ひねもす日報

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迷産時代

2007年07月26日 | 本・映画
宇佐美游「迷産時代」を読む。

 宇佐美游って人の本は初めて読んだ。余り読んだことないけれど、
現代版林真理子?
作者紹介が「1962年青森県生まれ。モデル、商社、ネイルアー
ティスト等を経て、フリーライターとして女性誌等で活躍。小説新潮
長篇新人賞を受賞しデビュー」って。室井佑月も混ざっているか。

 林真理子の著作は2冊くらい読んだか。その女度数に目を背けたく
なった記憶がある。わたしは、女子学校出身で、思春期に女の嫌な部
分を掃いて捨てるほど見て育ったので、そういうのに敏感で、避けな
がら見ぬようにしつつ暮らしたいタイプ。
 なので、この「迷産時代」には参った。その女の嫌な部分の
オンパレード。でも、こういうのも現実なのだなと、考える材料は
貰えたか。
 短編集なので、1つだけ悪くない話が入っていたのも救われた。

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 我が家のベランダを開けると、近所の公園のベンチが見える。
そこにいつも誰か座っているかな?と見るのが楽しみ。
 子供連れママはほぼ座っておらず、おじ様ってのが多い。

 
 朝、工事現場の仕事が始まる前に、皆で乗り合わせた
車内で朝食を食べている兄ぃ達を見た。
「ホラ、お前、そこ、あるだろ。食わねぇのかよ」と、
窓から猫たちに御飯をあげている人がいた。
 猫は3,4匹、その車の周囲にいた。ちょっと良い光景だった。

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