テトキチワールド

 松山在住のテトキチの食べたり、旅したりの記録。ときどき、シャム社長のおともをします。

台湾パックツアー駆け足の旅④(台北)

2010-02-08 10:09:27 | 海外旅行
 昨日の世界戦は、盛りの過ぎた王者相手に亀田大毅が勝ちました。が、見所の少ない凡戦でしたね。レフェリーはホールディングの反則を厳しく取ることで、意図してかどうかはわかりかねますが、亀田有利の状況をつくりだしていました。それにしても、坂田ーデンカオセンー亀田(大)と移動したWBAフライも、ポンサクレックー内藤ー亀田(興)と移動したWBCフライも、ここ数年、タイトル戦にからんでいるのは、日本人とタイ人ばかりで、これでは世界タイトルなのか、東洋太平洋タイトルなのかわかったものではありません。亀田兄弟には、メキシコを始めとする中南米の強豪と試合をしてもらいたいものです。というようなことを、うすらボンヤリ考えながら歩いていたら危ない、朝の台北の街角です。オートバイの数がすごいですね。日本のように、道の端を通るなんてことはしません。横に並んで、抜きつ抜かれつしながら突っ走っていきます。



 台北の孔子廟の前にある見ざる・聞かざる・言わざるの三猿の像です。その横に、腕を後ろに回した猿がいます。ガイドさんは、「賄賂をもらわず」という説と、「さわらず。儒教の国だから、台湾は痴漢にきびしいね。ふっ、ふっ、ふっ」という話を両方して、結局どちらが本当か、わからずじまいで帰ってきてしまいました。



 孔子廟正門。門だけれども、正門から入れるのは孔子様だけということから、入り口はつくられていないとのことでした。まともなガイドもしてくれます。



 横の入り口から入場して、孔子廟へ。



 街で見かけた「情趣」の看板。日本語では「おもむき」とか「あじわい」という意味ですが、台湾ではアダルトショップのことだそうです。この手のネタが好きなガイドさんで勉強になりました。



 台湾旅行最後の観光・忠烈祠。日本の靖国神社にあたるものですね。1時間ごとにある衛兵の交代が観光の対象になっています。



 最後につれていかれた免税品屋の前のコンビニ。お正月用の商品の見本が店頭に展示されていました。もうすぐ春節です。



 自動ドアをはさんで反対側には、ニセモノ売りのおっさんがすわりこんでいました。免税品店の前なので、外国人をめあてに陣取っているのでしょう。経済発展を遂げた台湾にも、まだこの手の人がいるのですね。このオッサンにも、いい春節がくるといいです。



 台湾のコンビでは、たいていこの煮卵を売っています。屋台でもよく見かけるし、台湾人の好物なんでしょうね。中国の香辛料をつかって煮ているので、店内には八角っぽいにおいが充満しています。おでんとかを売っている日本のコンビにも、外国人には奇妙なにおいが充満していると感じられるのでしょうか。



 ツアー最後の昼食は、担仔麺です。具としてひき肉がのるところなど、名古屋の台湾ラーメンの原型でしょうね。ただし、辛くはありません。名古屋の台湾ラーメンは、誰かが一味工夫したのだと思います。



 一路、空港へ。桃園空港の中には、中国大陸からくるお客さん対象の意見箱が設置されていました。発展する中国から、観光客を呼び込みたいという意志を強く感じます。



 ということで、めまぐるしく動いた4日間も終わりました。食べまくって、ツアー同行者にあきれられたシャム社長はもとより、私まで食べすぎで3キロ太りました。これから痩せねば。