ザ☆シュビドゥヴァーズの日記

中都会の片隅で活動する8~10人組コーラスグループ、ザ☆シュビドゥヴァーズの日常。
あと告知とか色々。

惰性力の有効活用

2018-12-03 17:33:06 | エス
 エスです。iPadを買い替えようと思ってから早半年、未だに同じものを使い続けています。

 皆さんはなんとなくの習慣で続けているものってありますか?
 私はふと読み始めたネットの小説を「あんま面白くねえなあ……」って思いながらもそのまま読み続けることがけっこうあります。面白くないなら読むのをやめればいいのに、布団に入った後とかになんとなく開いてちょっと読んで、みたいなのを繰り返しています。面白い小説は世にいくらでも溢れているのでその時間をそっちに費やした方がいいというのは分かっているのですが、習慣になっているとなかなかやめるのが難しい。そういった経験、皆さんにもありませんでしょうか。
 夜にお菓子を食べてしまったり、ついつい買い物にビールを足してしまったり、さっき閉じたばっかりのツイッターを開いてしまったり、そういった「メチャクチャ求めてるっていうわけでもないけど習慣的にしてしまうこと」これを惰性と呼びます。
 惰性のみで生活を構築してしまうと「人と水は低きに流れる」という言葉通り、無味乾燥で楽なだけの生活になってしまうものですが、これを逆手に取って生活を改善することができるんじゃないかと最近思っています。

 まず何か新しいことを始めようとするときに必要なのはやる気です。しかし、毎日毎日やることに対して毎回やる気を出すのは常人には不可能です。掃除、皿洗い、洗濯物の片づけ、こういった日常のこまごまとしたものをやるのにやる気を出しているとそれだけで疲れ切ってしまうでしょう。なので、特にやりたくないなあと思っていてもなんとなくでやれるよう、毎日ほんのちょっとだけやる、というのが効くんじゃないかと。なんとなく皿を洗って、なんとなく服や物を片付けて、と毎日やることによりやる気を出さなくても家がきれいになるだとか、筋トレをなんとなく続けることで体質が改善されたりだとか。ちょっとだけやるというのがミソで、ガッツリやるのはやる気も必要だし疲れるのでちょっとだけ、ちょっとしかやらないと決めてやることで逆にできるようになる、ということがあると思います。
 まあぶっちゃけた話習慣化は大事ですよみたいな話なんですが、なんかそれって意識高い感じがしてあんまり好きじゃないので、自分は『惰性力』と呼びたいです。惰性力は人間の持っている力の中で最も強い(当社調べ)ので、無理に逆らうよりかは惰性で自分の益になることを続けられるようにやってくのがいいんじゃないかなあと思うのです。

 なんか以前のブログでは「なんとなくでやってる習慣は無駄だからやめろ」的なことを書いたような気がするのですが、習慣ができてしまうのは人間の持つ惰性力が強すぎることに由来するので、まあうまくその力を有効に使っていきましょうという話でした。
 とりあえず自分は筋トレを惰性でやっていこうと思います。正しいやり方だとかそういうの考えて三日でやめるより適当でもずっと続ける方がマシなはず。ではでは。