goo blog サービス終了のお知らせ 

チビクロの美術さんぽ

ぬいぐるみの黒猫チビクロがお出かけしますにゃ。休みの日に美術館へ行って、絵を見るのが
楽しみなのですにゃ。

「クラーナハ展」国立西洋美術館 @上野駅

2016-12-16 20:00:00 | 美術館 博物館
チビクロわ、
上野にきていますにゃ。

「クラーナハ展500年後の誘惑」
国立西洋美術館


構成
1.蛇の紋章とともに-
宮廷画家としてのクラーナハ

2.時代の相貌-
肖像画家としての
クラーナハ

3.グラフィズムの実験-
版画家としてのクラーナハ

4.時を越えるアンビヴァレンス-
裸体表現の諸相

5.誘惑する絵-
「女のちから」というテーマ系

6.宗教改革の「顔」たち-
ルターを越えて

チビクロが気になったのわ、
11ルーカス・クラーナハ(父)天使に囲まれた聖家族
(聖母伝を表わした祭壇画の左翼パネル)
12ルーカス・クラーナハ(父)天使に囲まれた聖家族
(聖母伝を表わした祭壇画の右翼パネル)
16世紀ごろの作品ですにゃ。
緻密に描かれている風景や足元の植物を見ると、
この時代ならでわの雰囲気を感じるですにゃ。
北方ルネサンスとよばれる絵わ、
イタリアルネサンスに比べると絵に華やかさや
人体の描写の正確さに欠けていると評されるかもだけど
なんか、魅力があって、見てしまうですにゃ。

18 聖カタリナの殉教
聖書の物語を題材にした絵ですにゃ。
昔の絵なのに、なぜSF的に見えるですにゃ。

46 ヴィーナス
薄いヴェールを持つヴィーナス。
イタリアの人とわ、また
違う官能ですにゃ。
78 ホロフェルネスの首を持つ
ユディト

冷たく美しく微笑むユディト。
怖い絵ですにゃ。
64 正義の寓意

どんなところに飾られいたのか、
しりたいですにゃ。

ちょっと怖い絵だけど、
なぜか知りたくなってしまう
そんなクラーナハの世界ですにゃ。
いち早く、工房を作り
弟子と共に作品を描いた
クラーナハですにゃ。
担当部位が
それぞれにあったというですにゃ。
足元の草花担当者わ、どんな人かにゃ?

この美術展覧会にあたって、
世界の名だたる美術館が協力してくれていて、名前を見てると
なんかうっとりしてくるチビクロですにゃ。
ウィーン美術史美術館、
アムステルダム国立美術館、
シュテーデル美術館、
ウフィツィ美術館、
メトロポリタン美術館他
行ってみたいですにゃ。

クラーナハの作品が
一堂に見ることができるのわ、
日本でわ、なかなか
貴重な機会なので
気になっているかたわ、
ご覧になってわ、
いかがでしょうかにゃ。

素晴らしい美術展覧会に
出会えてありがとうございますにゃ。


本日もお読み頂き
ありがとうございますにゃ。











「ゴッホとゴーギャン展」東京都美術館@上野駅

2016-12-14 21:00:00 | 美術館 博物館

チビクロわ、
今回おいてけぼりの
美術展覧会だったですにゃ。
チビクロなかの人が
ぼんやりして
忘れちゃったから
チビクロわ、
ぷんぷんだったのですにゃ。


「ゴッホとゴーギャン展」
東京都美術館





構成
第1章 近代絵画のパイオニア誕生
第2章 新しい絵画、新たな刺激と仲間との出会い
第3章 ポン=タヴェンのゴーギャン、アルルのファン・ゴッホ、そして共同生活へ
第4章 共同生活後のファン・ゴッホとゴーギャン
第5章 タヒチのゴーギャン

ポストカードを
おうちで、見たですにゃ。

紙袋のデザインカッコイイですにゃ。
手書き風の似顔絵もよしですにゃ。


こちらわ、ゴッホ<収穫>。
美しい空の色に目を奪われたにゃ。
全然違うと思うけど、
各色がまとまってるから、モンドリアンの色を分割した絵を
思い出したのですにゃ。


こちらも、ゴッホ<刈り入れをする人のいる麦畑>。
解説で見たけど、この絵の刈り入れの風景わ、ゴッホにとって
死のイメージなのだそうだにゃ。
秋の刈り入れって、豊穣とかのイメージなんだけど。
ゴッホならでわの、画面に強いゴッホのキャラクターをみるですにゃ。


ゴッホ<ゴーギャンの椅子>
ふたつの光で照らしたいのわ、
どんなものなのか?
ゴーギャンとゴッホの関係?
真実の芸術?
限定グッズのポムポムプリンにすごく
笑ったですにゃ。
買わなかったけど、うっかり買いそうになったにゃ。

果物と瓶を、こんな質感で描く画家わ、ゴッホしかいないにゃ。
ゴッホのもつキャラわ、すごいですにゃ。
籠に使われた温かみのある色がやさしいですにゃ。


ゴッホ<タマネギの皿のある静物>
穏やかで、あたたかな暮らしをイメージする作品ですにゃ。
ゴッホにもそういう時間を過ごす時間があったとしたら
それわ、うれしいことですにゃ。


ゴーギャン<家畜番の少女>
色わ、鮮やかなんだけど、
土の色というか、濁った色合いを感じるですにゃ。


どちらが好みかといえば、
ゴッホ派のチビクロですにゃ。
どこか透明感のある色、
ゴッホしか表せない色、描けないタッチ
自分さえも傷つけてしまう純粋性に惹かれるですにゃ。

いろんなところから来てくれてる絵に
この機会に会えたのわ、奇跡ですにゃ。

素晴らしい展覧会
ありがとうございますにゃ。

今日も
お読みいただきありがとうございますにゃ。






「宇宙と芸術展」森美術館@六本木駅

2016-11-08 23:00:00 | 美術館 博物館
おいしい台湾を味わった
チビクロわ、
横浜駅から東横線に
乗ったのですにゃ。
中目黒から日比谷線に乗り入れていて、六本木駅に行くのに、
便利ですにゃ。

今日の美術展覧会わ、
こちらですにゃ。
「宇宙と芸術展
かぐや姫、ダ・ヴィンチ、
チームラボ」



構成
SECTION1
人は、宇宙をどう見てきたか?
SECTION2
宇宙という時空間
SECTION3
新しい生命感-宇宙人はいるのか?
SECTION4
宇宙旅行と人間の未来

展示にわ、いろんなものが
あって、曼荼羅とか
隕石で作った刀とか
現代美術作品
映像があって、
やっぱり、宇宙と芸術だから、
斬新な切り口で
とらえているですにゃ。

チビクロわ、今回
初めて
チームラボの作品を
見るので、
とてもどきどきしていたのですが
なんと、機材のトラブルで
調整中になっていたのですにゃ。
あきらめて、帰る人もいたけど
チビクロわ、
この作品めあてだったから、
待つことにしたですにゃ。
なんとか、復旧して
見ることができたのですにゃ。


チームラボ
「追われるカラス、
追うカラスも追われるカラス、
そして、衝突して咲いていく-
Light in Space 2016」










チビクロわ、
音楽と映像があわさっていて、
浮遊感でめまいがしたですにゃ。
デジタルで、鮮やかなんだけど
どこか、日本を感じるのわ、
神話をもとにしているから
なのかにゃ。

デジタルインスタレーションて、
21世紀のアートの手段なんだと
思ったですにゃ。
紙に絵を描いたり
木を削って彫刻するのと
同じようになっていくかと
思うですにゃ。

これからも
チームラボの作品わ
ぜひみたいので
どんどん作品を発表して
もらいたいですにゃ。

展示期間わ、結構長いし、
興味のある方わ、
ご覧になってみてわ、
いかがでしょうにゃ。

ユニークな展覧会に行くことが
できてよかったし、
ありがとうございますにゃ。



本日もお読み頂き
ありがとうございますにゃ。





「木々との対話」東京都美術館 @上野駅

2016-10-02 23:00:00 | 美術館 博物館
チビクロわ、
東京都美術館で開催中の
こちらの美術展覧会に
きていますにゃ。

※この展覧会わ
終了していますにゃ。

「開館90周年記念展
木々との対話
再生をめぐる5つの風景」







構成

國安孝昌
須田悦弘
田窪恭治
土屋仁応
舟越桂

チビクロ今回初めて知った作家さんですにゃ。
土屋仁応 さん。
好きですにゃ。
今回お会いできて
うれしい作品ですにゃ。

<森>

カワイイお姿ながら、
仏像を思わせる神秘性ですにゃ。
展示の仕方も作品を
引き立たせていると
思ったですにゃ。

<小鹿>


<牡羊>








<縞猫>


<ユニコーン>


<鳳凰>


<竜>


作品に通じて感じるのわ、
無垢なかんじですにゃ。
カワイイところと
神々しさが、感じられますにゃ。
ずっと見ていたい作品たち
ですにゃ。
これからも注目していきたい
作家さんですにゃ。

田窪恭治

古い材料や金を使った作品が
なぜか、教会を連想しちゃって
不思議だったのですにゃ。

國安孝昌

タイルと木材を組み合わせた
作品ですにゃ。
会場の場所をフルに使った
大きさと、緻密さ、
怒涛のような素材感の作品わ、
オリジナルティに満ちていて、
建築なのか、アートなのか
驚いたのですにゃ。


須田悦弘さんの作品ですにゃ。
<バラ>


<ユリ>


アルプスの少女ハイジ っていう
アニメの中に、
岩山の高いところに
きれいな花が咲いていて
ハイジがキレイっていうから
ピーターがとりに行っちゃって
危ない!みたいな場面ですにゃ。

都会という森の中に
人知れず咲いている花という
イメージですかにゃ。

<雑草>





お次の作品わ、少し離れた所に
あるですにゃ。

<朝顔>


ホンモノそっくりな木彫りの
植物わ可憐だけど、
須田さんの作品を
見たことない人わ、
これってアートなの?って
思っちゃうかもしれない
トリッキーなセンスわ、
相変わらず
なんかニヤりと
しちゃうですにゃ。
自らの視点を
別の視点に切り換える
スィッチみたいですにゃ。
展示場所を見てから
作品の構想が始まるていう
唯一無二のアート。
今度見る時わ、
どんな風に
驚かされちゃうんだろにゃ。


田窪恭治


銀杏気になるにゃ。


もうひとつ
奥のお部屋にあるですにゃ。
<露草>

残念ながら
撮影わできないのですにゃ。
チビクロわ、
予習をしていったから
わりと、すぐわかったのだけど、
あんな場所に
あんなに小さいとわ、
びっくりしたですにゃ。


今回の展覧会わ、
展示数が
あまり多くないけど
見ごたえがある作品があって
おもしろい展覧会でしたにゃ。

木の素材わ
ぬくもりがあるし、
やさしいイメージがあるから
見落としていたけど
かつて、生きていたなにかで
今わ、生きてわ、いなくて、
それわ、死なのであって、
チビクロわ、死を見ている
ことになるのですにゃ。
それでも、死の後に
第二の生をうけている
木という素材わ、
なんというか
やさしい表情をもっているけど
強く、厳かで、
生命って、なんだろなと
考えたのですにゃ。

今日もすばらしいアートに
出会えて
ありがとうございますにゃ。


本日もお読み頂き
ありがとうございますにゃ。












「エミールガレ 展」サントリー美術館 @六本木駅

2016-08-31 21:00:00 | 美術館 博物館
もう半月ぐらい前のことに
なっちゃうけど
書くですにゃ。

チビクロわ、
六本木にいるですにゃ。

今日も、展覧会へ行くですにゃ。

「オルセー美術館特別協力
生誕170周年
エミールガレ 展」
この展覧会わ、
終了していますにゃ。




構成
1.ガレと祖国
2.ガレと異国
3.ガレと植物学
4.ガレと生物学
5.ガレと文学
エピローグ ガレと究極

チラシより。
19世紀から20世紀にかけて、
ヨーロッパを中心に
アールヌーヴォー
新しい芸術 の動きの中で
フランス東部ナンシーで
活躍したのが、
エミール・ガレですにゃ。

詩的で、幻想的、そして、
象徴的なガレの作品わ、
器であり、
テーブルであるけれど、
用途を保ちながら、
強いメッセージを
放っていると
言われていますにゃ。

こんなにたくさんの
エミール・ガレ作品を見るのわ、
初めてなのですにゃ。
見逃したけど、
東京都庭園美術館でも
今年ガレ展を
やっていたですにゃ。

ガラスというと、
透明、きらきらの
イメージだったけど
ガレの作品わ、
透明でなく
濁ったような色合いで
ニュアンスカラーで
雰囲気があるですにゃ。

チビクロ
気になった作品ですにゃ。
84.花器「紫陽花」
細長いひとつの器の中で
紫陽花ならでわのブルーの
濃淡が美しいですにゃ。

91.花器「カトレア」
解説より引用しますにゃ。
「正面にわ、
咲き誇る大輪のカトレア、
背面にわ、しおれたカトレア。
生と死わ、表裏一体で、
晩年に向けて主題は、
生と死へ向かっていった。」

97.花器「茄子」
植物の形をよくとらえている
ですにゃ。
105.パネル「枝垂海裳」
縦長のかたちが
掛け軸に似ているし、
サインが落款みたいでしたにゃ。
生地も模様のようで
美しいですにゃ。

162.脚付杯「蜻蛉」
蜻蛉にわ、どういう
意味があるのかにゃ。
チビクロわ、
虫がちょっとあれだから、
あんまり長い間わ
見ていられなかったですにゃ。
マーブルのような模様が
美しい脚ですにゃ。

暮らしを美しく彩った
アールヌーボーですにゃ。
これからも
気になるですにゃ。
美しく作品をみることが
できましたにゃ。
ありがとうございますにゃ。

今日わ、
お写真少なくなっちゃった
ですにゃ。

今日わ、夏休みだからか
どこも混んでいて
かんたんスィーツだったですにゃ。

レモン味のエクレアですにゃ。


本日もお読み頂き
ありがとうございますにゃ。