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IFMSA合宿@TICO道場

2010年12月22日 | 地球市民教育
12月18日(土)~19日(日)、IFMSA(国際医学生連盟)の合宿がTICO道場で行われました!
今回の参加者は9名、うち3名は遠く北海道からの参加です。長旅、本当にご苦労様です

さて、今回の合宿では “TICOの活動紹介”、“ライフスキルのワークショップ”、“農業体験”の3つをTICOからご提供させて頂きました。
今回のメンバーは大半が国際協力のビギナーとのこと。
そのため、あまり難しすぎる内容を避け、国際協力入門としてワークショップが計画されました。

みなさん、ライフスキルってご存知でしょうか?
ライフスキルとは、“よりよい人生を生きるために必要な技術”。
そのスキルのひとつがコミュニケーションスキルなのですが、今回の合宿では、簡単なゲームを取り入れて、参加者により良いコミュニケーションについて考えてもらう時間をもちました。


<ワークショップでやったお絵かきゲーム>

その後はロールプレイの時間です
今回のこのロールプレイは、参加者が医学生ということから、「現地の人の立場になって考え、行動できる医療従事者に育ってほしい」という思いで企画されました。
<アフリカで医療を行う日本人医師>と<現地人の患者>という二役を、参加者にロールプレイで演じてもらいました。
ロールプレイは即興劇。演じる人によって台本は変わります。
参加者はその役柄になりきって、感情移入して真剣に演じます。


<ロールプレイの練習中。みなさん素晴らしい役者ぶり!>

支援の際には、その場所の社会的・文化的背景を汲みとり、様々な方向から対策をとる必要があります。
たとえば医師の場合なら、“医師がいない場所に日本人医師として行き、患者を治療する”という行為だけでは、病気は減りません。
患者が病気になる原因を解決したわけではないからです。
ではその原因を解決するために現地の人々と共に何ができるか、IFMSAのみなさんにはそんな事も考えられる医療従事者になって頂きたいな、と思います

今回の合宿は私にとって現役の大学生と接する久々の機会でしたが、志高い学生さん達に触れて、良い刺激を頂けました。
IFMSAのみなさんの今後の活躍に期待です

以下学生からの感想
「普段できない活動やワークショップで、とても楽しかった。また参加したいと思った。」
「色々な話を聞けた。また、それを聞いて感じることも多く、充実した合宿だった。」
「TICOの活動紹介やワークショップを通して、アフリカをより身近に感じ、これからの活動へのモチベーションが上がった。」


文責:事務局(滝川)

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