チビクロの美術さんぽ

ぬいぐるみの黒猫チビクロがお出かけしますにゃ。休みの日に美術館へ行って、絵を見るのが
楽しみなのですにゃ。

2014・10 総合文化展 トーハク 本館@ 上野公園

2014-10-23 21:00:00 | 美術館 博物館

チビクロは、上野にいますにゃ。
トーハクの総合文化展を
見るですにゃ。

チビクロは、
本館二階日本美術の展示が
大好きですにゃ。
今日も、
ステキな屏風絵見つけましたにゃ。



ちょっと寂しげな
秋の感じがよく
表されていると思うにゃ。
違うと思うけど
全体に金銀のはくが
散らしてあったのかにゃと
思うですにゃ。
今は色がなくなっているけど
もし、そうだったら
渋く、派手で
カッコイイと思ったのですにゃ。

白い菊の花弁は、
絵具が厚めに塗られていて
ぽってりしていて、
秋の風情を感じつつも、
地味に派手な感じで
美しいですにゃ。

チビクロ
この絵の中に入って
すすきの葉陰に隠れていたいと
思いますにゃ。


円山応挙 ですにゃ。

ふわふわ鳥さんが
舞っているみたいですにゃ。
三次元ですにゃ。


表情も愛らしいですにゃ。
応挙先生は、
動物好きだったかにゃ。




金屏風に、
晴れやかな
秋が描がかれてますにゃ。

土坡が丘のように
描かれているので
なんか
広々見えて
奥行きが感じられて
カッコイイですにゃ。



日本の秋って
ほんと
いいですにゃ。

よく見ると
小さな草花も
可愛く
描かれていますにゃ。


こちらの屏風絵も
人々の生活の様子が
描かれていて
良かったのですにゃ。

違うと思うけど
さっき三井記念美術館で
「東山御物の美」を見た時、
これに似た感じの
養蚕の屏風絵を
狩野派の人が描いたのを
見たですにゃ。
久隅さんは、
師匠が狩野派の時もあったから、
もしかしたらだけど
お手本が一緒だったのかにゃ。
考えるだけでも
楽しいですにゃ。



「東山御物の美」を見たので
ちょうど関係のある特集展示が
あるので、うれしいですにゃ。
ご興味のあるかたは、
合わせてご覧になると、
いいと思いますにゃ。

特集「唐物ってなに?」
トーハク本館特別二室

解説を引用しますにゃ。
「わが国では古くから、
中国舶来の文物に憧れを抱き、
求め続けてきました。
それらは、唐物と呼ばれ、
鎌倉・室町時代になると
将軍家や武家を中心に、
会所の飾り物として
珍重されます。」


「禾目天目」(のぎめてんもく)

禾目は、稲穂の先のとげとげの
ことを言うそうですにゃ。

解説を引用しますにゃ。
「将軍家のおすまいを
唐物で、どのように
お飾りするかをといた
マニュアル本」というご本が
こちらですにゃ。


「木葉天目」(このはてんもく)


信長!カッコイイですにゃ。

チビクロは、
今までお茶のお道具って、
見たことなかったので
模様のことを
「景色」っていうのも
新鮮に思えて、なんか
おもしろいですにゃ。


今日は、
2つの美術展を
はしごしちゃって、
しかも
それが、関連していたから
面白さ倍増でしたにゃ。
センスのいい展示
さすがトーハクさん。
いつもありがとうございますにゃ。

お庭の萩の花も咲きましたにゃ。

本日も
お読み頂き
ありがとうございますにゃ。