魚の亡霊
2009-06-26 | 環境
この川の下流域には何度か釣りに入った事があるが
上流域は全く知らなかったので探渓に行った
林道から急な崖を滑り降りると規模は小さいながらも
小気味の良い渓相
竿を出すと一発でニジマスがヒット
15cm~25cmと小ぶりのものが多いが
魚影は結構濃い
ポイント毎に必ずアタリがある
そしてどんどん遡行していくと
あるポイントでガツンという結構大きそうなアタリ・・・
しかしただ重いだけで引っ張られない・・・?
上げてみると
ナニコレ・・・!?
どうやら魚の中身のようだ
もう長く渓流釣りをしているが
こんなのを釣ったのは初めてだ
ムナビレや歯も付いている
生きていれば40cm近くあるかもしれない
釣られてバラバラにされてしまった無念を
亡霊となり私に訴えようとしたのだろうか・・・
それにしても私も昔は腹サキなどもしたものだったが
こういうやり方は見た事がない
せめて子孫繁栄の為、川の栄養素となるようにと
丁重に水中へ葬った
川は間もなく二股になったが
左側に入ってみると魚の気配が全くない
最近釣り人が入りキープされてしまった為だろう
その証拠に右側へ入ると今まで通りのアタリがあった
そしてまたしても重そうなアタリ・・・
今度は生きた魚で確実に尺以上はあったが
残念ながらバレてしまった
ここは魚道のない砂防ダムの上
いつまでも魚の棲む流域であって欲しい
ですね 虹しか釣れていないから
砂防ダム上に住んでいる魚は大事にしたいものですね
キープしてしまうと魚のいない川になってしまうから
亡霊どころか幽霊となって人間を襲うかも???
亡霊はキモイ!
どうやったらこんな酷い姿になるんでしょうか?
皮だけほしい人がやったのか?
だとしたら何故皮だけ?
謎が謎を呼びこりゃ映画化決定ですなあ
なぜ こうしなければ ならないのか
疑問の二乗三乗の できごとですね・・
おそらくニジマスだと思います
様々なサイズが釣れましたし
世代交代できていると思いますが
何しろ小河川
こういうところで釣れた魚全部キープは
×ですね
内臓だけならともかく
ここまでリアルなものは初めて見ました
魚捌きのプロの仕業でしょうか・・・
人間の表裏逆となった惨殺死体が
次々と発見されるホラー映画を思い出してしまいました・・・
tomaTさんでもわからないのですね
考えれば疑問はどんどん深まりますが
案外ゆいのじじさんあたりは知っていそうな気がするので今度きいてみます