ザンビア事務所の瀬戸口です
少し前になりますが、
6月8日と15日、ワールドカップ予選を観戦しました。
ザンビアのナショナルチームの愛称はチポロポロ。
銅の産出で有名なザンビアのチーム、ということでCopper Bullet(銅の弾丸)という意味です。
言葉の持つ意味とは裏腹に、かわいい響きですよね
1990年代、不慮の飛行機事故でサッカーチーム18名が亡くなってから
すっかり弱くなってしまったザンビアチームですが、
2012年のアフリカンカップ(アフコン)で見事に王者に返り咲き。 *記事の下の方をご覧ください。
しかしその興奮もつかの間、その後の試合では引き分けを大量生産し、
ザンビア市民をがっかりさせ続けてきました
ワールドカップに出場経験のないザンビア。
アフコン優勝チームが現役の今回を逃すと
もうチャンスがないかもしれないとはTICOのローカルスタッフの談。
これは気合をいれて応援せねば・・・!!!!
とチポロポロユニフォームを着て臨んだ8日は対レソト戦。
前半は0-0と振るわなかったものの、後半で4点を決め勝利
同じくバーで観戦していたザンビア人と喜びを分かち合い、楽しい夜になりました
よしよし、これは来週も期待できるぞ、と臨んだ15日は対スーダン戦。
前回同様、前半は0-0。
後半、やっとゴールが決まり、大盛り上がり
・・・しているうちにスーダンにゴールを決められ、まさかの同点
そしてズルズルと決め手にかけ、そのまま試合終了。
バーの雰囲気もどんより
というのも、次の試合相手は西アフリカの雄、ガーナ。
アフコンでは奇跡的に(といっては失礼なんでしょうが)勝利した相手ではあるものの、
波に乗りきれていないチポロポロが勝てる相手とは思えません。
ザンビア人も同じ気持ちのようで
もうワールドカップ出場は夢のまた夢となってしまったかのような雰囲気です。
ガーナ戦は9月の予定。
2カ月の間になんとか立てなおしをはかってもらいたいものです。
さて、「英雄の日に寄せて」というタイトル。
本日、7月1日はヒーローズデイ(Hero's Day)という国民の祝日にあたります。
もともとイギリスからの独立を勝ち取った戦士たちを讃えるための祝日で、
明日7月2日は「統一の日」(Unity Day)という国民の祝日。
ちなみに独立記念日は10月24日。
冒頭で述べた例の飛行機事故があってからは
この「英雄」に、その亡くなったナショナルチームメンバーも含まれるようになったそうで、
ザンビアという国にとってサッカーがどれくらい大きな位置を占めるのかがよく分かります。
*裸足でサッカー大会!
たとえ試合の日程を知らなくたって、その日になれば、
試合があることが分かるくらい盛り上がっちゃうんです。
だって道にはチポロポロユニフォーム着用人口が増え、
庶民の足 ミニバスにはザンビア国旗がたなびき、
スーパーにはチポロポロ応援ソングが大音量で流れるんですから、
気付かないわけがない。
外出してなければ気付かないのでは?、と思うかもしれませんが、
試合時間が近づくと近隣のあちこちでブブセラの音が聞こえるので
やっぱり分かってしまうのです。
今日はザンビアの歴史的なヒーローたちの活躍を忍びつつ、
再度、奇跡を起こしてガーナに打ち勝ち、第3次予選へと駒を進めることを祈りましょう。
がんばれ チポロポロ!!
文責:ザンビア事務所(瀬戸口)
少し前になりますが、
6月8日と15日、ワールドカップ予選を観戦しました。
ザンビアのナショナルチームの愛称はチポロポロ。
銅の産出で有名なザンビアのチーム、ということでCopper Bullet(銅の弾丸)という意味です。
言葉の持つ意味とは裏腹に、かわいい響きですよね
1990年代、不慮の飛行機事故でサッカーチーム18名が亡くなってから
すっかり弱くなってしまったザンビアチームですが、
2012年のアフリカンカップ(アフコン)で見事に王者に返り咲き。 *記事の下の方をご覧ください。
しかしその興奮もつかの間、その後の試合では引き分けを大量生産し、
ザンビア市民をがっかりさせ続けてきました
ワールドカップに出場経験のないザンビア。
アフコン優勝チームが現役の今回を逃すと
もうチャンスがないかもしれないとはTICOのローカルスタッフの談。
これは気合をいれて応援せねば・・・!!!!
とチポロポロユニフォームを着て臨んだ8日は対レソト戦。
前半は0-0と振るわなかったものの、後半で4点を決め勝利
同じくバーで観戦していたザンビア人と喜びを分かち合い、楽しい夜になりました
よしよし、これは来週も期待できるぞ、と臨んだ15日は対スーダン戦。
前回同様、前半は0-0。
後半、やっとゴールが決まり、大盛り上がり
・・・しているうちにスーダンにゴールを決められ、まさかの同点
そしてズルズルと決め手にかけ、そのまま試合終了。
バーの雰囲気もどんより
というのも、次の試合相手は西アフリカの雄、ガーナ。
アフコンでは奇跡的に(といっては失礼なんでしょうが)勝利した相手ではあるものの、
波に乗りきれていないチポロポロが勝てる相手とは思えません。
ザンビア人も同じ気持ちのようで
もうワールドカップ出場は夢のまた夢となってしまったかのような雰囲気です。
ガーナ戦は9月の予定。
2カ月の間になんとか立てなおしをはかってもらいたいものです。
さて、「英雄の日に寄せて」というタイトル。
本日、7月1日はヒーローズデイ(Hero's Day)という国民の祝日にあたります。
もともとイギリスからの独立を勝ち取った戦士たちを讃えるための祝日で、
明日7月2日は「統一の日」(Unity Day)という国民の祝日。
ちなみに独立記念日は10月24日。
冒頭で述べた例の飛行機事故があってからは
この「英雄」に、その亡くなったナショナルチームメンバーも含まれるようになったそうで、
ザンビアという国にとってサッカーがどれくらい大きな位置を占めるのかがよく分かります。
*裸足でサッカー大会!
たとえ試合の日程を知らなくたって、その日になれば、
試合があることが分かるくらい盛り上がっちゃうんです。
だって道にはチポロポロユニフォーム着用人口が増え、
庶民の足 ミニバスにはザンビア国旗がたなびき、
スーパーにはチポロポロ応援ソングが大音量で流れるんですから、
気付かないわけがない。
外出してなければ気付かないのでは?、と思うかもしれませんが、
試合時間が近づくと近隣のあちこちでブブセラの音が聞こえるので
やっぱり分かってしまうのです。
今日はザンビアの歴史的なヒーローたちの活躍を忍びつつ、
再度、奇跡を起こしてガーナに打ち勝ち、第3次予選へと駒を進めることを祈りましょう。
がんばれ チポロポロ!!
文責:ザンビア事務所(瀬戸口)