歴歩

歴歩 歴史は歩く。ゆっくりと歩く。それを追いかける。

宮崎市・生目古墳群1号墳 後円部で、斜面と平坦面を区画する石列を全国で初めて確認

2015年01月09日 | Weblog
 宮崎市教委は宮崎市跡江の国史跡・生目古墳群1号墳(4~5世紀)の3段構造の後円部で、斜面と平坦面を区画する石列が全国で初めて確認されたと発表した。
[参考:宮崎日日新聞]

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 生目古墳群1号墳後円部に階段状の葺石を発見
 生目古墳群1号墳(全長120mの前方後円墳、4世紀初頭)の後円部で、約20度の斜面を1mほどの間隔で平らな部分を作り積み上げ、葺石が階段状に積み上げられているのが見つかった。
 葺石は斜面を覆うように置かれるのが一般的で階段状のものは全国でも珍しい。

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香川県善通寺市・旧練兵場遺跡 弥生期の絵画土器

2015年01月09日 | Weblog
 香川県埋蔵文化財センターは8日、旧練兵場遺跡(善通寺市仙遊町)の出土品を整理していた中で、弥生時代中期後半(約2千年前)の建物が描かれた土器の破片が見つかったと発表した。
 土器の破片は2011年に5片見つかり、うち4つに絵が描かれており、組合せると縦約10㎝、横約11㎝(厚さ約1㎝)となる。大型の壺の一部とみられ、描かれた高床建物は物見櫓などとして使われた楼閣の可能性があるという。建物の壁には格子状の斜線があり、屋根に円状の飾りを四つ備えている。
 弥生時代の建物を描いた絵画土器は、奈良県を中心に全国で約70点出土しているが、県内では久米池南遺跡(高松市新田町、東山崎町)に次いで2点目となる。
 絵画土器は9日~3月31日まで、香川県埋蔵文化財センター(坂出市府中町)で公開する。
[参考:四国新聞、読売新聞]

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 旧練兵場遺跡
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