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鎌倉市・法華堂跡 「源頼朝墓」が壊される

2012年02月12日 | Weblog

(左)源頼朝の墓(多層塔)   (右)白旗神社

 2月11日昼過ぎ、神奈川県鎌倉市西御門2丁目、国指定史跡の法華堂跡で、源頼朝の墓塔の一部が壊された、との報道があった。
 墓塔は180cmの石塔(多層塔)で、上部相輪部分が倒され壊れた。また、隣にあった、石灯籠も倒された。さらに、源頼朝の墓の下、参道入り口にある白旗神社の狛犬2体も台座から落されており、1体は胴体部分で真っ二つに折れていたという。


 写真は、いずれも2005年11月に撮影のものであるが、この時の「源頼朝墓」の説明板が上写真である。
 このとき、国指定史跡「源頼朝墓」 (昭和2年6月14日文部省指定)となっているが、現在は、神奈川県生涯学習情報センターHPを参考にすると、2000年1月31日源頼朝墓と法華堂跡を統合し新たに指定、2006年7月28日北条義時墓を追加指定し名称変更とある。
 この頼朝の多層塔は、安永8年(1779)に第25代島津家当主・島津重豪が勝長寿院にあったものを移築して再興したものであるが、実は、平成元年にも何者かに破壊されてしまい、作り直したそうである。
 いずれにしても、残念というべきか困ったものである。

源頼朝の墓、壊される 男が墓塔上部を押し倒す? 鎌倉(朝日新聞) - goo ニュース
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