旧車レストア記録

老後の「暇潰し・ボケ防止」。

S600キャブのOH整備・・・・その4。

2012-07-11 17:43:09 | ホンダスポーツS800M

Cimg0612Cimg0613♯1」と「♯2」のキャブレターを連結します。

スロットルボデーをセットし、各2個(計4個)のナットにて固定されます。この時点で完全に「締付け無い事」。

Cimg0614Cimg0615

チョークシャフトを挿入し、スロットル系とチョーク系のリンケージを取り付ける、組み付け後「スロットル」と「チョーク」が軽く作動するか確認、問題無ければ、スロットルボデーのナット(4個)の増す締めを行う。

♯3」と「♯4」も同様に組みたてます。

Cimg0616Cimg0619

「ジェット」「ノズル」等部品等の組み込みです。

上記部品で極小孔の「詰まり」は洗浄液に浸すだけでは、除去出来ません・・・、キリ(ドリル)で貫通させる事は必至です。


S600キャブのOH整備・・・その3。

2012-07-10 17:19:38 | ホンダスポーツS800M

Cimg0604Cimg0608

全部「分解」致しました、「ブラスト処理」と「洗浄」の実施。

概ね「良好」なキャブレターでは有りますが、1ヶ所「ヘルサート処理」の不良有り、パッキン類は全て交換「要」。

Cimg0605 この部分の「ヘリサート」が「NG」、ヘリサート下孔のネジ立て不良、ネジ対策が出来ません・・・・・、さてどの様に対処しますか?。


S600キャブのOH整備・・・・その2。

2012-07-10 11:13:25 | ホンダスポーツS800M

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S600の分解を開始、まず、この部分から分解をします。

この「エヤークリーナーケース」はキャブレター本体の固定と「ブリーザー&給油通路」の役目を担って居ります。

このケースを分解、この「パッキン」は手作り品です、白〇印所が「完全に貫通」して居りません・・・「NG」です。

Cimg0591Cimg0592

更に、キャブ本体の固定用6mmボルト穴の「ヘリサート(白矢印)」の修正精度が「イマイチ」状態です。

ケースのブラスト後、パッキンの製作、オリジナル品より「切り込み」が多いかも知れませんが、極力不要な部分は切り取りました。

次回は「キャブ本体」に入ります。