チビクロの美術さんぽ

ぬいぐるみの黒猫チビクロがお出かけしますにゃ。休みの日に美術館へ行って、絵を見るのが
楽しみなのですにゃ。

だまし絵 Bunkamura ザ・ミュージアム @渋谷・東急本店横

2014-09-17 23:00:00 | 美術館 博物館

チビクロは、でかけましたにゃ。

Bunkamura25周年特別企画
進化するだまし絵
Into the Future
2014年8月9日から10月5日まで




古典的な「だまし絵」から
現代の前衛的な作品まで
見ることができるのが、
今回の展示の特徴ですにゃ。

これから行かれる方は
ある作品について、
ネタバレご注意ですにゃ。

構成
プロローグ
1:トロンプルイユ
2:シャドウ、シルエット&ミラー・
イメージ
3:オプ・イリュージョン
4:アナモルフォーズ・メタモルフォーズ

チビクロ
前売り券を用意して、
この展覧会に行くのを
楽しみにしていましたですにゃ。

アルチンボルドの
「司書」さんにお会いしたかったのですにゃ。
美術のテレビ番組
「美の巨人たち」が、
まだ「エプソン」だった頃、
アルチンボルドの特集を
していたのですにゃ。
ずいぶん前のことに、
にゃるけど、おもしろいなと
思いましたにゃ。
その時に買った本も
まだ持ってるですにゃ。
ちょっとご紹介しますにゃ。



アルチンボルドは、
16世紀神聖ローマ皇帝に仕えた
宮廷画家でしたにゃ。

ご本に載っている作品は、
今回の展覧会には、
来ていなくて、
アルチンボルドの作品は、
二点いらっしゃいましたにゃ。

チビクロ気になった作品ですにゃ。
やっぱり、この二点は、
欠かせませんですにゃ。
1.ジュゼッぺ・アルチンボルド
「司書」
すごく、雰囲気がでていて、
おもしろいですにゃ。
モデルとされる人もいるそうですにゃ。
2.ジュゼッペ・アルチンボルド
「ソムリエ」

5.ゲオルグ・フレーゲル
「果物と花のある棚」

24.25.26
須田悦弘
「大山蓮華」
「雑草」
「葉」
最初のひとつの作品は、
パネルもあるし、
見つけられましたにゃ。
でも、残り二つは、なかなか
分からなくて、
ご案内の人に
訊いてしまいましたにゃ。
「あの…雑草が見つけられないのですにゃ…」
まさか、あんなところに
あるとは、まさに、トリック。
トリッキーで、
やられちゃいましたにゃ。
チビクロは、なんとなく、
案内の人の椅子の下にある
気がしていて、
そこばかり見ていましたにゃ。
雑草やお花そのものは、
かれんで、
でも、おかれた場所で
意外性のあるアートになるのですにゃ。
作家さんが、送っている
メッセージをうけとることが、
できるかどうかは、
見る人次第ですにゃ。
作品が持っている背景の
余白の感じは、
日本画が昔から持っている
ものと同じな気がしますにゃ。
日本の美を感じますにゃ。

27.レアンドロ・エルリッヒ
「ログ・キャビン」

28.田中偉一郎
「ストリート・デストロイヤー」

54.パトリック・ヒューズ
「広重とヒューズ」

79.デイヴッド・ホックニー
「大仏#8」
長方形の一枚に
おさまらない写真のおもしろさが
ありますにゃ。
強調したいところは、
細胞分裂みたいに増殖して、
時間の経過さえ
とりこめるですにゃ。
ホックニーオリジナルの
表現方法ですにゃ。

85.ヴィック・ムニーズ
「自画像
悲しすぎて話せない
バスヤンアデルによる」
悲しすぎると言ってるわりには、
それを構成しているのは、
小さなことだったりするのかにゃ。
クスっとする作品ですにゃ。

87.スティーヴ・バロン
a-ha「テイク・オン・ミー」
ミュージックビデオ
チビクロ
ビルボードチャートの番組で
見ていましたにゃ。
目が離せなくて、
ドキドキしましたにゃ。
なんと、
ニューヨーク近代美術館にも
収蔵されているとは、びっくり
ですにゃ。

今回、「だまし絵」というので
絵だけなのかなと、
思っていたのですが、
見るだけではなく、
体験することのできる
美術展覧会だったので、
チビクロ
楽しくだまされちゃいましたにゃ。
おもしろいし、
もっと美術が好きになる
おすすめ美術展ですにゃ。



ブログの先輩
どるち & えこう さん達が、
もう見ていて、
見所を教えてくれたので、
おもしろさが、
倍増ですにゃ。
いつもながら、
ありがとうございますにゃ。

今日もステキなアートに
出会えてうれしいチビクロですにゃ。


お読み頂きまして
ありがとうございますにゃ。