2024年を迎えました。
喪中のため、年始のお決まりの言葉、お祝いの箸や器も、しめ飾りや鏡餅、年賀状も、ありません。
しめやかな年の始まり。
お雑煮は食べました。
お椀やお箸は通常使いの。
優しいお出汁の香りが、私たちに幸せを運んできてくれました。
昼間は義実家で私の作ったお節料理を囲み、皆で新年のひと時を過ごして。
それなのに。
サッカー日本代表の強化試合を見終わって、そろそろお暇しようかと立ち上がった時でした。
テレビ画面が能登半島へと切り替わり。
2度目の揺れで、家屋が崩れ土煙が上がっているのがテレビ中継で確認でき、これはただ事ではないと思った瞬間、こちらにも揺れが伝わってきました。
一家が揃っていただけ不安が軽減しましたが、一旦揺れるとストーブを消したくらいで、なす術はなくただ柱に掴まっている事しかできません。
こんな大きな揺れは阪神大震災の時以来。
はるさんは人生初。
地震の恐ろしさを思い知った瞬間。
帰路は、とにかく橋は早く渡り切ってしまいたいと願うばかりの運転で。
複雑な思いの、元旦になってしまいました。