シクロクロスで旅のレポート

ロードでもなくMTBでもなく、シクロクロスは「旅」のできる自転車です。そんなシクロで旅したレポートお届けします。

六甲山で大汗をかく(;^^) その1

2009-06-29 08:35:33 | 自転車百哩走大王
 昨日はバーテープ巻き直しの講習会のはずでしたが、11時には何故か六甲山頂におりましたです。なんでやぁ~(゜o゜) それでは少し時計の針を巻き戻してみましょう。

 6月26日金曜日、当日の記事をアップした後の朝8時33分、一通のメールが届きましたですよ。差出人は関西大王のD氏であります。内容は日曜日の講習会が講師の都合(どうやら遊びまくっているので奥さんに町内会の掃除にでるように厳命されたらしい)で日程変更、延期となった。ついては代替企画として「夙川~16号線~六甲山~裏六甲~有馬温泉~宝塚~武庫川CR~二号線~西宮北口を走る。ゆっくりマイペースで、楽しむ」という提案がついておりました。
 ちょっと待て、さらっと書いてあるけどこれって「六甲縦走」じゃないのか?だったら「ゆっくりマイペース」以外に走りようもないし、もう一つ言わせてもらうと「ゆっくりマイペースで、苦しむ」んじゃないのか?!さっそくお返事しましたよ。「二晩ほど考えさせて頂きます。」ってね。

 それで金曜日の夜には「んなもん行けるかい!」と思っておりましたのですが、土曜日にはちょっと別の考えが浮かんで来ましたですよ。何を考えたかといいますと、六甲山というのは「琵琶一」「淡一」と並んで関西を代表する名所ではあるわけです。近ごろ発売された『自転車人』09年夏号でも近畿を代表する峠トップ10に入るような名所でもあります(ちなみに「はらがたわ峠」も入選しておりました)。したがって関西に住んでいながら「六甲山ヒルクライムをしたことがない」というのは、サイクリストとしていかがなものか?まして僕は「坂嫌い」ですから、一人で、あるいは自主的に六甲山に行くという事はまずあり得ない。ならばここは仲間たちと行った方が良いのではないか?などという事を考えまして、結局昨日の日曜日には6時に起きて7時に家を出て、集合地点の阪急西宮北口駅南口に向かったわけであります。

 正直言って土曜日の夜に葛藤が無かったわけではないのでありますよ(^^) 何しろ六甲山です。標高931㍍の山頂のすぐ下を走っているのが16号線でありまして西宮の平野部から頂上までの距離は約11㌔。デジタルマップルの地勢図をみてもどう見たって激坂であります。果たして今の自分に登り切れるもんだろうか。ちなみに夏に入って体重が3㌔も増えてるし(;^^) ま、それでもどんな坂でも脚をつく事だけはしないという不思議な能力を持っていたりするもので、初めての峠でもなんとかなるという予想の下に参走を決めたのでありました。

 当日集まったメンバーは6名。峠大嫌いのN氏の姿はさすがにみえませんが、言い出しっぺの坂馬鹿D氏は当然として、常連のW氏、K氏、さらにH氏にS氏と僕石田という顔ぶれです。しかし、皆さんお好きですなぁ・・・(^^)。ま、とにかく出発です。