チビクロわ、読書しましたにゃ。
「光」三浦しをん 集英社


チビクロわ、
三浦しをんさんの本
全部読んでみようかなと思って
図書館の棚で目についた本を
手にとったのですにゃ。
淡々と描かれているから
どんどん読んでいきましたにゃ。
津波で他の人わ、全滅した島から
生き残った彼らの
その後の物語ですにゃ。
長編小説ですにゃ。
こちらの作品わ、
絶望、暴力が描かれていて、
救いがまったくありませんにゃ。
誰も幸せに、ならないのだ。
エンターテイメント系の
犯罪小説でわなく、
人間の暗闇を描いているですにゃ。
光わ、どこにもないし、
見つからないですにゃ。
津波を題材にしているのですが、
東日本大震災より以前に
書かれているのも、驚きですにゃ。
北海道でも大津波ありましたにゃ。
津波で襲われた時に、
彼らわ、
もう魂わ、死んでいたように
思うのですにゃ。
思い返せば、
くすっと笑える作品の中でも
時折、ぞっとするほど
冷たく、暗い、死の匂いを
感じることがある、
三浦しをん作品。
難しいテーマだけど、
よく書いた
異色の意欲作だと思いますにゃ。
作家の引き出しって、すごいにゃ。
今日もお読み頂き
ありがとうございますにゃ。