ちょっとはずした山形の旅⑤～山形市内の建築物と暖かいワンタンメン

　山形市内には、古い建築物が残っています。こちらの重厚な建物は旧県庁舎です。今は県郷土館となっています。重要文化財に指定されています。入館している時間的な余裕がありませんでしたが。



　同じく重要文化財に指定されている旧山形師範学校本館です。こちらはちょっと愛らしい感じがします。今は教育資料館になっています。




　こちらは明治末に建築されたといわれている聖ペテロ教会です。登録有形文化財です。



　登録有形文化財の旧市立第一小学校。アールデコ調のモダンなデザインです。山形のような田舎の小学校が、こんな建築だったんですね。今は、まなび館という交流施設になっています。これだけ建築物が残っているということは、松山と違って空襲の被害にあわなかったのかもしれません。



　映画フィルムをかたどったオブジェがあるのは、シネマ通りです。おそらく、昔は映画館が集中して建ちならび、興行街を形成していたのでしょう。今は、時代の流れ化、映画館らしきものは見当たりませんでした。



　山形市といえば、国際ドキュメンタリー映画祭を開催していますよね。電灯には、メガホンの意匠が。



　そのシネマ通りから、比較的近距離にあるのが「栄屋本店」です。



　店内は昔の食堂風。ちょうどお客が切れたときでしたが、後からまたどんどん入ってきました。



　品書きです。



　「分店」よりもラーメンの種類が豊富です。



　先ほどの「栄屋分店」で食べた冷しラーメンは、今ひとつだったので、こちらでは地元の人が食べていた暖かいのを注文しました。ワンタンメン（７５０円）です。スープをすすると、う～ん、やっぱり薄い。あっさりしすぎという感じです。ちょっとゴマ油の味がするのが不思議です。



　太めのストレート麺は、暖かい分、モチッとした感じなります。



　やっぱり、いちばんおいしいのは、このつるりんとしたワンタンかな。　



　全体としては、評判ほどおいしいとは思えませんでした。「本店」は、観光局の来訪が多いようで、「分店」とは異なって、来るお客さんは次々と冷しラーメンを注文していました。「本店」と「分店」で逆をやってしまったような気がしてなりませんでした。でも、いずれにせよ薄味だなあ。