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テトキチワールド

 松山在住のテトキチの食べたり、旅したりの記録。ときどき、シャム社長のおともをします。

炎天下のSAGA③~小京都・小城と唐津のラーメン

2012-08-10 07:41:15 | 国内旅行ー九州・沖縄
 佐賀市から列車で10数分、佐賀の小京都と呼ばれる小城にちょっとだけ立ち寄りました。市内は、このような羊羹専門店がいっぱいです。誰が、あれだけの羊羹を買うのだろうか。小城市民は、チョコレートもポテトチップスもプリンも食べず、甘いものはひたすら羊羹を食べているのであろうか。いくら名物とはいえ、わざわざ小城まで市外から買いに来る人がどれだけいるのだろう。



 小京都という感じがする小城公園です。小城藩の時代からの桜の名所だそうです。照りつける陽射しに緑が生えます。



 明治の三筆に数えられる中林吾竹は、小城出身です。市内には、吾竹の記念碑があり、記念館も設置されています。さて、弘法大師の書を「クセ字」と評した自称書道の達人のシャム社長は、吾竹先生の書をどう評価するでしょうか。
 


 豪族の千葉氏は、名前のとおり関東の千葉が発祥の地です。その千葉氏の一支族が小城のあたりを拝領し、ここから九州一円に広がったのだそうです。そしてこのしょぼい石が、九州千葉氏の祖のお墓なんだそうです。



 ルーテル教会です。前に半円形に張り出した構造が建築的に面白いのだということで、カメラにおさめました。見てのとおり、教会が幼稚園を経営しているため、幼稚園の塀越しに、もろ不審者と化して撮影しました。案の定、保母さんに見とがめられました。



 ルーテル教会のオバサン保母さんから手配が回らないうちに、唐津に逃亡しました。



 唐津駅から西へ進むと、菜畑というところに着きます。ここに、日本最古の水田後の遺跡があったのだそうです。ということで、末露館という展示施設ができていました。



 内部には、水田関係の展示とともに、水田跡とは関係ないのにお約束の三角淵神獣鏡が。北部九州は、この手の展示物にこと欠かないようで、うらやましいかぎりです。



 末露館のある道沿いに、ラーメン店がありました。



 このぽつんと1軒あるお店が、唐津の有名店「一竜軒」です。



 席に座って注文すると、豆と紅ショウガをもってきてくれます。豆は、ビールを頼んだからついてきたのではありません。必ずサービス品として提供されるようです。ラーメンに豆がつくというお店は、生れて初めてだなあ。旅行をすると、「初めて」という出来事にでくわすので面白いですね。



 ラーメン(500円)です。けっこうこってり感のある濃いめの豚骨スープですので、豚骨好きには受けるでしょう。



 麺は、九州系では珍しい弾力のあるタイプの麺です。人気なのも、わかる気がします。



 もう1軒、同じ道沿いにある「むらまさ」へ。



 お店の扉をあけて中に入ると、いきなりこのお方の肖像写真がお出迎えです。お出迎えというには不似合いな、眼光鋭いこの人が、店主の師匠なのだそうです。



 師匠の座右の銘らしいのですが、男尊女卑の九州だから許されるもの、東京だったら「性別役割分業意識を助長する」と、コワいオバサンたちによって確実にやり玉にあげられます。



 ラーメンは、塩、しょうゆ、とんこつとあります。おススメとある塩ラーメン(600円)にしてみました。



 佐野が師匠というだけあって、雑味のないすっきりしたスープです。脂が浮いていてコクがないわけではありません。



 こちらの麺も弾力のあるシコシコの細麺です。



 お店の奥には製麺室がガラス張りであったから、自家製麺なんでしょうね。

炎天下のSAGA②~シシリアンライス

2012-08-07 08:06:11 | 国内旅行ー九州・沖縄
 佐賀県博物館・美術館です。



 ここには、日本の洋画確立期の巨匠・岡田三郎助のコレクションがあります。岡田画伯は、もちろんここ肥前の出身。



 そして折よく、幻の名画といわれていた『裸婦』が一般公開されていました。太っ腹なことに、撮影可です。そのうえ、アンケートに答えたら、「裸婦」のポストカードをもらえました。



 博物館の方には、北九州一円の博物館お得意の展示物である銅製品が、やっぱりあります。これらすべてあわせて、0円です。「テレビショッピング」なら、大興奮になるところです。



 隣県の長崎のトルコライスは有名ですが、最近、トルコライスに追いつけ追い越せと売出し中なのが、佐賀のシシリアンライスです。前に佐賀に来たときは、その存在に気がつかなかったくらいなのですが。



 そのシシリアンライスを出すお店「ドンキホーテ」に行くべく、白山名店街にやってまいりました。



 白山名店街を進んでいくと、このような看板にぶちあたります。そこを左折して狭い路地に入ります。



 すると、「ドンキホーテ」の看板が目に入ります。



 店内は照明が落ちていて薄暗く、昔ながらの喫茶店という風情です。



 シシリアンライス(クーポン使用5%引きで717円)を注文しました。



 これが初めて見るシシリアンライスです。ご飯にレタス、トマト、とうもろこしのサラダがかかります。



 サラダをかきわけると、しょうゆを基礎としたタレで味つけされた牛肉が姿を現します。焼肉丼の上にサラダがのっかったもの、と表現していいのかな。和風の味の肉と、シャキシャキ感のサラダがあわさって、変化に富んだ味わいになります。食べ始めると、それほど違和感は感じません。



 もう一軒、駅前の「西友」裏の「クレスト」へ。



 品書きを見ると、パスタ中心の簡便なイタリア料理店のようです。



 ここも照明が暗めで落ち着いた雰囲気のお店です。



 シシリアンライスの説明文です。



 そのシシリアンライス(830円)の登場。温玉がのるのが、「クレスト」の特徴です。



 温玉をわったところ。これが加わることでコクがですかな。喫茶店の「ドンキホーテ」よりも、ご飯の量もお肉の量も多いようです。お肉は、ちょっと甘めの醤油系のタレの味がしっかりついています。



 さて、このシシリアンライス、誰がどのような経緯で生み出し、なぜシシリアンライスと命名されたのでしょうか。肝心なことは、さっぱりわかりませんでした。

炎天下のSAGA①~吉野ヶ里と佐賀のラーメン

2012-08-06 10:43:55 | 国内旅行ー九州・沖縄
 SAGA佐賀にひさしぶりに行くことに。途中下車して、吉野ヶ里公園によってみました。発見された時は、「魏志倭人伝」の邪馬台国の記述と一致するような望楼跡があったりしたため、大騒ぎになった記憶があります。



 入園料400円也を支払って入場。集落の入り口には、木彫りの鳥が飾られていたとのことです。この文化は、朝鮮半島経由だそうです。



 環濠集落といわれるだけあって、集落は堀で囲われています。



 北が神聖な場所という中国の思想にもとづいてつくられている集落だそうです。そのため南に庶民の家があります。そして北内郭には、主祭殿があります。吉野ヶ里公園駅からも見える建築物がこれです。



 こちらは北墳丘墓です。高貴な身分の人たちの墓とのことです。吉野ヶ里公園はかなり広いうえに、陽射しを遮るものが何もないので、歩いて移動するとけっこう消耗します。この日は、35度を超える猛暑日だったのでたいへんです。



 こちらは市場の中心的な建物です。この炎天下、熱中症患者が出てもおかしくない観光施設でございました。



 そして佐賀へ。



 佐賀市内は数多くの恵比寿像があるのが特徴なのだそうです。こちらは、唐人町の唐人恵比寿です。顔のホリが深いですね。



 前に佐賀に来たときは、佐賀の名店と紹介されていた「一休軒」でラーメンを食べました。場所はうろ覚えだったのですが、たしか観光名所のすぐそばだったはず。記憶をたどって松原神社までやってきました。



 松原神社の鳥居の外には見覚えのある景色がありました。やはりここです。しかし、「一休軒」はやっている気配がありません。閉店したのでしょうか。有名店といえども、閉店するときは閉店するんですねえ。お盆も近づき、諸行無常の響き聞こえます。



 九州に来て、ラーメンを食べずに帰るのもなんなので、駅からまっすぐ南に向かって伸びるシンボルロード沿いの「かどや」に入ってみることに。予備知識なしに入店です。



 辛し味噌の入る赤、マー油をつかった黒、基本の白と3種類のラーメンがあります。初めてなので、いちばんふつうの白ラーメン(580円)にしてみました。



 「濃厚豚骨」とありましたが、豚骨スープが濃厚というよりも、タレの味が濃い感じがしました。そのため、はっきりした味のスープになっています。



 麺は細めのストレート麺で、コシがある、という九州系の本道です。



 基本だと思って白にしたのですが、そこに辛し味噌やマー油が加わる赤、黒も、値段は白と一緒です。それだったら、味の変化がたのしめる赤か黒にした方がよかったかなあ、と食べ始めてから思いました。ちょっと失敗したかなあと思いつつ食べすすみました。

街角の芸術~大分市編

2012-07-22 08:05:58 | 国内旅行ー九州・沖縄
 大分市内の芸術作品の数々です。まず、赤レンガ館の前にあった小さめの銅像が、「ラ・メール(海)」です。高田博厚氏の1962年の作品とありました。高田氏は著名な彫刻家で、多くの作品が各地の美術館に収蔵されています。



 存在感のある臀部です。足首が埋まっていますが、海に入っているということなのでしょうか。



 こちらは赤レンガ館の横にある「まち風まど」です。辻田隆子氏の作品。写真を撮ろうとしたら、近くの宝くじ売り場に宝くじを買いに来たおっさんに自転車を置かれてしまし、それが邪魔です。



 猫と同じ方向を見つめる女性です。たしかに猫って、窓から外を眺めるのが好きなようです。



 均整がとれた身体つきです。



 県庁の前に鎮座しているのは朝倉文夫氏の「みどりのかげ」。朝倉氏といえば、猫好きならば誰でも知っている「つるされた猫」の作者で、彫刻の大家です。実は大分県出身だったんですね。



 半分眠ったような表情。



 ちょっと浮き出た背骨の表現といい、なめらかな曲線の連続といい、さすが巨匠の作品です。



 こちらは平山史朗氏の「レオタードの女」。ちょっとずんぐりした体形です。



 中央通りを挟んで「ラ・メール(海)」の反対側に位置する「未央」。溝口寛氏の1984年の作品です。溝口氏は。竹田市出身とありました。



 表情はどこか物憂げ。



 大分駅の駅前には、山田良定氏の「湖の華」が置かれています



 顔が少年っぽく、中性的な魅力を持っています。



 こちらはオマケ。津久見駅の「なごり雪」の歌碑のとなりに存する「朝の願い」です。山本種彦氏の作品です。



 大分市の中心部は、妙に彫刻が多いなと感じました。実は、「彫刻を活かしたまちづくり」というのを推進しているとのことです。どおりで。

豪雨の大分へ⑤~りゅうきゅう丼・価格3倍の謎に挑む

2012-07-21 08:46:39 | 国内旅行ー九州・沖縄
 基本的に大分市の中心部は、見るべきものが少ない印象でした。その中で、こちらは大分銀行の赤レンガ館です。国の登録有形文化財のプレートがありました。東京駅と感じが似ていると思ったのですが、辰野式の建築物だそうです。



 府内城跡。櫓もコンクリート製です。
 


 府内城跡のすぐそばにあるあーとプラザです。3階で磯崎新氏の関連の展示がみれます。しかも無料。この建物自体磯崎氏の設計だそうです。



 磯崎氏の展示ですが、この物見の塔はつい最近水戸でみたものではないですか。磯崎氏の設計だったのか。だったら寄り道して、水戸芸術館の中に入ってみればよかったなあ。



 さて、「二代目与一」へ。



 大分名物のりゅうきゅう丼(1575円)を食べるために参上しました。しかし、なぜ豊後の国で、「ひゅうが」だったり「りゅうきゅう」だったりなのだろう。



 アジを特製のタレに一度つけこんで、それから酢飯の上にのせます。さらにネギ、ゴマなどがかけられます。酢飯を使っているんで、ちょっとかわったちらし寿司という感じになります。アジは、しこしこした食感がたのしめます。



 こちらは「食堂よっちゃん」。 



 このような品が用意されています。



 その中で、やはりりゅうきゅう丼を注文してみました。お値段は580円。



 「二代目与一」と「食堂よっちゃん」で、同じりゅうきゅう丼が片や1575円、もう一方は580円です。価格差3倍弱。なぜ、そんなに値段がちがうのだ、その謎に挑むぞ、と意気込んで頼んだのでした。



 りゅうきゅう丼がでてきて、値段の差が何に由来するのかすぐわかりました。用いられているお魚が違うのです。なんという魚を使っているのかは、聞きそびれましたが。アジと比べると、だいぶ柔らかな食感の魚でした。そして「食堂よっちゃん」では、酢飯ではなく、ふつうのご飯がつかわれており、ちょっと玉子の風味も感じるタレでした。



 最後に、評判がよさそうなラーメン店だった駅前の「ふくや」へ寄ってみました。



 ここも「能書きの多いラーメン店」でした。「呼び戻しスープ」ということで、久留米系のとんこつラーメンのようです。




 スープは、濃厚のように見えるけれど、意外と軽めであっさりしています。



 麺は中細のまっすぐな麺で、コシがしっかりしています。



 夜には、ようやく雨もおさまりました。