仁義なき戦い（1973年）

　深作オリジナル五部作の一番最初の作品。いつも借りられていてここ3週間は五部作の他のものから観ていた。やっとあった！五部作をwikiペディア先生で調べたら何とたった二年間の間に五作品撮っている。今の日本映画では考えられない速さでは？
　やっと観られた第一弾は、5作品の中で一番文太が出てきて話もまとまっていて観易かった。松方弘樹が格好良過ぎ！！！DVDを買うことを決める。本日はサントラと書籍を購入。着メロにしたい。「ダイナマイトどんどん」の文太が出入りをする際の着物が素敵で夏の終わりに「日本人はやっぱり和物！」と浴衣を着てみたけれど、文太であればどんなダサいスーツでも格好いいと認識したこの作品。文太がまだ組の下っぱで指を詰めたり親分の為に組長を殺したりするのも、五部作の他のものではないので見応えがあった。仁義なきシリーズのいいところは下っ端のチンピラたちの悲哀を描いているところ。だから予告に「青春群像劇」と出るんだろうな。
　辰っちゃんだけ、今の方が格好いいのはなぜ。辰っちゃんが自分の組長に「わしの目が黒い内は戦争起こさせませんけんの」と言って反旗を翻したのと、自分のおやっさんの不甲斐なさに怒って寝込みを襲った松方がすんげーーー格好よかった。男はあぁじゃなきゃねーーー。あんな男現存しないだろうなー。昔もいないんだろうけれども。

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　幼馴染が「東京出張行くはずが、北海道出張行ってきたよ。色々回ったけれど、いちばん印象的だったのはここ」と、網走刑務所の写真が送られてきた。文太もここに入っていたんだよ！！ちょっとアガッた。