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チビクロの美術さんぽ

ぬいぐるみの黒猫チビクロがお出かけしますにゃ。休みの日に美術館へ行って、絵を見るのが
楽しみなのですにゃ。

「茶の湯の床飾り」 出光美術館

2023-06-02 20:00:00 | 2023 美術館 博物館
チビクロわ、お出かけしましたにゃ。
今日わ、山手線わ、有楽町駅にある
美術館に行きましたにゃ。

※この展覧会わ、終了していますにゃ。
「茶の湯の床飾り 茶席を飾る書画 」
出光美術館

構成
第Ⅰ章床飾りのはじまり 唐絵と墨跡
第Ⅱ章茶の湯の広まり 一行書の登場
特集茶の湯と物語
第Ⅲ章近代数寄者の新たな趣向
第Ⅳ章煎茶の掛物

チビクロわ、恥ずかしながら
茶道の教養など全くありませんが、
やはり、日本の美といえば、
茶の湯ですにゃ。
やっぱり、
美しいものを見てみたいですにゃ。

中国から伝来して、日本の文化に
合わせて、独自の発展をしたといいますにゃ。お茶の道具として、1番わ、
掛物と言われる書や画で、重要視されたそうですにゃ。

今回、ボクわ、美術展のチラシに掲載されていた作品が、とても気になりましたにゃ。
平沙落雁図(へいさらくがんず)
牧谿 中国 南宋時代 重要文化財
東山御物(ひがしやまごもつ)
茶色の濃淡で描かれた画面、その濃淡わ、抽象的にすら感じますにゃ。
水辺の雁、隊列を組んで飛んでいく雁、
遠くに見える山、そして、大気といって
よいくらいの空気の感じが、
素晴らしい作品だと思いましたにゃ。
元々、大きい作品を足利義満が座敷飾りにするために断簡したそうですにゃ。
だから、小さい画面でも、スケールの
大きい感じがするのかもですにゃ。
全然違うかもだけど、ターナーみたい!
と思ったですにゃ。ボクわ、秋にある
ターナー展が楽しみなのでよけい
そう思うですにゃ。

八ツ橋図屏風 酒井抱一
金地に燕子花が群青と群緑で鮮烈に
描かれた作品ですにゃ。
尾形光琳に私淑した酒井抱一、同じ画題ですが、光琳の作品をよりシンプルにして、デザインしたような印象ですにゃ。この季節に鑑賞するのに、ピッタリですにゃ。

四季花木図屏風 鈴木其一
酒井抱一のお弟子さんですにゃ。
お花がたくさんの作品ですにゃ。
右隻牡丹、たんぽぽ、ぼけ。さくら草。
左隻菊、キキョウ、水仙。
デザイン的に、描かれた感じの植物、こういうのデフォルメされたっていうかにゃ。絵の中にわ、水を感じさせる流水紋が描かれていて、季節の巡りわ、水の流れでもあるにゃ、と思いましたにゃ。

素晴らしい作品との出会いに感謝ですにゃ。
チビクロもお抹茶で
おいしい和菓子頂きたいですにゃ。

記事の順番を、間違えていましたにゃ。

今日もお読み頂き
ありがとうございますにゃ。



「吹きガラス妙なるかたち、技の妙」サントリー美術館

2023-05-22 20:00:00 | 2023 美術館 博物館
チビクロわ、今日わ、東京地下鉄日比谷線六本木駅の六本木ミッドタウンにある美術館に行きますにゃ。

「吹きガラス妙なるかたち、技の妙」
サントリー美術館
六本木ミッドタウン内にある美術館の
入口ですにゃ。

構成
第Ⅰ章自然な曲線美 古代ローマの吹きガラス
第Ⅱ章ホットワークの魔法 ヨーロッパの吹きガラス
第Ⅲ章制約がもたらす情趣 東アジアの吹きガラス
第Ⅳ章今に連なる手仕事 近代日本の吹きガラス
第Ⅴ章広がる可能性 現代アートとしての吹きガラス

遺跡からでてきたお品ですにゃ。


船形水差
イタリア 16〜17世紀
10以上のパーツを、組み合わせながらも優美なデザインなのわ、職人たちの技ですにゃ。

ガラスを使った現代アートですにゃ。
Amorphous21-1 横山翔平


Amorphous22-5 横山翔平
まるで飴細工のようですにゃ。
作り手の動きと連動して生まれた形わ、
今にも、動き出しだしそうですにゃ。

紫色ちろり 桑名市博物館蔵

お酒を飲むための器、ちろりですにゃ。
形と色、共に美しいですにゃ。



江戸時代に作られたかき氷の器ですにゃ。




いつの時代も人々わ、
ガラスの美しさに魅了されて
ガラスを生活にとりいれてきたのですにゃ。

もしかしたら、ガラスって、壊れることもあるし、はかないから、より美しく感じるのかもですにゃ。

今日もお読み頂き
ありがとうございますにゃ。






国立西洋美術館「橋本コレクション展指輪よりどりみどり」&常設展

2023-05-18 20:00:00 | 2023 美術館 博物館
国立西洋美術館にわ、
橋本貫志氏寄贈の約870点の指輪を
所蔵していて、
橋本コレクションと呼ばれていますにゃ。

古いもの、新しいもの、いろんな地域、
形式や技法など、幅広く収集されているのが、特徴らしいですにゃ。

星型ダイヤモンドで装飾された金銀製リング「星が浦」18世紀
印象的なかたちですにゃ。
美しい青ですにゃ。

カルティエやブルガリといった有名店のものもありますにゃ。
うわっ、ピカピカしていて
まぶしいですにゃ。

小さくて美しいものを見る時わ、
息をつめてみてしまいますにゃ。
指輪にわ、意味が込められているのですにゃ。主に愛関係ですにゃ。
お花とか植物のデザインにもいいのが
いっぱいだったから、またコレクションを鑑賞したいですにゃ。


カルロ・ドルチ 悲しみの聖母
1655年頃
暗い背景に、浮かぶ聖母ですにゃ。
美しいラピスラズリのマントに
身を包むお姿ですにゃ。


内藤コレクションが2点展示されていましたにゃ。印刷が発明される前、
書物わ、大変な貴重品だったそうですにゃ。

1500年頃の時祷書ですにゃ。
南ネーデルラント地方のものですにゃ。
やさしい感じのお花たちにうっとりしますにゃ。

「受胎告知」の挿し絵ですにゃ。
フランスで描かれたそうですにゃ。
全面に細かな模様がちりばめられていますにゃ。美しい青と金色が美しいですにゃ。大切な場面ということが伝わってきますにゃ。

アクセリ・ガッレン=カッレラ
ケイテレ湖 1906年

2021年に収蔵された作品ですにゃ。
カッコイイ風景画だけど、フィンランド
フィンランドの民族叙事詩「カレワラ」が、イメージされていて、熱い愛国心が込められているらしいですにゃ。
北欧の絵って、なかなかとりあげられないから、他にも見てみたいですにゃ。

特別展のチケットで見ることのできる
常設展ですにゃ。国立西洋美術館にきたら、ぜひ常設展もご覧くださいですにゃ。

今日もお読み頂き
ありがとうございますにゃ。


「憧憬の地 ブルターニュ」国立西洋美術館

2023-05-08 20:00:00 | 2023 美術館 博物館
チビクロわ、出かけましたにゃ。
今日わ、山手線に乗って上野駅まで
きましたにゃ。

「憧憬の地 ブルターニュ 
モネ、ゴーガン、黒田清輝らが
見た異郷」
国立西洋美術館


フランス北西部、大西洋の半島
ブルターニュ地方わ、
その自然や多彩な文化で多くの芸術家を魅了してきたそうですにゃ。

展示作品の中にわ、撮影が許されているものもありましたにゃ。

気になった作品ですにゃ。

ウィリアム・ターナー ナント 
水面に映し出される豊かな色彩やほのかなかすみのような大気の表現がターナーらしい作品ですにゃ。ターナー独自の発色や表現が、すばらしいですにゃ。秋にある回顧展への期待が高まりましたにゃ。

クロード・モネ 嵐のベリール

荒れたお天気ですにゃ。波のしぶきと
雨粒、強い風の勢いが、画面から伝わってきますにゃ。
灰色のグラデーションが心をひきつけられますにゃ。

ベリールわ、変わりやすい天候だったので、連作で描かれたらしいですにゃ。

クロード・モネ 
ポール=ドモワの洞窟
強い日差しに青と緑に反射する色彩ゆたかな美しい海面ですにゃ。
細かな筆致が効果的に描かれていますにゃ。よく晴れているから、暑さも伝わってきそうですにゃ。

ポール・ゴーガン 
海辺に立つブルターニュの少女たち
野生と原始的なるものを探求したという
ポール・ゴーガンの作品ですにゃ。

ポール・セリュジェ
ブルターニュのアンヌ女公への礼賛
違うかもだけど、一角獣シリーズの
タペストリーみたいですにゃ。

久米桂一郎 林檎拾い
フランスで勉強した日本人作家の作品も多く展示されていましたにゃ。

お写真わ撮らなかったけど、他にも
素晴らしい作品が多く展示されていましたにゃ。
版画家アンリ・リヴィエールの
、浮世絵から影響をうけた
連作「ブルターニュ風景」も
よかったですにゃ。

ぜひ皆さまにも見ていただきたい展覧会ですにゃ。

チビクロわ、ブルターニュ展おみやげショップで、フランス産の塩キャラメルと
ガレットというフランスのクッキーを買って帰り、おうちでフランスのお味を
楽しみましたにゃ。

このあと、西洋美術館の常設展を鑑賞したですにゃ。


今日もお読み頂き
ありがとうございますにゃ。












「ルーヴル美術館展 愛を描く」国立新美術館

2023-04-26 20:00:00 | 2023 美術館 博物館
チビクロわ、出かけましたにゃ。
今日わ、地下鉄日比谷線六本木駅に
ある美術館へ行くですにゃ。

「ルーブル美術館展」新国立美術館

構成
プロローグ 愛の発明
Ⅰ愛の神のもとに 古代神話における欲望を描く
Ⅰ−1欲情 愛の眼差し
Ⅰ−2暴力と魔力 欲望の行為
Ⅰ−3死が二人を分かつまで 恋人たちの結末
Ⅱキリスト教の神のもとに
Ⅱ−1ローマの慈愛からキリスト教の慈愛へ
Ⅱ−2孝心・親子愛 聖家族にみる模範
Ⅱ−3犠牲に至る愛 キリストの犠牲と聖人の殉教
Ⅱ−4法悦に至る神への愛 マグダラのマリアの官能的・精神的な愛
Ⅲ人間のもとに 誘惑の時代
以下省略

会場わ、
いまだかつてないほどたくさんの天使と
ハダカの人の絵でいっぱいかもですにゃ。

天使たちわ、
ふわふわのむちむち?ですにゃ。

チビクロが気になった作品ですにゃ。
34.リオネッロ・スパーダ
放蕩息子の帰宅
父わ、息子を無償の愛で迎え、
息子わ、ごめんなさいという気持ちで
いっぱいの表情ですにゃ。
二人だけの構図に、暗い背景の中、
光があたり、
ドラマティックな演出ですにゃ。
放蕩息子わ、よく描かれるテーマなのだけど、今まで見た作品のなかでも息子が、若く美しい少年でしたにゃ。

35.サッソフェラート(本名ジョヴァンニ・バッティスタ・サルヴィ)
眠る幼子イエス
聖母子像わ、キリスト受難の暗示だそうですにゃ。金色に満ちた画面に青、白、赤の衣の表現が美しいですにゃ。
愛情に満ちたやさしげな母と子どもの絵という感じですにゃ。

こちらわ、撮影が許可された作品ですにゃ。
67.フランソワ・ジェラール
アモルとプシュケ または、
アモルの最初のキスを受けるプシュケ
写真でわよく見えないけど、足元に丁寧に描かれた草花が愛らしいですにゃ。

今回の作品展わ、裸体率が高くて
チビクロわ、目のやり場に困ったけど
素晴らしい作品との出会いに感謝ですにゃ。


今日もお読み頂き
ありがとうございますにゃ。