GUMBO

.

file.142 Reggie SMITH【レジー・スミス】

2007-01-19 | STU
【30HRカルテットその三】
Reggie SMITH

1966年、レッドソックスでデビューしたスミス、
67年、15本塁打を放ち、レギュラーの座をつかむと
68年も15本塁打、ゴールド・グラブを受賞した。
68年、打率.309、25本塁打、93打点をマーク、
才能が開花すると、以降、71年の30本塁打を含む
6年連続の20本塁打以上を記録、
名選手カール・ヤストレムスキらと、
古豪レッドソックスの主軸打者として活躍する。

74年にカージナルスへ移籍、
この年、キャリア初の100打点をマーク。
リーグが変わっても、相変わらずの打撃を披露する。

76年、シーズン途中でドジャースへ移籍、
77年、32本塁打を放ち、『30本塁打カルテット』の一員となり
チームのリーグ優勝に貢献した。

81年はレギュラーシーズン、ポストシーズン
共に出場機会を大幅に減らすが
ドジャースは世界一に輝き、
スミスも勝利の美酒に酔う事が出来た。

結局、通算2020安打、1092打点、
スイッチ・ヒッターとしては4位にランクされる通算314本塁打を放ち、
オールスターには7度、出場した。

83年、日本のジャイアンツに入団。
二年間プレーし、打率.271、45本塁打、122打点の通算成績を残した。
ジャイアンツ史上最高の外国人選手であるウォーレン・クロマティも
メジャーリーグの大選手スミスには頭が上がらず、
『サー』と呼んで敬慕した。
ミーティング中など、態度の悪かったクロマティを
スミスが叱責した事もあるという。