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子供は親を選べない ~虐待の家に生まれて~

2019年11月10日 | Weblog
 今日はサイボウズの会社で「子供は親を選べない ~虐待の家に生まれて~」というお話会に参加。
同じ空間で、ずいぶん前に知った長谷川美祈氏の虐待の写真展も同時開催。長谷川氏もいらっしゃって
お話出来た。アウェア事務局長/エープラス代表の吉祥 眞佐緒氏の話も学びになった。質疑応答。
手を挙げた青年。遠くからでは分からない程度ではあるが、わたしは彼の後ろにいたから気づいた、
震えながら話していたのが印象的だった。

 サイボウズの社員が使えると思しきカフェ空間の素敵さ!そしてサイボウズさんは何でこういう
社会貢献的なことをなさっているの?素晴らしい。月末の「漂流妊婦」のお話会もばり気になる。

 お話会には元被害者とかそこからその周りで働いている人になった、とかの人意外に、
「どげんかせんといかん!」っていう気持ちのシニアがたくさんいらっしゃっていた。お孫ちゃんももう中学生で、みたいな方たち。
今までならそげん思わんやったろうけれど、占いを学んだわたしは違いますよ。
「こういうシニアも戦力」って思います。占い学んだばってんいっちょん占い出来るごとならん、
自主トレまったくしない自分。ただ、多面的に、球体的に人を見られるようにはなった。
これが一番の収穫。「おせっかい」が役に立つ分野じゃないかなぁ。死に至る虐待は統計的に約2%だと
要保護児童対策地域協議会の人の話で聴いた。では残りの98&を児相以外の人が担ってくれたら良い。
担ってくれて、その98%の人が2%へ移行しなければいい。そのためにシニアは戦力になるのではないかしら。

「何かが一本糸が切れたら自分もそっち側」って思わないのかな。福祉ってそんなに遠いところのことなのかな。
わたしだって人の心配ばかりするほど余裕はない。そんなご身分ではない。でも、今もどこかで
虐待されている母や子どものことを考えるって?「家に帰りたくない」って思う人のことを考える。
家に変な緊張感がある人のことを考える。自分も大なり小なりそういう体験をしたから。

 DVする側にリーチするのでは遅い。正しい知識を子どもに教えて、然るべき場所へ
相談したり電話したり、逃げて欲しい。家ではない安心できる場所があればいいのに。
「さとにきたらええやん」の里みたいな。行政ではないやつ。「家族だからOK]とか「親だから当たり前」とかない。


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