あなたが総理になって、いったい日本の何が変わるの

菅伸子の『あなたが総理になって、いったい日本の何が変わるの』を読みました。
199ページの新書本ですので、読みやすい文章ですので、数時間で読めました。

人間・菅直人を奥さんの伸子夫人が語っています。
結婚40年間の出来事を語っています。

市民運動出身の総理について、最もよく知る人物である夫人が語っています。

民主党の政策について擁護するような意見となっており、この部分はいまいちシックリしなかったですが、その他の部分は概ねそうなんだと思いながら読みました。

世襲でない総理、市民運動から出てきた総理について、書かれた本があっても良いと思いました。

私の読後評価は3☆です。

I read "What could Japan change after you became the Prime Minister" of a political book by Nobuko Kan yesterday.
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ハプスブルグ帝国 Habsburg Imperial 

加藤雅彦の『ハプスブルグ帝国』を読みました。
211頁の文庫本でした。

「近現代ヨーロッパ文化論B」の講義を受講しており、この本でなんらかの参考になればと思い読みました。

中欧・東欧の近現代歴史が、ハプスブルグ家の切り口から書かれていました。
著者は、民族・言語・文化の違う国と人々が、ハプスブルグ家という接着剤でまとめられて、平和な時代があり、最近のEU加盟についても、ハプスブルグ家の遺産がなしていると、肯定的に書いていましたが、私には疑問が残りました。

軍隊と官僚が、世襲で、民族と言語と文化の違う国と人々を一つにしてきたのは、違和感が残りました。
(民衆の革命が何回も起こりますが、その都度、軍隊により壊滅されていました。)
軍隊と官僚と世襲がなければ、もっと早く、民主的な国家と政体が実現できたのでは・・・。
この例は、現在でも散見できると考えます。
この本では、王家、支配者の視点で書かれており、市民と民衆の視点が欠けていると感じました。

チェコに3年住みましたが、チェコ人から聞いた話では、EU加盟は「ハンスブルグ家の遺産」とは全く関係なく、ロシアへの対応であると、外交と防衛面の要素が最も強いと言っていました。

私の読後評価は1☆です。

I read "Habsburg Imperial" of a historical book by Masahiko Kato today.
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刑事ジョン・ブック Witness

ハリソン・フォード主演「刑事ジョン・ブック」をLDで見ました。
1985年アメリカ映画です。

刑事映画です、ペンシルベニアの片田舎で麻薬がらみの殺人を少年が目撃します。
刑事が捜査を開始しますが、刑事と警察トップがぐるになっており、主人公の刑事と少年を消そうとします。

少年は、ドイツ系移民の宗教団体のアーミッシュに属しており、主人公はアーミッシュの人々にかくまってもらいます。

文明と離れた生活をしているアーミッシュの人々と、父を亡くした母と少年と、主人公との心の交流・・・。

良い映画でした。アーミッシュの生活は美しい。

私の映画鑑賞評価は5☆です。

I watched "Witness" of 1985 year's American movie by LD at the library of our university few days ago. It was a very good film for me. The film shown about the life of Amish.
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中国経済セミナー Seminar of Chinese Economy

昨日は、京都大学で催された「中国経済学会学術研究会」に出席をしました。
大学の先生が、この会の事務局をされており、招待していただいたので、聴きに行きました。

大学の先生と大学院生、それも中国出身の方が主な研究会でした。

「中国僻地における貧困問題研究」「経済格差、社会階層と教育格差」「中国経済はルイス転換点を超えたか?」のテーマ発表を聞きました。

ポイントは、
○餓死のような貧困は存在しない
○政府の政策で、農村の貧困は減少した
○都市部では、中学は全員進学し、普通高校は40%進学し、普通高校進学者の80%が大学進学する
○労働賃金が数年前から上昇している
○ルイス転換点論議の時期である
○「世界の工場」から「世界の市場」に移ろうしている
などでした。

このまま、一本調子で中国が経済成長をしていくのでしょうか。

I attended a seminar of Chinese economy at Kyoto university yesterday.
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インパラの朝 A morning of an impala

中村安希の『インパラの朝』を読みました。
良かったです。旅行記ですが、非常に良いノンフィクション本でした。

2009年度の「開高健ノンフクション賞」受賞本です。
ユーラシア・アフリカ大陸684日の旅行記です。

旅行記と言えば、ノンフィクション本と言えば、私の好きな沢木耕太郎の『深夜特急』がありますが、勿論『深夜特急』も良かったのですが、この本も良かった。

著者は女性で、無名のバックパッカーで、すごい土地を一人で旅をします、その彼女の旅が書かれた本でした。

単なる旅行記ではなく、旅行記以上の内容でした。
深い内容を含んでいました。

なんというか、本を読みながら、不思議な深い気持ちになりました。
旅すること、豊かさと貧しさ、民、諦観、死、時間、労働、生きること、進むこと、なんなんだろうなあ・・・。

私にとっては、良い本でした、私の読後評価は最高の5☆とします。

I read " A morning of an impala" of a nonfiction book by Aki Nakamura today. It was a very very good book for me.
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キリストの勝利 A victory of Christianity

塩野七生の『ローマ人の物語・キリストの勝利』を読みました。
なかなか良かったです。

但し、この本ではローマ帝国におけるキリスト教の国教化のことだけでなく、ローマ帝国の歴史も書かれており、その部分は私には要らなかったなあ、読み飛ばしても良かったなあと思いました。

ギリシャの多神教を信仰していたローマ帝国が、多神教を捨て去り、一神教のキリスト教を国教とします。
キリスト教以外の教えは、迫害、追放してしまいます。
神殿や、偶像、神の像を破壊してしまいます。

ローマ帝国が行った他の神や偶像破壊で、タリバンがバーミヤン渓谷の石仏を破壊したこと、中国の文化大革命で文化遺産が破壊されたことなどを思い出しました。

一神教が国教となり、宗教の強制が進むと、息苦しい世界となるだろうと感じました。
多神教がベースとなっており、宗教の自由が保障されている日本では、理解できないことでした。

私の読後評価は4☆です。

I read "A victory of Christianity" of a Roman historical book by Nanami Shiono yesterday.
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伏見稲荷大社 Fushimi Inari Shrine

今日は、大学の授業を取っていない日なので、京都散策をしました。
今日は、伏見稲荷大社へ行きました。

JR稲荷駅から、すぐのところに、伏見稲荷大社がありました。
全国に3万社あるといわれる「お稲荷さん」の総本宮です。

階段を登り、頂上まで行ってきました。
良い運動になりました。

写真は私のカメラで撮ったものです。

本日の散策は、13,989歩でした。
この歩数以上に歩いた感じをうけました。

I went to Fushimi Inari Shrine for a walk today. This attached photo was taken by my camera.
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バック・ツウ・ザ・フューチャー Back to the future

1985年のアメリカ映画「バック・ツウ・ザ・フューチャー」をLDで見ました。
非常に面白かった、良かった。
スピルバーグ監督作品のSF映画でした。

過去に、タイムトラベルします、コメデイです。

高校生のマーテイとブラウン博士がストーリーを展開します。

おもしろい、スピルバーグ最高!

私の映画鑑賞評価は5☆です。

I watched "Back to the future" of 1985 year's American movie by Steven Spielberg produced by LD at the library of our university last week. It was a very good film for me.
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波止場 On the waterfront

マーロン・ブランド主演、1954年アメリカ映画、アカデミー賞作品の「波止場」をLDで見ました。
なかなか良い映画でした。
白黒映画でした。

ニューヨークの港を舞台に、マフィアのボスに立ち向かう港湾労働者の話です。

両親が無く、兄がマフィアの一味であり、ボスに立ち向かう若者を、マーロン・ブランドが演じています。

いい映画で、私の映画鑑賞評価は4☆です。

I watched "On the waterfront" of 1954 year's Academy Award movie by LD at the library of our university a few days ago.
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ギリシア文明とはなにか What is culture of Greece

手嶋兼輔の『ギリシア文明とはなにか』を読みました。
秋学期に、「キリスト教はどのようにしてヨーロッパ宗教になり得たか」を勉強しており、その講義で「ヘブライズムとヘレニズム」を勉強していることより、この本を読みました。

アレクサンドロスを中心にして、ギリシアの統一、ペルシアとの関係、ローマとの関係について、この本で理解を進めました。

歴史的なことがらについては、理解が進んだと思います。

但し、ヘレニズムの、ギリシアの思想・哲学に関しては、書かれている内容が表面的であったので、分かったというレベルには到底行きませんでした。
本のページ数が少なかったので、やもうえないと思いますが。

今日は、本屋を行って、ギリシア哲学の本を探しましたが、適当な本は無かったので、う~んどうしょうと思っています。

この本の読後評価は、4☆としておきます。

I read "What is culture of Greece" of a historical book today.
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