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file.141 Steve GARVEY【スティーブ・ガービー】

2007-01-18 | GHI
【30HRカルテットその二】
Steve GARVEY

1968年、ドラフト1位でドジャースに入団、
69年に3試合出場すると、年々出場機会を増やし
サードからファーストへのコンバートをきっかけに
73年、打率.304、50打点でレギュラーの座を獲得する。

74年、打率.312、21本塁打、111打点の好成績、
チームのリーグ優勝に貢献しシーズンMVPを獲得。
また、この年のオールスターでは、投票用紙に
名前が無かったにも関わらず、
記名投票で出場権を得、試合でも
同点のタイムリーヒットを放つなど大活躍し、MVPを受賞、
一躍、スター選手の仲間入りを果たした。

以降も、77年から、80年まで4年連続で100打点以上をマークするなど
安定した勝負強いバッティングでチームを支え、
チーム随一の人気プレーヤーとして活躍した。

特に30ホーマー・カルテット入りの一員となった
77年は33本塁打、115打点と両部門ともにキャリア・ハイの数字を残し
翌78年も打率.316、21本塁打、113打点のクラッチヒッターぶりで
チームを2年連続リーグ優勝に導いている。

ストライキで110試合しか行われなかった1981年、
10本塁打、64打点の成績を残したガービーだったが
ポストシーズンで大爆発、ワールドシリーズでは
実に.417の高打率でチームを牽引し、
ドジャースのワールドシリーズ制覇に大きく貢献した。

83年からパドレスに在籍したガービー、
この年、1207試合連続出場を達成、
自身の野球人生に華を添えた。

新天地でも相変わらずの勝負強い打撃は変わらず、
84年には86打点をたたき出し
パドレスのリーグ優勝を牽引。
87年、通算2599安打、272本塁打、1308打点の数字を残し
現役を引退した。