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チビクロの美術さんぽ

ぬいぐるみの黒猫チビクロがお出かけしますにゃ。休みの日に美術館へ行って、絵を見るのが
楽しみなのですにゃ。

「火星ダークバラード」上田早夕里

2020-06-24 20:00:00 | 2020読書
チビクロわ、読書しましたにゃ。

「火星ダークバラード」
上田早夕里
角川春樹事務所




マイブーム上田早夕里さん。
全部読まないことにわ、
気がすまないですにゃ。

小松左京賞を
受賞したデビュー作ですにゃ。

小松左京賞わ、SF小説家を志す人が
応募するらしいですにゃ。

チビクロの愛読書「虐殺器官」を書いた
伊藤計劃さんが、候補になったけど
受賞しなかった賞ですにゃ。
「虐殺器官」わ、チビクロが大好きな
アニメ「PSYCHO-PASS」の元ネタの
1つらしいですにゃ。

お話わ、
近未来の火星を舞台にした
刑事ものハードボイルドですにゃ。
あと、超能力少々。

テンポよいから、どんどん
読むことができて、
エンターテイメントとして
楽しむことができますにゃ。

文庫版わ、結末が
少し違うらしいですにゃ。
気になるですにゃ。

進め!読書マラソン!
どんどん読みますにゃ。

今日も、お読み頂き
ありがとうございますにゃ。




「渚にて」ネヴィル・シュート 創元SF文庫

2020-06-23 20:00:00 | 2020読書
チビクロわ、読書しましたにゃ。

「渚にて 人類最後の日」
ネヴィル・シュート
佐藤龍雄 訳
創元SF文庫 東京創元社



新型コロナのパンデミックが
世界中に広まって
悲観的になっている時に、
そうだ!
終末をテーマにした本を、ということで
選びましたにゃ。

核戦争で、人類滅亡のお話ですにゃ。

静かに淡々と、物語わ、
進んでいきますにゃ。

日常の大切さが
身にしみますにゃ。

今日もお読み頂き
ありがとうございますにゃ。

「ラ・パティスリー」上田早夕里

2020-06-22 20:00:00 | 2020読書
チビクロわ、読書しましたにゃ。

「ラ・パティスリー」
上田早夕里
角川春樹事務所


チビクロが
知っている上田早夕里さんわ、 
スゴイSF小説を書く人ですにゃ。
この前短編集を読んで、
知ったばかりですにゃ。 
運命の出会いですにゃ。

おもしろかったから、
片っ端から読んじゃおうと思って、
予備知識なしで、図書館の棚から
目についた本を手にとりましたにゃ。

えぇ、お菓子屋さん、
それも本格的フランス菓子店を
舞台にしたお話で、
近未来とかSFとか刑事わ、
でてこないですにゃ。

予想をいい意味で裏切り、
お菓子の専門的知識をぎゅっと
折り込みつつ、物語わ、
どんどんすすんでいきますにゃ。

後半から
ガラッと
サスペンス風味高めの
ミステリへと
雰囲気が変わるのが、
びっくりしましたにゃ。

読後感もすっきりで、
いい作品に出会えて
読書の時間を楽しみましたにゃ。

作者の圧倒的筆力に驚き、
他の作品も読もうと
新たに決心したチビクロでしたにゃ。

自由が丘のケーキやさん、
モンサンクレールの
辻口博啓さんを取材したそうですにゃ。

すごく、
ケーキ食べたくなりましたにゃ。

今日もお読み頂き
ありがとうございますにゃ。


「fIat」青桐ナツ 

2020-06-21 20:00:00 | 2020読書
チビクロわ、読書しましたにゃ。

「flat」青桐ナツ
マッグガーデン


引用ですにゃ。
「超マイペース高校生・平介。
そんな平介の不動の日常を
少し揺らしたのは、
従弟の超忍耐幼児・秋で…
新星が、贈る、ゆったり
ハートフルシリーズ。」

かわいい、ほのぼの系に、
やさしい、
せつない、きゅんとする感じが
あわさっているですにゃ。
まさに萌死にますにゃ。

この世界わ、漫画の表現でないと
味わえないと思うですにゃ。
絵、線、背景、記号、
ふきだしの活字のセリフ、
手書きのセリフ、
会話、回想、独白など
漫画ならでわの表現形式による
無限大の世界ですにゃ。

題名のflatわ、どういう意味かなと、
思っていたですにゃ。
2巻のカバーの下に
おまけの絵と
作者の言葉が、描かれているのを
発見しましたにゃ。
主人公の名前、性格的、
まんがのふんいき、
あとなんだか半音さがる感じなど
そうですにゃ。
なるほどですにゃ。

この前、ブログを見にお邪魔した先で、
おすすめされていたので、
某○mazonマーケットプレイスで、
ポチッとしてしまったですにゃ。
ああ、おそるべし、ポチッとな。

チビクロわ、とても
好きな作品ですにゃ。

ステキ作品に出会えて
ありがとうございますにゃ。

本日もお読み頂き
ありがとうございますにゃ。

「光」三浦しをん 

2020-06-18 20:00:00 | 2020読書
チビクロわ、読書しましたにゃ。

「光」三浦しをん 集英社




チビクロわ、
三浦しをんさんの本
全部読んでみようかなと思って
図書館の棚で目についた本を
手にとったのですにゃ。

淡々と描かれているから
どんどん読んでいきましたにゃ。

津波で他の人わ、全滅した島から
生き残った彼らの
その後の物語ですにゃ。
長編小説ですにゃ。

こちらの作品わ、
絶望、暴力が描かれていて、
救いがまったくありませんにゃ。
誰も幸せに、ならないのだ。
エンターテイメント系の
犯罪小説でわなく、
人間の暗闇を描いているですにゃ。
光わ、どこにもないし、
見つからないですにゃ。

津波を題材にしているのですが、
東日本大震災より以前に
書かれているのも、驚きですにゃ。
北海道でも大津波ありましたにゃ。

津波で襲われた時に、
彼らわ、
もう魂わ、死んでいたように
思うのですにゃ。

思い返せば、
くすっと笑える作品の中でも
時折、ぞっとするほど
冷たく、暗い、死の匂いを
感じることがある、
三浦しをん作品。

難しいテーマだけど、
よく書いた
異色の意欲作だと思いますにゃ。

作家の引き出しって、すごいにゃ。

今日もお読み頂き
ありがとうございますにゃ。