歴歩

歴歩 歴史は歩く。ゆっくりと歩く。それを追いかける。

和歌山市・岩橋千塚前山A58号 隣の方墳と合わせて、ひとつの前方後円墳と判明

2011年04月26日 | Weblog
 県立紀伊風土記の丘(和歌山市岩橋)の発掘調査で、これまで径15mの円墳とされていた岩橋千塚古墳群前山A58号墳と隣にある方墳が、ひとつの前方後円墳(全長約20m、後円部直径14m)と判明した。
 前方部頂上周辺で、円筒埴輪や馬の埴輪が長方形を囲むように埋まり、後円部の斜面には、円筒埴輪が段状に巡らされていた。また、後円部の横穴式石室から須恵器や玉類の破片が出土した。
 古墳時代後期(6世紀前半)の築造と見られる。
 現地説明会が、29日の午前11時と午後1時に行われる。
[参考:読売新聞、紀伊風土記の丘HP]

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