吐いただけで犯罪とされて罰せられるような社会は嫌だ。

衛生的あるいは社会防衛的観点からそうしているのだろうが、かえって病的だと思う。

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どっちが強い愛?

2010年10月23日 06時34分54秒 | インポート

A:愛し合い、食べることも忘れ、お互い衰弱死しました。

B:愛し合い、腹が減ったので食い、また愛し合い、また腹が減ったので食い、またまた愛し合い、またまた腹が減ったので食い・・・。それを死ぬまで繰り返す。

AとBのどっちが強い愛なのだろう???

それにしてもくだらないこと考えているなぁ、オレ。

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時間と神

2010年10月22日 07時29分50秒 | インポート

神はすでに創ってしまっているのではないか、僕の運命を・・・。僕は徐々にそれに気づかされているだけなのではないか・・・。

妄想!妄想!そんなはずはない!

この思いは神もまた世界を創造する際に時間を費やすのか、神もまた時間に縛られるのかという疑問から生まれました。

でも『旧約聖書 創世記』によると神は世界を創造するのに時間を費やしている。ということは神でさえ時間から完全に自由ではないということか。

いや、ここまで書いて時間こそが神なのかもしれないと思った。

これもまた妄想か・・・。

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禁欲の効用

2010年10月21日 09時51分40秒 | インポート

過去の日記から。

眠れずに布団から飛び起き、声を「あ・あ」と出してみる。それだけでは収まらずノートに「人は一人では生きられない」などと書いてみる。

この言いようのない不安はどこから来るのだろうか。その源を見つけることができれば何とか対処できるのだろうか。

でももしその源が僕の許容量を超えていたら僕はどうなってしまうのだろう。源を見つけられないのは不幸なことではなく最後の安全装置なのかもしれない。

こんなことになってしまったのは今日酒を飲んだからに違いない。僕は「酒を飲まない」ことが僕の心を支えていると考えている。僕は禁欲の見返りに精神的な安定を得られることを知っている。

・・・と、こんなことが書いてあった。眠れないといろいろ考えてしまうものである。以前はベッドに体を横たえてから眠りにつくまで平均3時間位かかっていたこともあるけど最近はすぐに眠れるのでありがたいです。

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本当に分かる人

2010年10月20日 07時26分17秒 | インポート

自殺する人の心を本当に分かる人はやはり自殺するのだろうか。

精神を病む人の心を本当に分かる人はやはり精神を病むのだろうか。

僕たちから目を背ける人はそれを恐れているのだろうか。

いや、そういうことではないのかもしれない。

当たり前のことができない人を見ると、頭では優しくしなければと考えていても、心が苛立つことがある。

自分の中に矛盾が生じる。

矛盾は気持ち悪い。

自分は気持ちよく生きたいのだ。

だからそういう原因を作る相手は避けることにしよう。

排除しないだけいいだろ。

そういうことなのかもしれない。

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幸せのキャッチボール

2010年10月19日 06時39分57秒 | インポート

少年の頃はよく路地で友だちとキャッチボールをして遊んだ。

投げたら、返してくれる。

また投げたら、また返してくれる。

それを何回でも繰り返す。

言葉をほとんど使わなくても成り立つ幸せなコミュニケーション。

今から思うとありがたいことだったなぁ。

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エジプトの砂

2010年10月18日 08時13分50秒 | インポート

僕が高校生の頃だったか。父が小さなピラミッドの形をしたオブジェ(物体)をくれた。材質は透明のプラスチックで中に入っているのはエジプトの砂ということだった。そしてそれには何らかの神秘的なパワーが宿っているということになっていた。

それを貰って僕は喜んだ。そして何度もそれを手に取って眺めて楽しんだ。

でもそれは最初のうちだけだった。僕はだんだんそれを所有していることに苦痛を感じるようになった。僕の注意がそれに向かいかえって勉強がはかどらなくなったからだ。

結局僕はそれを壊して中の砂を二階のベランダから外に撒いてしまった。風に吹かれて飛び散る砂が日本の土に馴染むかなとか思いつつ。

後悔はぜんぜんしなかった。むしろ解放感があった。不自由とは捕らわれたと感じる心のことだと思う。

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最大の敵

2010年10月17日 08時42分48秒 | インポート

僕は虫をある時は助け、ある時は殺す。

神も人間をある時は助け、ある時は殺すのだろうか、気まぐれで・・・。

そう考えると捕らわれたような気がして心苦しくなった。

これだけではない。

これまで僕の心を苦しめてきたのは己の思考だった。

本当の敵は己の外ではなく内にいるのだ。

最大の敵は己自身なのだ。

だから己と和解することが大切になるのだ。

単に許すというだけでなく未来を約束することが必要になるのだ。

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