プシコの架空世界

ホレホレ触るとはじけるゾ。
理性がなければ狂いません(妄想の形成にも理性の助けがいる)。

母が読んでくれました

2012年06月30日 17時49分04秒 | インポート

 中村ユキさんのコミックエッセイ『わが家の母はビョーキです』と『わが家の母はビョーキです2 家族の絆編』、母が読んでくれました。

 読了するのに2日かかりましたが、素直にうれしいです。

 料理を作ってくれるのと同じくらいありがたいです。

 統合失調症という病を少しでも理解しようという姿勢がうかがえるからです。

「お父さんが悪いよね~」とか「よくがんばったね~」とか「やっぱり、家族の暖かさだよね~」とかいう感想を漏らしておりました。

僕もこの2冊は統合失調症のポイントがよく押さえられていて良書だと思います。

皆さんにもお勧めです。





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人間の証明

2012年06月30日 16時26分26秒 | インポート

 チェーホフ著、松下裕訳『六号室』より引用。

「どうしてだと」と、イワン・ドミートリチは医師につめよると、せかせかと病人服をかきあわせながら叫んだ。「どうしてだと。盗っ人め!」と彼は憎々しげに言いはなつと、唾をひっかけようとする口つきをした。「いかさま師め!首切り役人め!」

「まあ落ちついてください」とアンドレイ・エフィームイチはすまなそうにほほえみながら言った。「誓ってもいいが、わたしは一度だって盗みをしたこともないし、ほかのことでも、なんだかあなたはえらく大げさに言っておられるようですな。どうもあなたは、わたしのことを怒っておいでのようだ。どうか、できることならね、まあ落ちついて、そして冷静におっしゃってください、どうしてわたしのことを怒っておられるのか」

「じゃアなぜあなたは僕をここへ閉じこめておくんだ」

「それはあなたが病気だからですよ」

「たしかに、病気だ。だが何十人何百人という気違いが娑婆にはうろついてるじゃないですか、あなたがたが無学で、病人と健康な人間との区別がつかないばっかりに。いったいどうして僕や、ほらこの不幸な連中が、みんなのかわりに贖罪の山羊のようにここに坐ってなきゃならんのです。あなたや准医師や事務長や、病院じゅうのごろつきどもは、道徳の点じゃわれわれの誰よりもはるかに下等なんだ、それがいったいどうしてわれわれはぶちこまれて、あなたがたはそうされないんだ。どこにそんな理屈があるんです」

「道徳や理屈はこのばあい関係ありませんよ。すべては偶然なんですよ。入れられたものはここにいる、入れられなかったものはうろついている、それだけのことですよ。わたしが医者で、あなたがたが精神病患者だということには、道徳も理屈もない、ただたんなる偶然にしかすぎませんよ」

ああ、僕はイワン・ドミートリチの気持ちが分かるな。

「人間の証明」を迫られない人たちはもっと自分の境遇に感謝すべきだと思うな。

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裏切り者

2012年06月30日 09時24分52秒 | インポート

 これから話すことはインド占星術を前提にしていますので、あしからず。

 まず、インド占星術は西洋占星術とは違って、星座の位置が24度位後ろにずれることを頭に入れておいてください。

例えば、僕(1965年6月15日23時25分、東京都杉並区高円寺において誕生)のアセンダント(上昇宮)は西洋占星術では魚座ですが、インド占星術ではその前の水瓶座になります。

ちなみに、ハウス(室)と、その中の惑星の位置は変わりません。

 ああ、そういえば、若い頃、僕を裏切った同い年の友人の一人(7月23日生まれ)もグルチャンダラ・ヨーガの持ち主だったのだな。

 僕と違う点は、牡牛座のラーフと木星の角度がより離れていて、ラーフの方が木星より小さい度数にあることだな。

 それから、僕と違って、水瓶座の土星が逆行している。

 もう一人(11月12日生まれ)は双子座木星だから牡牛座ラーフとはグルチャンダラ・ヨーガは形成していないけど、木星が逆行している。

 さらに水瓶座土星も逆行している。

 両者とも生誕時刻と場所が分からないから、星座がどのハウスに入っているかなど、詳しいことは分からないけど、今頃どんな人生を送っているのだろうな。

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ラーフ期

2012年06月29日 10時14分46秒 | インポート

 

 

 インド占星術の未来予測技法にダシャーというのがあります。

 

ナクシャトラ(星宿。天空を27で分ける)の支配星のそれぞれにはダシャーと呼ばれる惑星期間が対応し、惑星はダシャーの期間中に、その力を十分に発揮し、もともと出生図中においてその惑星が示している事象を、それが良いものであれ悪いものであれ、現象化させるそうです。

 

 これにより出生図に示されているカルマ(傾向・特徴)が、いつ発現するかを知ることができるそうです。

 

 ダシャー・システムはたくさんあるのですが、もっとも多用され、もっとも信頼されているヴィムショタリ・ダシャーによると、僕は現在、ラーフ期にあるようです。

 

 僕のラーフ期(18年間)は2002年1月6日に始まり、2020年1月6日に終わるそうです。

 

 とにかく、ラーフは凶星なので、この期間中は僕の悪い面がいっぱい出てくると思います。

 

 僕のブログを読んで、不快になる人がいたら、謝るしかありません。

 

 御免なさい。

 





 

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グルチャンダラ・ヨーガ

2012年06月28日 12時45分59秒 | インポート

 インド占星術によると、僕のホロスコープには「グルチャンダラ・ヨーガ」というアスペクトがあります。

 グル(木星)とラーフ(太陽と月の軌道の交点)が牡牛座でコンジャンクション(合)しているのです(木星19:04、ラーフ20:27)。

 伝統的な宗教や文化を表わすグル(木星)が凶星(実はラーフは惑星ではないが、慣習的に「影の惑星」とされる)によって傷つき、その本来の役割を見失い、チャンダラという低俗なレベルに堕落してしまうヨーガ(惑星配置)らしく、恩知らずで、ファナティックな宗教性を表わすとか。

・・・。

orz

 それにしても低俗なレベルって・・・。

正直言って、ダメージ。

善い人間になろうとする意志が挫かれそうで。

いや、挫けることでもないか、ラーフは牡牛座では吉星化するというし、ケーンドラの第4室にあるし(これまた吉星化)。

でもどのくらい?

とにかく、当たっているかどうかは別として、インド占星術は人間の運命を変更不可能と捉えているような気がして、ちょっと苦しいです。

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精神疾患者のホロスコープ

2012年06月26日 21時00分26秒 | インポート

 僕がかねがね知りたいと思っているのは精神疾患者のホロスコープ(出生天球図)です。

 ホロスコープは、本人の生年月日と生誕時間と場所が分かれば、専用の西洋占星術のパソコンソフトで作れます。

 母子手帳に記録されているので、確認できる方は確認してみてください。

これに何か共通するものがあったら、是非とも知りたいのです。

例えば、僕は第1ハウスに土星(サターン)が入っています(しかもアセンダントのすぐ近くに)が、土星は障害を暗示する星なので、つい自分の運命に影響しているのではないかと考えてしまうのです。

占星術は統計学に過ぎないかもしれないけど、何らかの因果関係が確かめられたら、いいなと思うのです。

興味半分で言っているわけではありません。

過去にミシェル・ゴークランというフランス人の科学者も、優秀な人間と惑星の関係を、大真面目に調べています。

インド占星術は、その点に関して、西洋占星術より詳しい体系があるようです。

とにかく、惑星が個人個人の性質に一定の効果を及ぼしているとしたら、神秘的だなと思うのです。

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母親に対する気持ち

2012年06月25日 12時17分01秒 | インポート

 父は祖母のことを愛していたのだなと、今更ながら気づく。

 祖母より早く亡くなったという点では親不孝者であるが、父は祖母のことをそれとなく大切にしていたように思われる。

 単に子供の僕には気づけなかっただけだ。

 そういえば、叔母さんの旦那さんが交通事故で亡くなるまで、祖母は僕たちと同居していたが、僕は祖母が両親とケンカしたところなど見たことがない。

 祖母は賢い人だったと母は言う。

 他人に嫁の悪口など一度も言わなかったようだ。

 父と母の仲も良好で、家庭環境は暴力とは無縁だった。

 けれども、母によると、父は一度、祖母のことで母に怒ったことがあるそうである。

 出来たばかりの団地に入居した(頭金は母が工面したらしい)のだけど、祖母を引き取るかどうかで少し揉めたらしい。

 父は母に「女の代わりはいくらでもいるが、母親は一人だけだ」とか酷いことを言ったらしい。

 そのセリフをいまだに覚えているということは、母もよほど悔しかったのだろう。

 でも息子の僕としては父の気持ちも理解できる。

 だから僕は普段から母に対する愛情を隠さないようにしているのだ。

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『わが家の母はビョーキです2』

2012年06月23日 16時20分43秒 | インポート

 数日前、NHKの福祉の番組で中村ユキさんが登場していました。

 この方のコミックエッセイ『わが家の母はビョーキです』は数年前に読ませてもらいましたが、いいことも悪いことも包み隠さず描かれていて、たぶん誠実な方なのだろうな~と思っていました。

 そして実際、テレビの画面から受ける印象もその通りの方で、好感を持ちました。

 この方を見ると、よくぞ生き延びてくれました!と拍手したい気持ちになるのです。

 統合失調症のお母さんや、介護福祉士の旦那さんと共に、これからも幸せに生きて欲しいと思います。

 セブンネットで『わが家の母はビョーキです2』も注文しました。

早く届かないかな。

読むのが楽しみです。

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きっかり

2012年06月22日 09時07分29秒 | インポート

 ニュースキャスターが映るテレビの画面に表示される時間とその上にある電波時計に表示される時間が同時に変わるとき、やったー!と思う。

 ちょっとしたシンクロニシティ(共時性)の感覚。

 探せば、楽しみは日常のなかにいくらでもある。

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「寛解」の定義

2012年06月21日 19時38分16秒 | インポート
かんかい【寛解 remission】

精神疾患とりわけ精神分裂病病勢静止した,あるいは一時的に回復した状態。後に症状を残さない完全寛解と一部症状を残したままの不完全寛解とに分かれる。治癒という言葉使用しないのは,一時停止した病勢も結局再発をくりかえしながら進行して欠陥状態に至るという疾病観に基づくが,必ずしも再発するとはかぎらず,実情に合わないところもあり,また社会復帰に重点をおく立場から最近では社会的治癒という言葉も使用されるようになっている。・・・





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「去勢」に関する話題

2012年06月21日 08時00分03秒 | インポート

 子供がペニスの象徴(=ファルス)を作り出すことで、母親=世界におけるペニスの欠損を補おうとすることは、要するにペニスの実在性を諦めて、その模造品で満足しようとすることだから、象徴を獲得するということは、存在そのものの所有は諦める、ということと同じことを意味しているのだそうだ。

 エディプス期におけるこの「去勢」こそが、人間が人間になるための、最初の重要な通過点なのだそうだ。

 ここを潜り抜けることで、子供は初めて言語を語る存在(人間)になるからだそうだ。

 なぜかというとファルスこそは、あらゆる言語(シニフィアン)の根源におかれた特権的な象徴に他ならないからだそうだ。

 実体が伴わない代わりに、何にでも形を変えられる、この変幻自在な特性が、そのまま言葉の自由さ、柔軟性につながっているわけだそうだ。

ところで、これは推測に過ぎないけれど、僕の父は去勢の問題で悩んだように思われる。

去勢が行われる年頃に父には己自身の父(僕の祖父)がいなかったからだ。

父が2歳から6歳までの4年間、祖父は中国に渡っていて不在だったのだ。

これが父の型破りな人格形成に影響していたと思われる。

今から思うと、父には己の野生を飼い慣らそうと努力していたような跡がある。

時々、邪悪さが垣間見えるのだけど、自分でもすぐ気づいて、ただちにフォローするような感じ。

生前、父は母に責められた時、「オレは自分の子供にどう接していいのか、分からないんだ」と言ったらしいが、今にして納得できる話である。

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アディクション(中毒)体質

2012年06月20日 10時32分22秒 | インポート

 僕の父方の祖父はアルコール依存症で暴力も振るったそうです。

 だから僕の父は30歳を過ぎるまで酒を飲まなかったのだそうです。

 だけどその代わり父はヘビースモーカーで重度のニコチン中毒でした。

 僕の父方の叔父さんもアルコール依存症で数年前に他界しました。

 そして僕は若い頃、テレビゲーム依存・・・。

 どうやら僕の父方の家系には中毒体質の人が多いようです。

 伯母さんと叔母さんは二人とも某宗教の熱心な信者だし。

 ああ、この傾向性とこれからも戦っていかなければならないのか・・・。

 酒は飲まない、タバコも吸わない、女も買わない。

 いたって真面目な生活。

 時々、宝くじを買うくらい、たいした罪にはならないだろ。

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「だから何なの?」

2012年06月19日 13時06分57秒 | インポート

 思えば、僕を責めていた幻聴さんたちの話の内容、「だから何なの?」という類のものも多かった。

 幻聴は己自身の心の声だとされるが、それにしては知的レベルが低すぎ。

 しかも、笑っているのだけど、声色が邪悪。

 だから時々「本当に幻聴だったのかなぁ」とか「ある宗教団体(フランスではカルトと指定)の人たちが絡んでいたのではないかなぁ」と懐疑的になってしまうのだ。

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「お前さんはその程度の男なのかい?」

2012年06月19日 10時23分16秒 | インポート

 僕のことを「あんたぁ~」とか呼ぶ女(要するに僕のパートナーね)に「お前さんはその程度の男なのかい?」と言われてみたい。

 僕はこういう女を信じる。

 なぜならこういうセリフを言うためには己自身にもそれなりの負荷がかかるに違いないからだ。

 もちろん正邪の区別はついていなければならない。

 その上で相手とこういう関係が築けたら素敵だなと思うのだ。

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傷つかない女

2012年06月18日 13時39分14秒 | インポート

 どんな暴力的な言葉を使っても、「はは~ん、ちっちゃい男だねぇ~」とかあざ笑って、僕を悔しくさせる女。

 本当の僕はそういう女を求めているのだろうか。

 でもそんな女はいないのだろうな。

 現実の母にだって難しい。

 ましてや恋人に求めるのは間違っているのだろうな。

 もしいたら年齢に関わらず「グレートマザー」と呼んで差し支えないだろうけど。

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