ひねもす日報

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洗礼

2010年06月04日 | Weblog
 キちゃいました。ヤっちゃいました。恐れていた事態発生。

 今朝四時半。夫がセガレ発熱しとると氷枕を設置していた。わたしは眠り始めて三時間。もっとも深く眠っていたにも関わらず、寝込みを襲われた侍並みに覚醒。一気に目覚める。確かに発熱しとる…。七時。保育園ノート用にいつも検温する時間。保育園検問に引っかかるのは七度五分。今朝は七度五六分と大変微妙なライン。予約しとらんからキャンセル待ち覚悟で隣町の病児保育へ連れて行くか、昨日も日中は元気だったので座薬入れて園へ送り込むか。選んだのは後者。座薬は八度五分以上で一本投入という指示なので、半分投入して登園させた。

 が。職場に着いた途端に電話が保育園より。「八度三分。お迎えコイ」。はーーーー↓。初めてのことに狼狽しつつも、子持ち里遠しで働く母親の洗礼。いつかは通る、逃げ切れはしない道。すぐに病児保育に電話をしたが込み合っており定員満員とのこと。諸々上司や職場の方々と相談交渉させて頂き、帰られることに。「すみません、ごめんなさい、(便宜を図って下さり)ありがとうございます」の三つのことばしか出てこないし何回発しても足りない気持ちで一杯。帰宅しながら次回出社の日にもしまだ病状が悪かったらのシュミレーションをする。これ以上穴を開けるわけにはいかない。病児保育か、病児シッターか。ぐるぐる考えながら今週日曜日は休みになっていたが、人が足りなさそうなので代替に勤めに出る案を夫に聞いてみる。夫が子どもを診てくれなければこの案も可決しない。
 子どもが生まれるまでは「人に迷惑をかけない」をモットーにやってきた。博多にいたころはそうでもなかったのだけれども、いつの頃からか夫にさえ迷惑をかけないように注意していた。だからセガレが生まれて夫と協力協調しながら育児をやることが始めは苦痛だった。そして今回の件…。今までも無い中で拾ってくれた今の職場には感謝していたが。どんなキレイゴトを並べたところでわたしの抱えるハンデは大きく「相手にしたら迷惑」なことだと認識しておかなくては。そしてその迷惑をかけないように最大の努力をしなくては。

 セガレを迎えに行ったら正座をした担任の先生の胸にほっぺたをくっつけてコアラの親子のような姿になっていた。こりゃきつそうだ。迎えてセガレの容体について気付いたことや熱の推移を紙切れに書き落とす。それを持って昨日は休みだった馴染み小児科へ。昨日は診てもらえなかった口の中をみられたら「口内炎がたくさんできている。口内炎を伴う夏風邪が今流行っている」とのこと。熱は来週始めまで続くかもと言われ、その小児科に併設された病児保育園に予約の電話を入れる。セガレがアレルギー体質なことと口内炎を踏まえて、その病児保育園で使っている粉ミルクを分けられる。これで栄養を摂れということ。ミルクとして飲ませる他にミルク粥にしたりミルクゼリーにしたりしてみてとのこと。ゼラチンうちにあったような。処方箋もたくさん出た。飲ませるのは骨が折れる作業だが(二年間投薬し続けても慣れない)やるしかねぇ。
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2 コメント

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Unknown (かな)
2010-06-06 02:42:04
うちの会社(まあ私は派遣なので、厳密に言うと「うち」ではないけど)は育休後復帰する人が多く、働くお母さんをけっこうみてる。
正直にぶっちゃけると、ああ、遅刻か、休みか、とママさんたちに思うこともあるよ。
忙しいしね。
ケド、彼女たちのいたたまれないキモチもわかるよ。哀しい顔ですいませんと毎度言っていることとか、ほんとは残業できないのにギリギリまでして走って帰る姿とかみてるとね。
みんな本当は心の奥で理解してるはず。
誰にも母はいるんだもの。
母よ、がんばれー!
返信する
あらー、涙が出そうなほど嬉しいコメントありがあとう☆ (編集人)
2010-06-06 17:58:36
>かなちゃん
そうかー、職場に働くかあちゃん結構
いるのだね。そうかー。みんな頑張って
んだなぁ(涙)。
コメント書いてくれてありがとう。
励まされたよ☆
返信する

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