寮生 Dormitory Students

今野敏の『寮生』を読みました。
青春小説であり、推理小説で、青春学園ミステリーでした。
読みやすいですが、軽い小説でした。

舞台は函館、有名進学男子校の寮で、上級生が転落死事件が発生し・・・。
事故か自殺か、それとも殺人か・・・。
1年生の探偵団が謎を解くことに・・・。

寮生活、恋愛、音楽と、青春真っ只中の男子が主人公です。

読みやすくて、悪くは無いのですが、いかんせん軽い。
私の読後評価は、3☆です。



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橋を渡る Cross a bridge

吉田修一の『橋を渡る』を読みました。
この作家は、理由を上手く説明できないのですが、なぜか私が好きな作家のひとりです。
この作品は不思議な小説でした。

三篇の短編小説のように進み、次の短編小説で全てが結びつくようになっていました。

東京で暮らす人々が・・・。
2014年の出来事が・・・。
未来での世界に・・・。

訳の分からないストーりーです。
ええ・・、こんな話でいいの・・・という小説でした。
まあ、たまにはこれも良いかということで、私の読後評価は4☆とします。

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当確師 An Election Advisor

真山仁の『当確師』を読みました。
この作家は、経済小説を多く書かれており、私の好きな作家のひとりです。
今回は、選挙コンサルタントの話でした。

地方都市、大都市での選挙の話でした。

絶対的に、次の選挙に勝つだろうと思われている、現職の市長は・・・。
対抗馬として、誰が選挙に出るのか・・・。
選挙の駆け引き、謀略・・・。
選挙という壮大な人間喜劇は・・・。
日本の民主主義の未来は・・・。

読みやすく、話の展開もスムーズで早い。
私の読後評価は、良い4☆です。
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葛城氏 A Katsuragi family

今日は、「歴史のロマン」の講義を受講しました。
狩野先生から、古代の「葛城氏」について、学びました。

どんな内容かといえば、
*古代・葛城氏は、大和の豪族で、神功皇后~雄略天皇の時代に存在した。
*大和盆地の西南部が本拠地で、外交・交易と軍事を担当した、150m以上の古墳が8基ある。
*中央豪族で、先祖は孝元天皇で、葛城 襲津彦が始祖。
*三人の女性は、天皇六代の母となった。
*男性二人は、天皇への謀反で、殺され、円大臣でもって葛城氏は滅びた。
*天皇家と婚姻関係になるだけの地位にいた。
*蘇我氏や藤原氏の先駆的な存在といえる。
などでした。

今日は、あまり聞きなれない固有名詞が多くあり、難しい一面がありましたが、古代の中央豪族について理解できました。
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仏教のきた道 Buddhism came to Japan from

今日は、「世界史から学ぶ」講義を受講しました。
大阪大学の内田敦士先生から、「仏教のきた道」を学びました。
良く整理された、良い講義でした、理解出来ました。

内容は、
*紀元前6世紀、釈迦が生まれ、仏教が誕生した。
*釈迦没後まもなく、仏典編纂が始まった、没後100年経ち、上座仏教から大乗仏教に分裂した。大乗仏教では、自分の悟りより、人々の救済を重視する。
*紀元前4世紀後半、マウリヤ朝がインド統一をした、三代王のアシャーカ王が仏教に帰依し、広めた。
*大乗仏教は、インドの北から東(チベット、中国)に広がり、上座仏教はインドの南から東(スリランカ、タイ)に広がった。
*中国への伝来は、中華思想と儒教があったので、一部に留まった。
*中国では、遊牧民族の国家が中国に出来たあと(五胡十六国、北魏、隋、唐)、仏教僧が権力のアドバイザー等になり、より広がった。但し、廃仏があったり、唐では仏教を道教の下に置いた、
*中国から朝鮮半島に伝わり、日本には百済から伝わった。
*日本では、7世紀前半に、飛鳥寺を中心に広まり、国家統合を強化する役割をした。
*9世紀以降、日本独特の八宗派体制が成立した。
*世界宗教となった要因は、①アシヤーカ王、②大乗仏教、③仏像が生まれた(アレキサンダー大王のオリエント遠征による、ギリシャ文化と混じって)、④日本に伝わったである。
*仏教は単なる文化ではなく、政権の支配を正当化する政治文化であった。
などでした。

今日は、良い講義でした。良く理解出来ました。
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銀行仕置人 A Bank Execution Man

池井戸潤の『銀行仕置人』を読みました。
この作家特有の、銀行を舞台にした、経済小説でした。
読みやすいので、すぐ読めます。

あの「半沢直樹」の物語と極似の話でした。

銀行のエリートサラリーマンが罠に陥って・・・。
出世街道から、真っ逆さまに落ちて・・・。
罠を仕掛けた悪人に反撃できるのか・・・。
孤独な復習劇が始まる・・・。

この作家のストーリーは、正義は勝つだから、気持ちよく、読み進められます。

気持ちよく、すぐ読み終えられたので、私の読後評価は、4☆です。
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キル・リスト Kill List

フレデリック・フォーサイスの『キル・リスト』を読みました。
この作家は、私の好きな作家のひとりです。
外国文学です。良かったです。面白かった。

過激派イスラム教徒と、アメリカ軍との戦い・・・。
イスラム原理主義者の抹殺のため・・・。
ホームグロン・テロリズムによる殺害事件が続き・・・。
テロ対策特別組織は、どうするか・・・。

つい最近も、アメリカで、イスラム主義者の大量殺人がありました。

現実世界も、この小説のようかと思いながら読みました。

私の読後評価は4☆です。
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エキスペリエンツ7 Experience 7

堺屋太一の『エキスペリエンツ7』を読みました。
団塊の世代を主人公にした小説でした。
長編小説でしたが、話の展開が良く、文章も読みやすかったので、スイスイと読めました。

団塊の世代が定年を間近にし・・・。
銀行員で、会社で成功していたが、早期退職の対象となり・・・。
商店街の、町おこしを依頼され・・・。
黒澤明の『七人の侍』のごとく・・・。
大きな勢力に立ち向かう・・・。

正義は勝つのムードなので、安心して読めます。
良かったです、良い老後を過ごしてほしい。
私の読後評価は、4☆です。
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応神天皇と仁徳天皇 Emperors Oujin and Nintoku

今日は、「歴史のロマン」の講義を受講しました。
若井先生より、「応神天皇と仁徳天皇」を学びました。

どんな内容だったかというと、
*高句麗の碑文と『日本書記』より、応神天皇が高句麗へ三度派兵したが負けた。
*『晋書』と『日本書紀』より、応神天皇時に、高句麗と倭国が呉(中国)へ使節を送った。
*百済と大和(神功皇后)は同盟していた、鉄を継続的に入手していた。
*応神天皇の在位は、390年~414年である。
*仁徳天皇の「民のかまどの話と、3年免税、聖帝説は、どうも作り話のようだ。
*仁徳天皇は、大阪の基盤を整える、土木事業を行った。
などでした。

シンプルに言うと、応神天皇は高句麗との戦い、仁徳天皇は土木事業をしたでした。
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ひで坊と生ビール Beer with Hidebou

今日の夕方から、ひで坊と二人で、曽根崎の「ニューミュンヘン」で生ビールを飲みました。
気持ちの良い時間を過ごしました。
私は、中ジョッキで、生ビール、ハーフハーフ、ハーフハーフを飲みました。
十分飲みました。

どんな話だったかというと、

*これから、格差社会はもっとひどくなる。
*団塊世代が後期高齢者がなることより、医療難民、介護難民が出る。
*我々は、老年世代にいる。
*ふとなにをしているのかと思うときがある。
*キュンキュン思うイベント、隙間を計画し、実行しよう。
*満足する毎日を送ることが大切。
などでした。

今は、現役のとき、ビジネスの戦場にいたときとは違うステージだが、胸がキュンキュンする、愉しい隙間を持とうとなりました。
ポジテイブ。
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