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file .250 Bob CERV【ボブ・サーヴ】

2008-05-13 | ABC
【ルームメイト】
Bob CERV

1951年、25歳の時に
ヤンキースでメジャーデビューを飾ったサーヴ。
55年に55試合の出場ながら打率.341を打つなど
そのセンスを随所に見せつけるが、なかなか出番に恵まれず、
56年オフ、アスレチックスにトレードされる。

新天地でレギュラーの座を獲得したサーヴは
57年、124試合で打率.272、11本塁打、44打点をマーク、
翌58年は数字を大幅に伸ばし、
打率.305、38本塁打、104打点。
MVPレースで、4位につける活躍を見せ、
キャリア唯一のオールスター出場も果たした。

59年、打率.285、20本塁打、87打点のサーヴ、
翌60年、シーズン途中でヤンクスへ出戻ったが、
61年は新球団のエンゼルスへエキスパンションドラフトで移籍。
初試合で本塁打を放つなど、18試合に出場するも、
5月にトレードで三たび、ヤンクスのユニホームに袖を通す事になった。

折しも、この年のヤンクスは、
ロジャー・マリスの『61』で盛り上がった年。
サーヴは、57試合に出場し
打率.271、6本塁打、20打点とまずまずの成績で
チームのリーグ優勝に貢献した。

結局、この後、
62年に移籍先のアストロズで現役を引退。

通算成績は、829試合で打率.276、105本塁打、374打点。

さて、サーヴといえば、
何と言っても、1961年に
ミッキー・マントル、ロジャー・マリスの2人と
ルームメイトだった事で知られている。
上記2人が、ルースのシーズン本塁打記録60超えを目指し
激しい火花を散らしたこの年、
サーヴは、常に彼らの傍らにおり、
2人を見ていたのであった。


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