向日市埋蔵文化財センターは22日、3世紀後半の前方後方墳(全長約92m、後方部は3段構造で約50m四方)の元稲荷古墳(同市向日町北山)の発掘調査で、西側のくびれ部から出土した多数の葺石や盛土の状況から中山大塚古墳(天理市)や黒塚古墳(同市)などにみられる大和の大王級古墳と造り方が相似していることが分かったと発表した。
現地説明会は25日午前11時から開かれる。
[参考:京都新聞]
過去の関連ニュース・情報
2009.2.19 向日市・元稲荷古墳 後方部でも敷石が見つかり墳丘表面全体を石で覆う
2010.2.27 向日市・元稲荷古墳 葺石の構築方法に違い、複数の集団が関与か
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