チビクロの美術さんぽ

ぬいぐるみの黒猫チビクロがお出かけしますにゃ。休みの日に美術館へ行って、絵を見るのが
楽しみなのですにゃ。

2014・9月 総合文化展本館その2 @トーハク上野公園

2014-09-16 20:00:00 | 美術館 博物館

チビクロは、
トーハク総合文化展に
来ていますにゃ。

本館一階 18室
近代の美術のお部屋ですにゃ。

コレクションの中より
季節にちなんだ作品を
セレクトして、展示して
いますにゃ。

秋は、四季の中で、
チビクロ一番好きな季節ですにゃ。
空は、キレイだし、
流れる雲も楽しいですにゃ。
絵の中に、月や秋の草などを
見ていると、
いい気持ちになりますにゃ。

チビクロが
気になった作品を
ご紹介しますにゃ。



月夜のすすき。
金のお月様に、
黒く描かれたすすき。
なんて、カッコイイのだろ?
リズムのある
構図なので、
すすきの原を歩いてるような
気持ちになりますにゃ。



誰も知らない山奥の川辺の風景。
日本の風景ですにゃ。
寂しい感じが
またひかれてしまいますにゃ。



チビクロ
何となく気になって
ウィキペディアでこの画家さんに
ついて、調べてみましたにゃ。
幕末から、明治期の南画家で、
弟子に、松林桂月がいましたにゃ。
今年、練馬区美術館で、
行われた松林桂月展に
行ったのでしたにゃ。
不思議なご縁を感じますにゃ。



制作に二年がかりと
解説にありますが、
絵の細部を見れば納得ですにゃ。
お着物の柄や畳の目が
すごいですにゃ。













ボタニカルアートかと思うような
緻密な植物の表現が、
すごいですにゃ。
また、構図も巧みで、
ついみいってしまいますにゃ。
これは、下絵ということですので
迎賓館に飾られた七宝焼を
見てみたいと、
思ったチビクロですにゃ。


いつも、
トーハクに来ると
閉館時間の五時まで
いてしまうのですにゃ。

今日もステキな作品と
出会えて、うれしい一日でしたにゃ。
ありがとうございますにゃ。