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徳島市・庄・蔵本遺跡 水田跡を新たに発見 全体で1万㎡以上

2013年01月11日 | Weblog
 徳島大埋蔵文化財調査室が10日、同大学蔵本キャンパス(徳島市蔵本町)にある庄・蔵本遺跡で、弥生時代前期(2600年前~2500年前)の水田約30枚が約2千㎡にわたって新たに見つかったと発表した。 今回の調査区域の南側と西側でも計約7千㎡の水田跡が見つかっており、未調査の区域も含めれば全体で1万㎡以上になるとみられ、弥生前期としては四国で最大の面積。 その後、洪水で埋没したとみられる。
 稲穂を刈った石包丁と石斧(せきふ)も出土した。 ともに、縄文時代の特徴がある打製石器だった。
 現地説明会が12日(土)午前10時から開かれる。
[参考:徳島新聞、毎日新聞]

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 庄・蔵本遺跡
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岡山市・千足古墳 直弧文が刻まれた埴輪片が出土 直弧文石障を初公開

2013年01月11日 | Weblog
1.直弧文が刻まれた埴輪片が出土
 岡山市北区新庄下の千足古墳(5世紀前半)の発掘調査で、新たに直弧文が刻まれた埴輪片が9日までに前方部西側の試掘溝で、墳丘上から転落したとみられる多数の埴輪に交じって見つかったことがわかった。
 埴輪片(縦16cm、横11cm)は、「靱形埴輪」の一部。 同古墳を陪塚とする造山古墳(同所)で採集されているほか、近畿地方の大型古墳を中心に出土例がある。 石室内だけでなく、墳丘上も邪気を払う古代文様で守られていたことが分かった。
 現地説明会が26日((土)午後1時半から開かれる。

2.直弧文石障を初公開
 千足古墳から取り出された石障が28日(月)から、保存措置先の岡山市埋蔵文化財センター(同市中区網浜)で初めて一般公開される。
 石障(高さ53cm、幅162cm、厚さ13cm)は九州産の砂岩製で、直弧文が浮き彫りされている。 2009年10月に石材表面の劣化と直弧文の剥落が判明したため、11年12月に搬出。同センターで保存措置を行ってきた。
 公開は2月9日まで(同3日は休館)の午前9時〜午後4時半。
[参考;山陽新聞]

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