縄文時代中・後期(約5000年前〜3800年前)の「デーノタメ遺跡」(北本市下石戸下)の出土品から、当時栽培されていたとみられる大豆の痕跡が県内で初めて見つかった。
「クルミ塚」から出土した土器の破片の表面に長径約1.2cm、短径約5mmの楕円球形の「圧痕」(植物の種や実を含んでいた小さな穴)があり、形状から大豆と分かった。
[参考:毎日新聞]
<北本のデーノタメ遺跡>県内初、縄文時代の大豆痕跡 栽培管理し品質向上 /埼玉
過去の関連ニュース・情報
デーノタメ遺跡
大豆
2016.9.3北本市・デーノタメ遺跡 縄文時代中期の関東地方最大級の環状集落
北本市下石戸下の「デーノタメ遺跡」で、縄文時代中期の集落が長径約210m、短径約140mの楕円形の規模で、関東地方最大級の環状集落と判明した。ドーナツ状に竪穴住居群、中央に広場があることが確認された。桶川市の直径約200mの環状集落を持つ高井遺跡などを上回る規模となった。
縄文後期の大規模集落(長径約170mの半円形)が東側に隣接していたことも新たに分かった。
[参考:2016.8.23埼玉新聞、産経新聞]
「クルミ塚」から出土した土器の破片の表面に長径約1.2cm、短径約5mmの楕円球形の「圧痕」(植物の種や実を含んでいた小さな穴)があり、形状から大豆と分かった。
[参考:毎日新聞]
<北本のデーノタメ遺跡>県内初、縄文時代の大豆痕跡 栽培管理し品質向上 /埼玉
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縄文後期の大規模集落(長径約170mの半円形)が東側に隣接していたことも新たに分かった。
[参考:2016.8.23埼玉新聞、産経新聞]