てつまろの気儘な日常

日常生活での出来事や趣味のことなど気儘に書いております。
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選挙雑感

2016-06-29 22:00:00 | 日々雑感
梅雨時の選挙。前時代的な、相変わらずの候補者の名前を連呼する選挙戦が繰り広げられている。
各候補の主張?はそれほど変わらない、有権者が知りたいのは「どうやって?」という手段なのだが、どの候補もあまり触れないね。

前回の衆院選、政権党は「経済最優先!」と言いながら勝利したけれど、最優先であったはずの経済政策は後回し?集団自衛権を行使できるように安保関連法を改正するし、特定秘密保護法も施行された。拉致被害者の対応はどうなったのだろう。
結局、議席が欲しいがために、票が得られやすいコトバを連呼しただけだったんじゃないのだろうか。
上手く行かない経済対策に対しては「新しい判断」だってさ・・・。PDCAという概念がないのでしょうね。
消費税増税を先送りしたけれど、国債の償還を少しでも早くしないと、生産労働力が減少傾向なんだから近い将来破綻するぞ。
ひょっとしたら、マイナンバー制度で国民の資産情報を管理して、大災害か何かしらを契機に「緊急事態条項」を制定し、国民の資産を取り上げて借金を償還するんじゃないか?と勘ぐってしまう。今の国政は、報道機関へ無言の圧力を掛けているし、国民に対して「つべこべ言わず黙って納税」って感じだよね。

経済対策が上手く行かないのは、今までの政策がボディブローのように効いているからじゃないんだろうか。「地方創生」と言っているが、これまでの政策は「地方葬政」だよね。原発マネーや補助金でハコモノを作らせて、高速道で地方在住の人を街へ呼び寄せる(吸い上げる?)。地方の人口が減ったから議席も減る。そんな状態で「地方創生」なんて、結果が見えてるような。
弱者対策だって、2011年の東日本大震災、小谷村の地震と和歌山の豪雨災害、架設住宅はどうなった?コミュニティは元に戻ったのか。高齢者に3万円給付なんて、実質政権党による買収なんじゃないの?
議員の数は減らさずむしろ街の議席を増やし、議員報酬の総額を定額にして議員数で割るほうが、より国民の声を拾いやすいと思われるし、まさに「身を切る改革」なんでしょうが、誰も言わないよね。報酬も日給制にすれば、もっと議会の運営コストも下がるんでしょう。そうすれば、報酬目当てで議員になる人が減るんじゃないかしら。

さてさて、選挙の結果はいかに。