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チビクロの美術さんぽ

ぬいぐるみの黒猫チビクロがお出かけしますにゃ。休みの日に美術館へ行って、絵を見るのが
楽しみなのですにゃ。

「2016.7総合文化展 」トーハク@上野駅

2016-08-04 23:00:00 | 美術館 博物館
久し振りのトーハクわ、
このかたに
お会いすることから
はじまりましたにゃ。

菩薩立像

本当わ、もっとお美しいですにゃ。
スマホカメラわ、
便利なのだけどにゃ。

こんなことをいうと
怒られそうだけど、
しなやかさを感じる細身の体で、
そして、まっすぐな体に
少し腰をポーズした姿勢が
セクシーでびっくりした
ですにゃ。
そっか、菩薩さまわ、
若い男性だったのかにゃ。
全然違うと思うけど
ルネサンスの彫像を
イメージしたですにゃ。
ダビデ像とか。


衣装の布の表現が美しいのが、
際立ちますにゃ。
鎌倉時代作られた時わ、
どこに飾られていたのだろう?
来歴も気になるですにゃ。





表情や動きがコミカルに
感じたですにゃ。
えと、
日本の人でわないですよにゃ。
仏教に出てくる人かにゃ。

本物より、
ホンモノっぽいですにゃ。

強そうですにゃ。



枝のごつごつ感すごいですにゃ。



呉春って、気になる絵師だにゃ。


こっちわ、蕪村風。

こっちが、応挙風。





遠近感、画面の構図、
色彩のやわらかさ、
植物、動物のかわいらしさ、
どれをとっても
好きな一枚?ですにゃ。
あれ、掛け軸って、
なんとかぞえるのかにゃ。
うーん、勉強するですにゃ。

大好きな国芳
おさかなシリーズですにゃ。
カワイイですにゃ。
楽しくなるにゃ。



一階へ戻ったですにゃ。


素朴な佇まいの仏さまですにゃ。

今回初めて法隆寺宝物館へ
行ったのですが
腰掛けていて、
ムフフと考えてらっしゃるような
仏さまもいらして
また行ってみようと
おもっているですにゃ。






植物と動物(鳥)の組み合わせわ
大好きで、
じっくり見てしまうですにゃ。
本質的なものしか描かず、
そして空気感さえ
表してしまうですにゃ。
カッコイイですにゃ。
室町の水墨画を
おしえてくれたのわ、
ピーター・ドラッカーさんですにゃ。



左に寄せた構図が、
カッコイイですにゃ。
切れのある笹の葉ですにゃ。
絵師わ、右の余白に
何をみてたのだろかにゃ。




目付きの悪い鳥が
コミカルですにゃ。
絵付けの美しいおさらですにゃ。


今日わ久し振りのトーハクを
満喫することが
できて、
うれしかったですにゃ。
どうもありがとうございますにゃ。



本日もお読み頂き
ありがとうございますにゃ。

















「館蔵 夏の優品展 動物襲来」五島美術館 @大井町線 上野毛駅

2016-07-27 23:00:00 | 美術館 博物館
ステキスィーツを頂いた
チビクロわ、
お隣の上野毛駅へと
移動したですにゃ。

「館蔵 夏の優品展 動物襲来」 五島美術館




チビクロわ、美術品の中の動物たちに会いたくて
今日わ、こちらの美術館にきましたにゃ。

展示室1陸
    空

展示室2海・川


ちびくろ気になった作品ですにゃ。

2.猿図 僊可筆・「布袋和尚」一行書 雪村周継筆
謎の禅僧僊可のかわいいお顔のお猿さんと
旅する禅僧雪村のコラボレーションですにゃ。
ここにでてくるお猿さんが、美術館のグッズになっていてかわいいのですにゃ。
三幅対の作品ですが、はじめからかわ、不明なのですにゃ。

3.猿図 白隠慧鶴筆
「はくいん えかく」と読むですにゃ。
猿猴捉月(えんこうそくげつ)の画題ですにゃ。
ゆるく描かれた感じが幼いお猿さんのようで、かわいいですにゃ。

22.葡萄栗鼠図屏風 伝 宗湛筆
ブドウにリスわ、東洋美術で好まれたモチーフ。

28.赤本「ねずみ文七」
赤本とわ、草双紙と呼ばれるまんがみたいなものですにゃ。
物語がおもしろいにゃ。

39.はは鳥図 伝牧谿筆
3幅対の作品ですにゃ。
残りわ、MOA美術館と出光美術館にあるそうですにゃ。

41.鴨図 伝徽宗皇帝 筆
中国の宮廷画組織<画院>によるものですにゃ。
室町幕府足利将軍が、お持ちだった東山御物(ごもつ)ですにゃ。

50.四季花鳥図屏風 尾形乾山 筆
晩年81歳、光琳画を模写したですにゃ。
水辺、柳、白鷺。
風が吹いてきそうなすてき屏風ですにゃ。

51.柳桜 小林古径筆
桜にわ、小さく犬が、
柳にわ、サギが、それぞれ描かれており
日本画らしい情緒的な作品ですにゃ。
解説を引用しますにゃ。
「古典美を再発見し、単純な形態、平面的な色彩
厳しい筆線で、独自の画風に至った。」

57.
水禽埴輪
古墳時代の水鳥のはにわですにゃ。
全体像がそぼくで、おおらかな感じで
すごく印象に残ったですにゃ。
ユーモラスなんだにゃ。
先祖の御霊を運んだり、導いたりする
お仕事する鳥さんですにゃ。

68.鯉図屏風 高木古泉筆
鯉がいきいきしていて目をみはったですにゃ。
帰ってから調べたら、鯉を描くのが得意だそうですにゃ。
なんと、福田平八郎、堅山南風に師事したにゃ。

74.蟹譜七十五品図
博物画的な作品ですにゃ。
江戸時代の貴重な作品ですにゃ。
いろいろなポーズだから
なにか、サインが送られているようで
笑ったですにゃ。

75.?蝦図 斉白石筆
墨の濃淡で十五匹のエビが描かれていますにゃ。
ひげ、あしがユニークにみえるにゃ。

80.青花形替寄向付(古染付)景徳鎮窯
むこうづけ とわ、茶の湯の時のお食事の
お刺身などを盛り付ける器のことですにゃ。
形が、かわいくて気にいったですにゃ。


今回わ、お写真がなくて残念だけど、
いい作品に出会えたし、静かな時間を過ごせて
いい美術館めぐりができましたにゃ。
ありがとうございますにゃ。
東急沿線にわ、まだ行ってみたいケーキ屋さんあるし、
また訪れたい美術館ですにゃ。

本日もお読みいただきありがとうございますにゃ。


「西洋更紗 トワル・ド・ジュイ展」Bunkamuraザ・ミュージアム @渋谷駅

2016-07-18 23:00:00 | 美術館 博物館
チビクロわ、
東横線に乗って
渋谷駅に来たですにゃ。

今日わ、
とてもカワイイ展覧会ですにゃ。

「アントワネットも愛した
フランスの布
西洋更紗トワル・ド・ジュイ展」






構成
プロローグ:田園モティーフの源泉
第一章インド更紗の熱狂
第二章トワル・ド・ジュイの工場設立
第三章木版プリントに咲いた花園
第4章銅板プリントに広がる田園風景
エピローグ:受け継がれる西洋更紗の魅力

トワル・ド・ジュイとわ、
フランス語で、
ジュイの布という意味ですにゃ。
それわ、
18世紀にオーベルカンプさんが
ベルサイユの近くにある村
ジュイ=アン=ジョザスの工場で
つくったコットンプリントの布ですにゃ。

なんと、あのマリーアントワネットもジュイの布が好きで
ジュイの布で作ったドレスを
きていたそうですにゃ。
当時シルクでわなく
コットンで、
織でわなく、プリントの布で
高貴なお方が
ドレスを作るのわ、
革命的なことだったそうですにゃ。
それだけジュイの布が
センスよくて
魅力があったって
ことですにゃ。

木版プリントで作られた布にわ、
植物の花模様が
多く使われていますにゃ。
色わ、カラフルで、美しく、
うっとりしてしまうですにゃ。
当時盛んだった植物図譜など
ボタニカルアートの影響が
強くみられるようですにゃ。

銅板プリントわ、単色ですが、
より精密に田園風景が
描写されているものや
神話や歴史などのエピソードが
描かれているのですにゃ。

今回チビクロわ、
ポストカードを買ったんだけど、
それが、こちらの四枚ですにゃ。

<コクシグル>
解説によると
草花に擬態したかのような
不思議な動物たちですにゃ。
コクシグルとわ、
フランス語で
にわとり、コウノトリ、ツルを
組み合わせた想像上の鳥ですにゃ。


<マリーアントワネットの
ドレスの断片>
顔が、鳳凰みたいだと
思ったですにゃ。


ジャン=バティスト・ユエ原画
<アンゴラ猫>


ピーター・ウィリアム・ルムニエ
によるデザイン
<花のモティーフ>


展示の最後に
藤田嗣治の
少女の作品がありましたにゃ。
<猫を抱く少女>
出会えて
うれしかったですにゃ。
描かれている猫わ、
いつもやんちゃですにゃ。


こちらのお写真わ、
東急本店の
ディスプレイですにゃ。
四角く区切られた小さな空間に、
美術展の見どころを
ぎゅっとつめこんで、
教えてくれる
すてきディスプレイですにゃ。
いつもここで記念撮影するですにゃ。







文化村の入り口にわ、
美しい飾り方の
お花屋さんがあるですにゃ。

色わ、
濃淡でそろえられていて、
ショウケースが
まるで額縁のように
感じるですにゃ。
都会のお花屋さんって、
カッコイイですにゃ。




今日わ、
おしゃれなケーキ食べたし、
カワイイ布の世界を
知ることができたし、
ありがとうございました
ですにゃ。



本日もお読み頂き
ありがとうございますにゃ。



「国立西洋美術館 の 常設展」@上野駅

2016-06-28 21:00:00 | 美術館 博物館
チビクロわ、
上野公園にある
国立西洋美術館へ
向かいましたにゃ。


この前行ったカラヴァッジョ展で
もらったチケットで
鑑賞するですにゃ。

国立西洋美術館わ、
造船会社のお仕事で
財をなした
松方幸次郎という人物が
日本の若者たちが
ヨーロッパ絵画を
オリジナル作品をみることが
できるようにという思いで
コレクションしたものが
中心となっている
そうですにゃ。
ありがとですにゃ。
松方幸次郎さん。

今回チビクロが
気になった作品わ、
こちらですにゃ。

マリオット・ディ・ナルド
イタリア、1394-1424年に活動。
「聖ステパノ伝を表した
祭壇画プレデッラ」

この作品わ、
実わ、
フィレンツェ近郊の
サント・ステファーノ・イン・
パーネ聖堂にある礼拝堂に
飾られていたみたいですにゃ。


美術館の解説によると、
祭壇画というのわ、
祭壇の上ないし、
背後に置かれる絵画で、
中心にわ、聖人像や
聖なる図像が位置し、
周りにわ、小さい絵が
副次的な場面が描かれたそうですにゃ。
基台の張りだしの部分の
小さい場面を
プレデッラ と呼んでいる
そうですにゃ。

プレデッラでわない、
他の場所の場面のパネルわ、
アメリカのいろいろな美術館が
所蔵しているそうですにゃ。

この作品わ、
壁に囲まれた空間みたいな
感じの場所に展示されていて
礼拝堂の感じを
再現してるみたいで、
ちょっと、
おもしろい展示の仕方だなと、
いつも思っているのですにゃ。

いつか、
ヨーロッパの教会を
訪れて
今も、実際にお祈りに
使われているような
祭壇で、
昔からの絵を見ることが
できたら、いいですにゃ。
だから、
プレデッラ という言葉を
覚えておきたいですにゃ。

カルロ・ドルチ
「悲しみの聖母」

マリア様こんにちわですにゃ。
やはり、この方にわ、
ご挨拶するですにゃ。
この前
プロテスタントの
キリスト教にわ、マリア信仰わ
ないと知ったのですにゃ。
マリア様の美しさや優しさが
ぬいぐるみの黒猫
チビクロでも絵画の素晴らしさを
わからせてくれるですにゃ。



この絵を描いた画家
フランチェスコ・ボッティチーニわ、15世紀後半のフィレンツェで
活躍した画家で、
残っている作品わ、少ないけど、
フィレンツェの当時の作風が
表現されていると言われている
そうですにゃ。
チビクロわ、今年、
ボッティチェリ展見たから、
ちょっと作風が同じだなと、
思ったし、気になる作品だと
思ったのですにゃ。



実わ、チビクロわ、
フランドル絵画に興味が
あるですにゃ。
この作品わ、
子の方のブリューゲルで、
パパの描いた構図をもとに
大量のコピー作品を描いた
そうですにゃ。
人気の図柄だったみたいですにゃ。
オリジナルわ、
ブリュッセルの
ベルギー王立美術館に
所蔵されていますにゃ。

気になるのわ、
裏テーマなのですにゃ。
一見穏やかな冬の農村のひとときなんだけど、
実わ、橇遊びをしている
子供のそばにわ、
危険な氷の穴が
覗いてるし、
鳥たちがいる側にわ、
罠がしかけられているの
ですにゃ。
鳥たちわ、気づいていないし。
なんと、
この作品わ、
人生や運命の儚さに対する
警鐘が表されているのですにゃ。

ええー!の絵なのですにゃ。
西洋絵画の面白さって
こういうところですにゃ。
深読みとか、
時代とか
勉強すると、隠れてたことが
現れてくるところ。
にゃかにゃか
やるですにゃ。


これわ、チビクロが持っている
西美の図録ですにゃ。
おこづかいわ、
いつもピンチだから
図録って、
あまり買わないのだけど
美術館巡りを始めた頃
モネの絵の表紙に
ときめいて
購入したですにゃ。
なんか題名の文字とか
位置が、すごい美しくて
完成していると
表紙を見ると思うですにゃ。

館内にも、置かれているし
ミュージアムショップにも
あるので
ぜひご覧になってみてわ、
いかがですかにゃ。



今日もおいしいランチも
できたし、
素晴らしい絵画を見ることが
できて、
嬉しい1日でしたにゃ。
ありがとうございますにゃ。


本日もお読み頂き
ありがとうございますにゃ。










「近代の日本画展」五島美術館 @大井町線上野毛駅

2016-06-08 23:00:00 | 美術館 博物館
オシャレスィーツを
楽しんだチビクロわ、
お隣の上野毛駅へ
向かいましたにゃ。



五島美術館
東京都世田谷区上野毛3-9-25
東急大井町線上野毛駅より約5分






五島美術館わ、
東京急行電鉄の元会長五島慶太が
収集した日本・東洋の古美術品を
もとに設立された美術館ですにゃ。

常設展わなく、
展覧会ごとに、コレクションから
セレクトされて、展示されますにゃ。

今回の展覧会ですにゃ。
館蔵「近代の日本画展」
2016年5月14日-6月19日
チラシより引用しますにゃ。
「館蔵の近代日本画コレクション
から、(人物表現)を中心に、
横山大観、下村観山、川合玉堂、
上村松園、鏑木清方、松岡映丘、
安田 彦、前田青邨など、明治から昭和にかけての近代日本を代表
する画家の作品約40点を選び、
展観します。」

展示室1にわ、
今回わ、
肖像画がズラリですにゃ。
こんなにズラリするのわ、
なかなかないのでわ
ないでしょうかにゃ。

展示室2わ、
横山大観の作品ですにゃ。

本館わ、左右に展示室1,2があり、
中央から中庭へと
降りていくことが、
できますにゃ。
立派な日本庭園ですにゃ。



次回の展覧会わ、
「動物襲来」がテーマなので
来てみたいと思う
チビクロですにゃ。


帰りに立派な灯籠があり
ながめていたですにゃ。


チビクロわ、発見したですにゃ。
お猿さんですにゃ。
言わざる

見ざる

聞かざる

日光東照宮で有名な
お猿さんたちですにゃ。
孔子の論語の教えのひとつ
ていうことですにゃ。

前から気になっていた
五島美術館を
訪れることができて
ウレシイチビクロですにゃ。
素晴らしいコレクション
広い日本庭園の美しいみどりを
見ることができて、
ありがとうございますにゃ。


本日もお読み頂き
ありがとうございますにゃ。

こちらわ、
今回展示わ、なかったけど、
所蔵作品で、
好きな画家
小茂田青樹の作品
「緑雨」ですにゃ。

美しく描写されるバナナの葉。
雨の様子が六月という季節に
ぴたりだと思ったにゃ。