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チビクロの美術さんぽ

ぬいぐるみの黒猫チビクロがお出かけしますにゃ。休みの日に美術館へ行って、絵を見るのが
楽しみなのですにゃ。

「山本麻友香 展」ギャラリー椿 @京橋

2014-12-18 23:00:00 | アート

チビクロは、
有楽町駅で下車して
次の目的地京橋にある
ギャラリーで、初めての作品に
お会いするですにゃ。

「山本麻友香」展
ギャラリー椿
この展示は、終了していますにゃ。


ブログの先輩
どるち & えこう さんの
ブログで、この画家さんを
知って、見にいきたいなと
以前から思っていて
今回の個展を知って
うれしくなって、
飛んできた
ですにゃ。

作品をご紹介しますにゃ。

ギャラリーの方に
許可を頂き、
お写真を取らせて
頂きましたにゃ。

こちらの作品は、
倉庫から偶然出されたみたいで
名前は、分からないのですにゃ。
出会いですにゃ。

クリスマスツリーになっちゃった男の子なのか、
クリスマスツリーの妖精なのか
わからないけれど、
不思議な表情が、ひかれるのですにゃ。

「pink deer in the snow」


寒そうな景色と色の絵ですにゃ。
温度まで伝わってくる感じですにゃ。
緻密に描かれていて
かわいいだけじゃないですにゃ。



「snowy day」

チビクロもやってみたいですにゃ。

「Rockhopper Penguin」


「Atom」

瞳がアトムですにゃ。
東京グールの人を
連想してしまったですにゃ。

「少年ゴッホ」

痛々しくて、
チビクロは、
ドキッとしてしまいましたにゃ。

「big foot」


「cow」


「少年ロートレック」




他にも数点あったと思うけど
とりわすれたみたいですにゃ。


少年の目が
グレーっぽい感じだったり、
グリーンっぽい感じだったり
近づいてみると、
また印象が違う感じに思えるのですにゃ。

人なのかもしれないし、
よくできたサイボーグかも
しれない少年から、
感じるのは、
とても静かな感じ
ですにゃ。

うーむ、不穏な静けさ?

違うと思うけど、
なにかをうけいれている感じとも
いうか。
諦感?
許している?
じつは、
少年の姿をした聖人なの?
謎??

カワイイを引き立てる
余白の力も感じますにゃ。

画廊さんに置かれた冊子の中の
この作品もよかったですにゃ。

納得行かない少年を
諭している鹿さん?みたいに
思えるですにゃ。
藍色みたいな色にも
ひかれるのですにゃ。

実は、
ギャラリー椿さんには、
チビクロ来たことがあって
木村繁之さんという人の
版画作品を見に来たのですにゃ。
山本さんも版画をやってるので
不思議なつながりを
感じたチビクロですにゃ。

すごくひかれる作品ですし、
現代を感じるですにゃ。
これからも
注目の画家さんですにゃ。
ステキな画家さんに出会えて
感謝ですにゃ。




本日もお読み頂き
ありがとう
ございますにゃ。





「歌川広重トークイベント(集英社ハピプラアート)」@神保町駅

2014-12-04 20:30:00 | アート

チビクロは、出かけましたにゃ。



集英社のウェブサイト
「ハピプラアート」の
連載コラム

トークイベントに行って来ましたにゃ。

美術PRの
ウィンダムさんから
お知らせのメールがあったので
、応募してみたら、
行けることになったですにゃ。
ありがとですにゃ。

今回スゴイのは、
ボストン美術館
スポルディングコレクションの
超細密デジタル浮世絵画像を
見ながら、お話しを伺えること
ですにゃ。

スポルディングコレクション
とは、ボストンの大富豪
ウィリアム・スチュアートと
ジョン・テイラーの
スポルディング兄弟が
帝国ホテル設計で有名な
フランク・ロイド・ライトの
協力を得て、
明治末期から大正の頃に収集した
約6500枚のコレクションのこと
ですにゃ。
「世界でいちばん美しい浮世絵」
「浮世絵の正倉院」とも
呼ばれているそうですにゃ。

ボストン美術館に、
寄贈される時の条件が、
作品保護の為
一般公開をしないこと!だったので、約100年倉庫で
眠り続けていたコレクションですにゃ。
だから、保存状態がすばらしく
良くて、江戸の人達が見ていたのと、同じように
色や、細かいところまで
作品を楽しむことができますにゃ。

デジタル化するにあたって、
ボストンに住んでいる
大富豪の御夫人が
ボランティアで作業してくれた
そうですにゃ。
日米共同作業で
作品名、作者などを整理して、
丸五年間かかったそうですにゃ。

「浮世絵コードで、
江戸を読む」と
いうのは、
美術品としてではなく、
社会情報として
浮世絵を見ると、
分かってくることを
楽しもうということですにゃ。

描かれている事柄を
読んでいくと、
江戸時代の人々の暮らしや
経済や社会の仕組みが分かって
おもしろいのですにゃ。

コレクションの中から
10点ほどの作品について
おもしろおかしく
ご説明下さいましたにゃ。


こちらは、
「東海道五十三次日本橋」ですにゃ。
こちらの浮世絵からわかること。
1833年に制作。
七つだちの夜明け前。
まだ真っ暗なのですにゃ。
橋を渡ってくるのは、
大名行列で、
神田方面からくるので
神田方面に住んでるのは、
西国大名。
参勤(江戸に行く)交代(帰る)で、
3月4月は、帰る時期ですにゃ。
結構えらい大名さんだから、
行列も長くて、
通りすぎるまで
お時間がかかっちゃうんだって
ですにゃ。

左側に寄って
道をあけてるのは、
行商の人で
棒てんびんですにゃ。
魚やさんですにゃ。
どんなお魚がはいってるかと
いうと、
青い背中のお魚だから、
かつおですにゃ。
お魚と一緒に
まな板もはいってるので、
売りに行った先で、
注文に応じて、
さばいたりするですにゃ。

一人だけお品物が違う人が
いるですにゃ。
神田には、
青物市場があるですにゃ。
八百屋さんですにゃ。
大根、小松菜、ゴボウですにゃ。

橋の上にギボシ(玉ねぎみたいな
あれですにゃ。)が、のっているのは、お江戸の中では、
京橋と、日本橋だけだった
のですにゃ。
重要な橋のしるしですにゃ。

お写真はないですが、
「名所江戸百景 日本橋 雪晴」も
良かったですにゃ。
八人こぎの超高速船
オショロブネ。
(帰ってから調べたら
おしおくりぶね ともいうみたい
ですにゃ。)
雪景色が美しいですにゃ。
右端には、魚市場がみえて、
仲買が営業してるのが、
見えるですにゃ。
大きいお魚が、並んでいて、
マグロなんだって。
この頃から、食べられて
いたですにゃ。
日本橋は、
運河になっているから、
集積と販売が一体化している
効率的な経済活動の仕組みが
この絵から分かるのですにゃ。

浮世絵は、
現代でいうところの
カラー印刷で、
庶民が楽しむために、
作られていたというのが、
スゴイことですにゃ。

ほかにも
版木に桜の木が使われていて
木目が、
くっきり浮き出てたり、
絵を描く人と
彫る人と
刷る人と
版元さんの
スバラシイ連係プレー?で
作品が出来上がっているとか
いろいろなお話を
伺えて、
とても勉強になったし、
なにより
浮世絵のことが
分かって
楽しいお時間でしたにゃ。

集英社ハピプラアートさん
ウィンダムさん
楽しくて、ためになる
トークイベント
ありがとうございましたにゃ。

浮世絵がもっと
好きになったし、
江戸時代のこと
もっと知りたくなった
チビクロですにゃ。

ハピプラアートさんの
サイトは、美術の情報も
いっぱいだし、
これからは、
まめに
チェックしようと
思いますにゃ。


本日もお読み頂き
ありがとうございますにゃ。
















「せいのもとでlifescape展 SHlSElDO GALLERY@銀座」

2014-10-11 20:30:00 | アート

銀座ランチをした
チビクロは、
今日は、
もう1つ
見たいギャラリーが
あるのですにゃ。


「せいのもとでlifescape」展
SHlSElDOGALLERY
東京都中央区銀座8-8-3
東京銀座資生堂ビル地下一階
2014年9月5日~10月12日
入場無料


「せいのもとで」というのは、
今回ゲストキュレーターを
している須田悦弘が、
つけたタイトルで
「生の元手」=
「命の源」という意味をこめて
いるそうですにゃ。
資生堂の社名の由来でもある
「資生」という言葉を表した
展示なのですにゃ。

出品作家さんを
ご紹介しますにゃ。

草木染めの人間国宝
志村ふくみと洋子の親子。

京都 銀閣慈照寺の花方
珠寳(しゅほう)

乾燥させた植物を素材とする
彫刻家
クリスティアーネ・レーア

デジタルカウンターを用いて、
繰り返し生まれ変わる命を
表現する
宮島達男

繊細な木彫りの草花の
須田悦弘

「生命の尊さを卓抜な感性と
技術で表現する作家達」
チラシより引用しましたにゃ。

違うと思うけど
今回の展示を見て
思ったのですにゃ。
1つ1つの作品が
ステキなのは、もちろん
なのですが、
キュレーションによって
作品の良さや意味が
足し算でなくて、
かけ算になるなってこと
ですにゃ。
作品がそれぞれに作用しあって
見る人に影響するですにゃ。

チビクロ
どの作品も気に入ったけど
どれか1つといいますと
宮島達男さんの作品ですにゃ。
作品コンセプトですにゃ。
(それは変化し続ける、
それは、あらゆるものと
関係を結ぶ、
それは、永遠に続く)
「Changing Time with
Changing Self-Flower」
1つの命は、はかないですにゃ。
種として、続いていくことが
永遠の命ですにゃ。
宇宙ですにゃ。
まるで、作品の瞬きが
星みたいですにゃ。

ぬいぐるみの黒猫
チビクロさえも
詩人にしてしまうにゃ。
アートって、
魔法ですにゃ。

今日もステキなアートを見て
銀座ランチもできたし
うれしい1日でしたにゃ。
ありがとうございますにゃ。


見つけたですにゃ。

本日もお読み頂き
ありがとうございますにゃ。





「クラウド」レアンドロ・エルリッヒ 飯野ビルディング @霞ヶ関駅

2014-10-07 20:30:00 | アート

チビクロは、出かけましたにゃ。
東京は、あの官庁街が
あります霞ヶ関駅ですにゃ。


イイノホール&
カンファレンスセンター内
1階 パブリックアート
「クラウド」
レアンドロ・エルリッヒ

レアンドロさんは、
アルゼンチン
ブエノスアイレス生まれ。
金沢21世紀美術館の
《スイミングプール》で
知られている旬の
現代美術家さんですにゃ。

こんなに
大きい「クラウド」に
チビクロは、
びっくりしましたにゃ。



世代を超えて
愛される
現代美術作品ですにゃ。

国際的にも注目されている
アーティストの作品を
エントランスに飾る
カッコイイビルですにゃ。

素敵なアート
見せてくださいまして
ありがとうございます。




「ピエール ポラン デザインフォーエバー シャネルネクサスホール@有楽町駅」

2014-10-06 20:30:00 | アート

チビクロは、
銀座に来ていますにゃ。

午後から降りだした雨は、
夕方の銀座を
きらきらさせていますにゃ。

そんな中、銀座三丁目の交差点に
ひときわ目立つビルが
シャネル銀座ビルディングですにゃ。

「ピエールポランデザイン
フォーエバー」
中央区銀座3-5-3
シャネル銀座ビルディング四階
シャネルネクサスホール
この展示は、終了していますにゃ。

チラシより引用しますにゃ。
「ピエール ポランは、
デザイン界に新たな1ページを
書き加えたフランスを代表する
デサイナーです。
「リボンチェア」や
「タンチェア」など、
瞬く間にあたらしいデザインを
世に送り、世界中から評価されてきました。
日本で初めての開催となる
この度の展覧会は、
佐藤絵子によるキュレーションで
世界で活躍する
日本人建築家の坂 茂と、
照明デザイナー石井リーサ明理が
展示空間を手がける、
シャネルネクサスホールならではの、特別な企画となりました。
その一つ一つが美術品ともいえる
ピエール ポランの作品と
彼の詩的かつ造形的なセンスを
ユニークな演出で余すことなく
ご紹介いたします。
マテリアリズムとかけ離れた
「感覚に呼びかける」体験と
なることでしょう。」



ピエール ポランさんが、
デザインしたカッコイイ椅子が
またまたカッコイイ空間に
おかれていて、
見るだけではなく、
座ることも出来るのですにゃ。

チビクロ、今回初めて
ピエール ポランさんを
初めて知りましたですにゃ。

椅子の展示に
それぞれ
映像が見ることができるように
なっていて、
よりピエール ポラン さんを
知ることができましたにゃ。

その中に、
フランスの田舎地方の
映像がありましたにゃ。
空を映していて、
移り変わる自然の様子ですにゃ。
雨音や雷、虫の声、
鳥さんの歌う声が
とてもいい感じで
チビクロ
椅子に座って
ぼんやりしていましたにゃ。
こういう時間って
いいですにゃ。

「プシーキャットによる
ピエール ポラン」
ピエールさんが、飼っている
猫さんが、ピエールさんの
おうちについて
説明してくれますにゃ。
やっぱり、外国の猫さんなので
映像に字幕が入っているのですにゃ。

猫さんの説明が
おもしろいですにゃ。
「この皮 素敵」
皮のカッコイイ椅子に
ぐねぐねと体をすりつけていますにゃ。
「どう?わたし素敵かしら?」
カッコイイ椅子の上に
乗ってポージング。
「ううむ」
のびをしていますにゃ。

庭に住むコオロギのジミー君が
庭の彫刻について
教えてくれますにゃ。
敷地の庭で見付けた枯木に
美しさをみいだして、大切に
したお話。

ピエールさんは、
お仕事をする時
いつも考えていたことが
あるそうですにゃ。
「可能であれば
いささかの詩情」を帯びたものを
創ることを夢見ていたそうですにゃ。

ピエールさんは、
海岸で石や貝殻を
拾うことが好きだったと
奥様がおっしゃってましたにゃ。

ロマンチストだったのですにゃ。
カッコイイモダンデザインが
生まれるもとには、
繊細な情緒があったのですにゃ。

シャネルネクサスホールは、
入場無料ですし、
企画をチェックして
これからも
訪れたいなと思いましたですにゃ。

カッコイイデザインの椅子の
宝石箱みたいな展示でしたにゃ。

すてき展示を見せて
くださいまして
シャネルさん
ありがとうございますにゃ。

また、
いつもながら
ブログの先輩
どるち & えこう さん
すてきな展示の情報
ありがとうございますにゃ。

今日は、
たくさん美しいものに
触れることもできたし、
おいしいスィーツも
頂けたし、いい1日でしたにゃ。
ありがとうございますにゃ。



お読み頂き、
ありがとうございますにゃ。