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file.139 Don BAYLOR【ドン・ベイラー】

2007-01-15 | ABC
【死球王】
Don BAYLOR

1970年、オリオールズでデビュー、
72年には11本塁打、38打点、
73、74年と、徐々に出場機会を増やし、
75年、初の20本超えとなる25本塁打を放ち、76打点をマークした。
76年、アスレチックスへ移籍するも、打率.247、15本塁打と苦しみ、
打撃では苦しんだが、走塁面では52盗塁を記録、
俊足を見せつけた。

77年、エンゼルスに移籍し、25本塁打、75打点、
78年には、34本塁打、99打点と、ようやく
安定した打撃を見せるようになる。

76年の52盗塁が示す通り、俊足の持ち主で
72年から79年まで8年連続で20盗塁以上を記録した。
また、死球が多い事でも知られ、
通算267死球は、2005年にクレイグ・ビジオに抜かれるまで
メジャー最多記録であった。
86年には35個もの死球を受けている。

ベイラーのハイライトは1979年、
この年、36本塁打、139打点と、過去最高の数字を残し、
エンゼルス初の地区優勝に大きく貢献、
シーズンMVPと打点王に輝いた。

82年から86年まで5年連続で20本塁打、85打点以上をマーク、
キャリア19年で7度の地区優勝、3度のリーグ優勝、1度の世界一を経験、
特に86年からは、異なるチームで3年連続で
ワールド・シリーズに出場した。

88年、通算2135安打、338本塁打の数字を残し、現役を引退するが、
ロッキーズ、カブスと2球団で監督をつとめ、
ロッキーズを率いた95年、年間最優秀監督に選ばれている。