読書と旅行の感想記 Impression of reading and travel
テリールーム terryroom
三角縁神獣鏡と邪馬台国所論争
分かりやすく、論理的で、良かったです。
古代史も勉強したいと思いました。
内容は、
*中国の、魏志倭人伝は3世紀に書かれており、邪馬台国と卑弥呼のことが書かれている。
卑弥呼は250年頃のことで、魏志倭人伝は同時代に書かれた。
*邪馬台国の場所が書かれているが、距離と日数に矛盾があり、合わない。
*邪馬台国は、九州説と畿内説がある。
*土器の形はmどの年代の物かの研究が進んでおり、研究者の合意がある。
*邪馬台国は、弥生時代の終末期で、古墳時代とくっついている。
*卑弥呼は、239年に、魏に外交使節を送り、銅鏡100枚を皇帝からもらっている。
*銅鏡の分布は、1世紀初めは、九州が多く、3世紀中頃は、大和が多い、豪族の勢力が移ったのでは。
*銅鏡の種類によって、その時代が分かる。紐孔形態も違う。
*三角縁神獣鏡は、1枚も、中国から出土されていない。
*箸墓古墳の時代(240~260年)と、卑弥呼の死(247年)とは、時期が一致する。
*邪馬台国前(1~2C)の地域と、出土シンボル(銅鐸、銅矛)の勢力図が存在する。
などでした。
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家康の血筋
歴史小説でした。
この作家の小説は、初めて読みましたが、読み応えがあって良かったです。
徳川家康の5人の息子の生涯が書かれていました。
すべて、ハッピーな人生であったのではなかった。
切腹を命じられたり、養子に出されたり、すべて順調でなかった。
読み応えがあり、良かったです。
この作家の、別の歴史小説があるなら、読もうと思いました。
私の読後評価は、合格点の4☆です。
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