ひねもす日報

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雄たけび

2010年03月04日 | Weblog
 意を決してセガレの予防接種へ行く。なぜここまで考えまくっていたかというと、近年わたし自身がインフルとおたふく風邪のワクチンを接種→数カ月後にかかったこと。ワクチンを打ったら絶対かからない!ということはないことは承知している。しかし二度続くと「わたしはワクチンに弱い体質なのか?だとしたらその子どものセガレもそういう体質かもしれない。ワクチンを打ったからその病気になるのだったらどうだろう?」と心配した。それと最初に受けたハンコ注射の予防接種の経過が悪かった。この二点によりずいぶん考えた。保育園入所に当たって、夫と改めて根を詰めてたくさん話し合った。そして、いくつか選んだものを受けさせることにした。

 緊張しながら病院へ入る。かかりつけの小児科は閉院したので初診の病院。そこの医師に今まで予防接種をしていないことを、今まで色々な小児科でされたように隠れキリシタンかA級戦犯か並みにハードに怒られ始めたので、前述の事情を話す。併せて経過の悪かったハンコ注射患部の写真も見せる。すると、「この子はアレルギー体質かも知れない。ワクチンというのは菌を身体に入れるということですから、(以下省略)ワクチンを打てる体質なのかを血液検査しましょう」と言ってくれる。今まで「打たないのはバカか」としか言われなかったので、この病院の対応に初めて納得できた。

 納得したはいいが、採血が鬼のように大変だった。「(女医)この子血管が細い!」。わたしもなんです…。「(女医)血管が出ないわー!!!」。わたしも…。看護婦さんとわたしでセガレをロックするも「(女医)この子、動くわー!表面が止まっていても筋肉が動いているから注射打てない!」。
そんな中やっとプスリと細い針を指すも血が出てこない。仕方なくそれを抜き、「(女医)太い針でやるわ!」。そしてまたみんなでガッチリ押さえて血管探しまくって太い針を刺す。どうにか血は出てくるものの牛歩以上にスロー。「(女医)遅過ぎるわ!」と注射をナースに渡して先生腕をもみまくる。その間セガレゴン泣き。

 セガレ泣き声の歴史の中で一番大泣きだったのは、生後半年くらいに便秘がひどくておばあちゃん医師にゴム手袋を渡され、ワセリンを塗ってセガレの穴ルに「第二関節まで指を突っ込んで!!」と言われたとき。あの時と並ぶくらいの断末魔の雄たけびを本日は聞きましたとさ。
 泣き疲れたセガレは帰路立ち寄ったセブンイレブンの床で眠り始め、寝入っていた。あー、変な汗かいた。
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