テトキチワールド

 松山在住のテトキチの食べたり、旅したりの記録。ときどき、シャム社長のおともをします。

ル・ミストラル~ホワイトアスパラを求めて③

2013-05-11 08:39:25 | フランス料理
 三番町にひっそりとある「ル・ミストラル」です。「みずほ銀行」の近くにあります。



 こじんまりとした、落ち着いたお店です。まずは赤ワインを。



 こちらのお店は1人でやっていて、しかも凝った料理だったりするので、出てくるのに時間がかかる傾向にあります。ということで、まずはすぐに出てくるであろうものを注文して、後はじっくり待つことに。オリーブのマリネ(500円)です。緑と黒のオリーブを混ぜているところがいいですね。



 パテ・ド・カンパーニャ(900円)。田舎風肉のパテとのこと。ちょっとモサッとした食感もあるのですが、肉の旨みが凝縮されている感じ。



 ウルメイワシのマリネとじゃがいも フルーツトマトのタプナード和え(1100円)です。ジャガイモの上にイワシがのせられています。ゆでて冷やされているじゃがいもは、サラダのように食べられます。イワシは臭みがぬけ、さっぱりと食べられます。



 さて、お目当てのオランダ産ホワイトアスパラと岩カキ サマートリュフ風味(1800円)。運ばれてくる途中から、トリュフの土の香りが漂います。バター系のソースの中に、やわらかくなったホワイトアスパラが置かれています。その上に岩ガキと、手がこんでいます。アスパラのこういう調理法もあるんですねえ。これでホワイトアスパラは、今年はおわりかな。



 最後にオーストラリア産仔羊のナヴァラン(2700円)です。ソースは、トマトと白ワインが基本になっているそうです。かぶ、そらまめ、えんどうまめが添えられています。羊肉はやわらかく煮込まれています。仔羊の煮込み料理って、松山では珍しいです。この日も大満足でした。
 


 さて、自称食べ歩きが趣味の超有名グルメブロガーが出した『勝手に松山グルメガイド』には、フランス料理店としては「シェ・アルブラン」が、唯一のおススメ店にをあげられています。この「ル・ミストラル」や「ル・トワ・ルージュ」「門田」「西屋」「フェ・ア・ラ・メゾン」「シェ・タチバナ」などがおススメ店から外れて、「シェ・アルブラン」がおススメされているのは、いかなる理由からなのであろう。「シェ・アルブラン」は、顧客管理がなされていないので再度に行っても1度目とまるっきり同じ料理が出てきました(おまかせコースしかない店で、これは大きな欠陥でしょう)。また1人でやっているので、料理と料理の間が異様に間延びします。サービスがいいわけではないのにサービス料10%が上乗せされます(だったら最初から定価に含めておけよ、と言いたいのは私だけでしょうか)。にもかかわらず、市内のフランス料理店の中から、「シェ・アルブラン」がイチ押しされるのはなぜだろうか。いったいどういう食べ歩きをしているのかねえ。


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2 コメント

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Unknown (イドラ)
2013-05-11 08:56:39
テロワールとかもいいですね
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テロワール (テトキチ)
2013-05-13 19:47:44
 テロワールは、カジュアルな感じで入りやすいですね。
三越の裏から移転したので、ちょっと行きにくくなってしまったのが残念です。
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