プシコの架空世界

ホレホレ触るとはじけるゾ。
理性がなければ狂いません(妄想の形成にも理性の助けがいる)。

宇宙(自然)の法則

2011年02月28日 09時29分25秒 | インポート

全ての生き物はみな、宇宙(自然)の法則に則って、生まれ、生き、死ぬのかな。意識せずに法則と重なっているとしたら、なんてすごいことなのだろう。いや、意識などせぬから、一体になれるのかな。

 精神を病んでいた頃の僕は何かが不調和な感じだった。でも狂っているのは日本社会の方だと思っていた。自分の心の歪みが世界像を歪ませているとは思わなかった。自信がないくせに、プライドだけは高かった。負けたくなかった。

死が生き物にとって敗北だとしたら、結局は敗北で終わる。それなのに、がんばる。馬鹿なのか。でも考えない。考えると負けてしまいそうで。長所が短所に反転してしまう。本質的なことについてはいかに思考しないかということが課題になる。そして一般の人が考えるのは生活に関することに限られる。

でもそれでいいのかもしれない。存在はあるからあるのだ。考えても、これ以上先へは進めないからだ。

重かったり軽かったりする存在に耐えているという点において深い海底に棲む貝と人間はそれほど違わないのかもしれない。

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白と純潔

2011年02月27日 09時34分20秒 | インポート

なぜ「白」という色が「純潔」と結びつくのか、考えてみると面白そうだ。

なぜ白が穢れていない色とされるのか。

またなぜ信号機の色は「赤」が危険で「青」が安全で「黄」が注意の色なのか。

一体、それらは何を根拠にしているのか。

でも確かにこれらの色と意味は対応しているように思える。

それを否定するつもりは無い。

ただなぜそう思うのかが知りたいのだ。

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思いやり

2011年02月26日 09時56分46秒 | インポート

静かな環境で生活していれば、不愉快な気持ちにさせられることも減るような気がする。

ネガティヴな感情を掻き立てられることも少なくなるだろう。

でもそれだけのことだ。

別にまともな人間になったわけではない。

傷ついている人には思いやりを持って接してあげられたらいいと思う。

それができなければ、ほうっておいてあげるのがいいと思う。

わざわざ挑発する必要は無い。

経験的にそう思う。

とにかくお互いの心の成長のプロセスを絶つことの無いようにしたいものだ。

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死体は見られたくない

2011年02月25日 09時35分56秒 | インポート

どうせ飛び降りるなら、マンションの5階からなどとけち臭いことはしないで、空の一番高いところから落下したい。

摩擦熱で一気に灰になりたい。

一瞬でも光になりたい。

そして地球の上に降り注ぎたい。

できたら自分の死体は見られたくない。

・・・なんて思う、今日この頃。

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おしっこ

2011年02月24日 08時36分28秒 | インポート

僕は夜、布団に入って眠ろうとしている時には、おしっこを我慢しないようにしている。

おしっこを我慢していると、その間、思考してしまうからだ。

思考することは辛い。

特に眠ろうとしている時にはなおさら。

思考の内容は決まっていて、いつも最終的には真っ黒い死に行き着く。

そしてとても不快な気持ちになる。

でもそういう時にはトイレに行くのがいい。

明るいトイレで用を足すと、すっきり気持ちが切り替わるのだ。

こんな単純なことで気分が変わるのだから、人間の精神と肉体の関係って面白いなと思う。

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変わった駅の夢

2011年02月23日 08時18分02秒 | インポート

 夏の昼下がり

 何もかもが白くかすんで見える

広い大通りを真っ直ぐ行った所に寂れた駅がある

 電車はほとんど停車しないようだ

 駅の構内に入る

 やはり人影はまばら

 でもその駅には特色があって小さな銭湯がある

 みずいろのタイルが敷き詰められた中に入ると数人の人が離れ離れに頭などを洗っている

 ・・・ここで夢が覚めた

 それにしても駅と銭湯の組み合わせは意外だったなぁ

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ヒト

2011年02月22日 08時27分21秒 | インポート

 生まれ変わっても、ネコはやはりネコで、ウシはやはりウシで、ヒトはやはりヒトであるという教えがあるそうだ。

でもそう思ったら行き詰まった。

 はっきり全ては定められていると思うのは嫌だな。

 生まれ変わってもヒトでなきゃ絶対嫌だというヒトはたぶん他の生き物を自分より下等だと思っているのだろうな。

 でもヒトという種は、「地上に子孫を残す」という観点から見ると、それほど適者ではないような気がする。

 それにしてはヒトは何となく過剰なのだ。

 他の生き物よりちょっと先が見えるために、その分苦労しているような・・・。

 ヒトのような能力を特化させた生き物の未来はそれほど明るいものなのか、疑問がある。

 地球のがん細胞にならないことに気をつけたいものである。

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角(つの)

2011年02月21日 08時06分11秒 | インポート

2003年12月21日(日)に昔話に出てくるような優しそうなおじいさんが僕の頭の左右の角(『北斗の拳』のラオウがかぶっている甲の左右に付いているような下向きの角)をぽきっと取ってくれるという夢を見た。

何かいい夢だった。

夢から覚めても心地よい余韻が残っていた。

この世には無い。

あの世があるかも分からない。

だけど僕の夢の中にはある風景というものがある。

そこでの出来事だった。

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父の夢

2011年02月20日 09時20分30秒 | インポート

父が肺がんで亡くなってから6年後のある日、僕は父の夢を見た。

布団の上の父は、衰弱していたが、生きていた。

それを見た僕はちらっと〈オヤジは死んだはずでは・・・?〉と思ったが、父が言葉を発するとすぐに〈オヤジ、生きてるよー!!!〉という歓喜でいっぱいになった。

 夢が覚めると、ちょっと虚しい気持ちが残った。

 だけど、それ以上に、僕は父を愛していたのだなと確認できてうれしかった。

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ケムール人

2011年02月19日 09時52分29秒 | インポート

過去の日記に「この頃、なぜか時々、ケムール人が頭の中に思い浮かぶ」とあった(笑)。

今でもその理由は分からない。

 でも全然困らない。

ケムール人とは『ウルトラQ』という空想特撮テレビ映画の第19話「2020年の挑戦」に登場する異星人である。

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なぜか思い出す人

2011年02月18日 09時42分05秒 | インポート

「笑顔」というキーワードでなぜか思い出す人がいる

僕が高校生の頃のクラスメイトだった女生徒の笑顔だ

口を利いたという記憶はない

 別に好きだったわけでもない

 美人で目立ったわけでもない

 だけど思い出すから不思議なのだ

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月とカラス

2011年02月17日 17時29分54秒 | インポート

口を開けたカラスが電線に止まり何か言いたそうに秋の空を見上げていた

僕はカラスが鳴くべきだと思った

しばらくしてカラスが鳴いた

何度も鳴いた

僕はもういいよーと思った

まだ明るい空に半月が昇っていた

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(47)キリスト教

2011年02月16日 08時48分31秒 | インポート

キリスト教について一言。「『聖書』という位だから、どんなきれいごとが書いてあるのだろう」というちょっとシニカルな態度で読み始めたら、面白いの、何のって!「ここには生ある人間の全てが書いてある」と感動し、こんな書物を残したユダヤという民族に深い興味を覚えた私でした。だけどクリスチャンにはどうしてもなれませんでした。その理由は「イエスという人物は自分がキリストとして祈られ続けることなんて全然望んでいなかったのではないか、そんなことよりすべての人間がキリストになって欲しかったのではないか」と私には思われたからです。でも2007年11月2日(金)に所沢カトリック教会の礼拝堂で祈ったら、涙が溢れて止まらなくなりました。鼻水をたらしながら、嗚咽しました。何故泣けるのか自分でも不思議でした。でもその後すっきりし、「泣けて本当に良かった」と思いました。女性信者さん達に泣き顔を見られたのはちょっと恥ずかしかったけど、「これで良い」と思いました。この世にキリストがいてくれて良かった。

これで私の体験談は終わりです。おかげで私の気持ちも少し楽になりました。最後まで読んでくれて本当にありがとう。

追伸。統合失調症は、まだまだ謎の部分が多いけれど、生物学的には遺伝子の解読技術の進歩のおかげで多くの新事実が発見されているようです。この流れは結構なことだと思います。統合失調症になりやすくさせる遺伝子があるのは事実のようです。でもその遺伝子は決して異常でも珍しくもなく、健常者の過半数も持っているそうです。そういう認識が社会的に広まれば、今度は患者が置かれていた環境や心理に注意が向かい、理解も進むと期待できるので、喜ばしい限りです。未来に希望が持てるということは本当に幸せなことです。

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(46)自己認識の及ばない過去

2011年02月15日 09時28分49秒 | インポート

自己認識の及ばない過去については、記録や、教えられたことを信じるしかありません。

私は1965年6月15日に東京都杉並区高円寺の病院で生まれたことになっています。「統合失調症者は冬生まれが多い」と本に書いてありましたが、私は梅雨生まれです。私が生まれた日は雨が降っていたそうです。「低体重児が統合失調症になりやすい」と書いてある本もありましたが、私の母子手帳の記録では体重が2580グラムとなっています。未熟児ではないけれど、私は低体重だったようです。9日後の出産予定日まで母のお腹にいられたなら、もっと体重も増えていたのでしょうが、少し早く生まれてしまいました。陣痛は早朝に来たそうですが、生まれたのは夜の11時25分となっていますから、母子共にかなり長時間苦しんだと思います。

母から教えられた私の成育環境で特徴的だと思われるものを挙げると、母は私を産んでから6週間後には職場復帰してしまったことがあります。日中は父方の叔母さんに子守をしてもらっていたそうです。母は、仕事から帰ってくるとすぐ私にパンパンに張った胸のお乳を吸わせ、それが気持ち良かったと言っていました。

父の実家は、祖父が事業に失敗するまで、村で一番の大金持ちだったと聞きました。曽祖父が金貸しをやっていて、家には虎の毛皮があったり、高価な調度品があったりしたそうです。祖父が、家に芸者を呼んで、宴会を開いたこともあったそうです。父は祖父を嫌っていました。祖父は、父が2歳の時に、商売のため中国の大連に渡ったそうです。父は4年後、家に戻ってきた祖父のことを、自分の父だと認識できなかったそうです。そんな父のことを祖父はかわいがらずに、叔父ばかりかわいがったそうです。

父は商業高校に通っていて一橋大学に進学したいという希望を持っていたそうですが、その前に家が没落し、それも適わなかったそうです。貧乏になると、父は上京して、働いたそうです。共産党の党員になり、活動もしたそうです。でも結婚すると、このままでは家族を食べさせていけないと、途中で転向したそうです。

私が教えてもらったことはこんなところです。

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(45)欠落していたもの

2011年02月14日 09時39分58秒 | インポート

自己認識の旅は過去を遡る旅です。私はこのプロセスの中で最後に重大な罪を思い出しました。中学校の卒業間近、私は小学校以来の親友のH・Gから信じがたいことを告げられました。私のことを好きだというN・Tという女子を、私の名前を使ってM・Oの自宅へおびきよせ、他の連中と共に集団で乱暴したと言うのです。でも私はそのことを忘れてしまっていました。私は被害者の気持ちを考えたくありませんでした。考えると、苦しくて、「わっ!」と叫びだしそうになるからです。彼女のことはそれまで顔も名前も知らなかった(後に卒業アルバムで確認した)し、当然口を利いたこともなかったということを考慮に入れても、私には何かが欠落していました。これは私の妄想ではありません。いや、妄想だったらどんなに良いか。これからは人の気持ちを大切に生きてゆきたい。済みませんでした。

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