『知足日記』

『知足』とは、『生かされて、生きている』・『必要な物、必要な経験は与えられている』・『すべて必要。すべて良し』と知ること

慈悲の瞑想

2004-11-21 08:04:14 | Weblog
最近、「祈り」という行為の意味が少し分かってきました。
「祈り」は、実践した経験がないと、納得できないという気がしていますが、
ヴィパサナの瞑想会で教えて戴いた、「慈悲の瞑想」をご紹介します。

この瞑想法も、私たちの心の波動を、「善念で満たす」という行法なのだと理解しています。(^^;ゞ

『慈悲の冥想』(心の中で、ゆっくり唱えます)
 
 私が幸せでありますように
 私の悩み苦しみがなくなりますように
 私の願いごとが叶えられますように
 私に悟りの光が現れますように
 私が幸せでありますように

 私の親しい人々が幸せでありますように
 私の親しい人々の悩み苦しみがなくなりますように
 私の親しい人々の願いごとが叶えられますように
 私の親しい人々にも悟りの光が現れますように
 私の親しい人々が幸せでありますように

 生きとし生けるものが幸せでありますように
 生きとし生けるものの悩み苦しみがなくなりますように
 生きとし生けるものの願いごとが叶えられますように
 生きとし生けるものにも悟りの光が現れますように
 生きとし生けるものが幸せでありますように

 私の嫌いな人々も幸せでありますように
 私の嫌いな人々の悩み苦しみがなくなりますように
 私の嫌いな人々の願いごとが叶えられますように
 私の嫌いな人々にも悟りの光が現れますように

 私を嫌っている人々も幸せでありますように
 私を嫌っている人々の悩み苦しみがなくなりますように
 私を嫌っている人々の願いごとが叶えられますように
 私を嫌っている人々にも悟りの光が現れますように

 すべての衆生が幸せでありますように
  すべての衆生が幸せでありますように
  すべての衆生が幸せでありますように

これまでがワンセットですが、さらに続きがあります。
次は、自分が嫌いな人、苦手な人、気になっている人のことを思い浮かべ、「慈悲の冥想」をします。

★具体的な名前を入れます。
  ○○さんが幸せでありますように
 ○○さんの悩み苦しみがなくなりますように
 ○○さんの願いごとが叶えられますように
 ○○さんに悟りの光が現れますように
 ○○さんが幸せでありますように

今でも、この「慈悲の冥想」をします。効果があるように思います。
これを唱えると、穏やかな気持ちになれ、苦手な人、嫌いな人、ケンカの相手(笑)などに対する自分の態度が変わってくるように思うのです。

こちらが善念で、接するのですから、相手からも善念が帰ってくるように
思いますが、それは結果なので、あまり期待しないで良いようです。
自分の気持ちが穏やかになることが、なによりの癒しになります。(*^_^*)