香川県埋蔵文化財センターは8日、旧練兵場遺跡(善通寺市仙遊町)の出土品を整理していた中で、弥生時代中期後半(約2千年前)の建物が描かれた土器の破片が見つかったと発表した。
土器の破片は2011年に5片見つかり、うち4つに絵が描かれており、組合せると縦約10㎝、横約11㎝(厚さ約1㎝)となる。大型の壺の一部とみられ、描かれた高床建物は物見櫓などとして使われた楼閣の可能性があるという。建物の壁には格子状の斜線があり、屋根に円状の飾りを四つ備えている。
弥生時代の建物を描いた絵画土器は、奈良県を中心に全国で約70点出土しているが、県内では久米池南遺跡(高松市新田町、東山崎町)に次いで2点目となる。
絵画土器は9日~3月31日まで、香川県埋蔵文化財センター(坂出市府中町)で公開する。
[参考:四国新聞、読売新聞]
過去の関連ニュース・情報
旧練兵場遺跡
土器の破片は2011年に5片見つかり、うち4つに絵が描かれており、組合せると縦約10㎝、横約11㎝(厚さ約1㎝)となる。大型の壺の一部とみられ、描かれた高床建物は物見櫓などとして使われた楼閣の可能性があるという。建物の壁には格子状の斜線があり、屋根に円状の飾りを四つ備えている。
弥生時代の建物を描いた絵画土器は、奈良県を中心に全国で約70点出土しているが、県内では久米池南遺跡(高松市新田町、東山崎町)に次いで2点目となる。
絵画土器は9日~3月31日まで、香川県埋蔵文化財センター(坂出市府中町)で公開する。
[参考:四国新聞、読売新聞]
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