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武蔵野市・井の頭池遺跡群 焼き鳥店「いせや総本店公園店」跡地から後期旧石器時代の「焼き場」が見つかる

2013年01月10日 | Weblog
武蔵野市・井の頭池遺跡群
 焼き鳥の「いせや総本店」(同市御殿山)には、ある時期、勤め先から近かったことから、ちょくちょく利用した。 井の頭池西端からやや北にある。 一方「いせや総本店公園店」(同市吉祥寺南町)が井の頭池中央から北岸側にあった。 昨年、7月8日より建て替えにより一時閉店となり工事が行われていた。 この跡地を発掘したら、なんと後期旧石器時代末期(約1万5千年前)の「焼き場」が見つかった。
 旧石器時代のものと考えられる拳大の石が集まっている「礫(れき)群」が4基発見された。 火を使った調理場だとみられる。 たき火で焼けたような石や炭化物も出土した。
 このほか、旧石器時代の石器や、中世の板碑など1千点を超える遺物や遺構が見つかったという。
 遺跡は調査後、埋め戻された。
[参考:朝日新聞]

いせや公園店、石器時代も焼き鳥? 跡地から「調理場」(朝日新聞) - goo ニュース
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