虹

　近畿地方も梅雨入りですが、そう言えば先週あたりから結構ぐずぐずした天気が続いてましたよね。そしてそれは金曜日の事でした。仕事がひけての帰り道、大阪城のお堀沿いに帰るのですが、その途中で女の子が空を見上げて携帯で何なら撮影をしようとしているらしい。「何が珍しいのかなぁ」と振返るとそこには虹が架かっていました。虹っていうのは珍しい事ではありませんが、見ることができると何だか嬉しい気分になりますよね。
　そんでもってふと心づいた事が。自転車の速度を上げて太陽と大阪城の本丸（天守閣）の間に移動してみる事にしました。大体虹っていう現象はそうそう長続きするもんじゃありません。せいぜい10分ぐらいでしょうか。なので虹の写真を撮るならそれを見た場所で撮らなきゃいけないのであります。が、自転車に乗っていたらもしかすると虹を撮影する場所を選べるんじゃなかろうかと思ったわけですよ。僕的には大阪城を跨いでかかる虹っていうのも絵になるんじゃなかろうかと思ったわけです。
　結論的に言うと、確かに大阪城を跨いでかかる虹を見ました。が、虹が大き過ぎて絵になりません（というよりは大阪城が小さ過ぎるんだなこりゃ）。ついでに言うと虹りの色彩があんまりにも薄いもんだから、携帯では撮影できませんでした（撮ったには撮ったんだけどね、ハッキリしないんだ虹）(;^^)
　大体デジタル画像って言うのは虹のような光学現象の撮影は苦手なのではないかと。銀塩カメラの方がいいかもしれませんな。そんな訳で画像はのっけられませんでしたが、記憶の中にはしっかり残っています。ま、それはとにかく、虹を撮るなら自転車に乗っているといろいろ便利だろうなと思いましたですよ(^^)