平成25年4月から徳島大学で開講している国際協力論
7月31日をもってあっという間に第11回目まで終了しました
それでは、今年度最後の授業をご紹介
7月3日は、鳴門教育大学へ研修で来られていた大洋州の理数科教員のみなさん
と国際協力論受講生との交流が行われました
始めに、研修員の方からそれぞれの国ついてご紹介いただきました
フィジー、パラオ、パプアニューギニア、バヌアツなどなど
パワーポイントに映し出される画像
はどれも行ってみたいものばかりでした
その後、グループに別れてディスカッションを行いました
なかなか英語でコミュニケーションを取るのは難しかったかもしれませんね
最後にみんなで踊って楽しいひとときを過ごすことができました

7月10日は東京から来ていただいた紛争予防センター理事長の瀬谷ルミ子さんにご講義いただきました。
瀬谷さんがこのお仕事に携わるきっかけになったのは、ある1枚の写真だそうです。
それは、難民キャンプで死にかけている母親のそばで泣いている子どもの写真でした。
その時、瀬谷さんは高校生でその写真をお菓子を食べながら見たそうで、「かわいそう」という感情よりも、
なぜ
自分は安全なところでお菓子を食べていて、この子の母親は死にかけているのだろうと強く思ったそうです。
平和=生きる選択肢、生き方の選択肢がある状態 と瀬谷さんはおっしゃいます。
改めて日本に暮らす私たちは平和なんだと感じた瞬間でした。
7月17日は鳴門教育大学の近森憲助教授に来ていただきました。
2006年よりアフガニスタン教師教育プロジェクト(基礎教育分野)に携わっておられ、これまで何度もアフガニスタンを訪れたそうです。
アフガニスタンと聞くと、なんだか紛争のイメージがありますが、実際、滞在中にミサイルや銃撃の音を聞いたことがあるそうです
教育支援は結果の見えにくい支援とも言えるかもしれません。しかし、これからのアフガニスタンを背負って立つ子どもたちへの教育は
アフガニスタンの平和へ向けて非常に大切なことだと思いました
7月24日はコペルニク事務局の天花寺宏美さんを東京よりお招きしました。
コペルニクは、ご想像通りコペルニクスからきており、なんでもポーランド語だそうです
そしてなぜコペルニクかというと、人々の考えを変えたからなんだそう
従来の国際協力の方法ではなく、今までと違う、人、モノ、金の流れを作り出し、いろいろな形で国際協力は出来ると天花寺さんはおっしゃいます。
これからの国際協力は特別なことではなく、いろいろな関わり方ができそうですね
そして、7月31日は饗場先生によるまとめの講義がありました。
なぜ、国際協力をするのか?という問に、受講生のみなさんそれぞれに答えを見つけることができたのではないでしょうか
そして、最後にスタディーツアーに参加した学生さん
インターンシップでアメリカのディズニーワールドで働いた学生さん
そしてTICOユース
から、それぞれに発表がありました
この国際協力論を通じて、これからの将来どこにいても、何をしていても国際協力が出来る可能性が広がったのではないでしょうか
今後のみなさんの活躍に期待しています
文責:事務局(近森)

7月31日をもってあっという間に第11回目まで終了しました

それでは、今年度最後の授業をご紹介

7月3日は、鳴門教育大学へ研修で来られていた大洋州の理数科教員のみなさん
と国際協力論受講生との交流が行われました
始めに、研修員の方からそれぞれの国ついてご紹介いただきました

パワーポイントに映し出される画像


その後、グループに別れてディスカッションを行いました


最後にみんなで踊って楽しいひとときを過ごすことができました



7月10日は東京から来ていただいた紛争予防センター理事長の瀬谷ルミ子さんにご講義いただきました。
瀬谷さんがこのお仕事に携わるきっかけになったのは、ある1枚の写真だそうです。
それは、難民キャンプで死にかけている母親のそばで泣いている子どもの写真でした。
その時、瀬谷さんは高校生でその写真をお菓子を食べながら見たそうで、「かわいそう」という感情よりも、
なぜ

平和=生きる選択肢、生き方の選択肢がある状態 と瀬谷さんはおっしゃいます。
改めて日本に暮らす私たちは平和なんだと感じた瞬間でした。
7月17日は鳴門教育大学の近森憲助教授に来ていただきました。
2006年よりアフガニスタン教師教育プロジェクト(基礎教育分野)に携わっておられ、これまで何度もアフガニスタンを訪れたそうです。
アフガニスタンと聞くと、なんだか紛争のイメージがありますが、実際、滞在中にミサイルや銃撃の音を聞いたことがあるそうです

教育支援は結果の見えにくい支援とも言えるかもしれません。しかし、これからのアフガニスタンを背負って立つ子どもたちへの教育は
アフガニスタンの平和へ向けて非常に大切なことだと思いました

7月24日はコペルニク事務局の天花寺宏美さんを東京よりお招きしました。
コペルニクは、ご想像通りコペルニクスからきており、なんでもポーランド語だそうです

そしてなぜコペルニクかというと、人々の考えを変えたからなんだそう
従来の国際協力の方法ではなく、今までと違う、人、モノ、金の流れを作り出し、いろいろな形で国際協力は出来ると天花寺さんはおっしゃいます。
これからの国際協力は特別なことではなく、いろいろな関わり方ができそうですね

そして、7月31日は饗場先生によるまとめの講義がありました。
なぜ、国際協力をするのか?という問に、受講生のみなさんそれぞれに答えを見つけることができたのではないでしょうか

そして、最後にスタディーツアーに参加した学生さん



から、それぞれに発表がありました

この国際協力論を通じて、これからの将来どこにいても、何をしていても国際協力が出来る可能性が広がったのではないでしょうか

今後のみなさんの活躍に期待しています

文責:事務局(近森)