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仏教のきた道 Buddhism came to Japan from

今日は、「世界史から学ぶ」講義を受講しました。
大阪大学の内田敦士先生から、「仏教のきた道」を学びました。
良く整理された、良い講義でした、理解出来ました。

内容は、
*紀元前6世紀、釈迦が生まれ、仏教が誕生した。
*釈迦没後まもなく、仏典編纂が始まった、没後100年経ち、上座仏教から大乗仏教に分裂した。大乗仏教では、自分の悟りより、人々の救済を重視する。
*紀元前4世紀後半、マウリヤ朝がインド統一をした、三代王のアシャーカ王が仏教に帰依し、広めた。
*大乗仏教は、インドの北から東(チベット、中国)に広がり、上座仏教はインドの南から東(スリランカ、タイ)に広がった。
*中国への伝来は、中華思想と儒教があったので、一部に留まった。
*中国では、遊牧民族の国家が中国に出来たあと(五胡十六国、北魏、隋、唐)、仏教僧が権力のアドバイザー等になり、より広がった。但し、廃仏があったり、唐では仏教を道教の下に置いた、
*中国から朝鮮半島に伝わり、日本には百済から伝わった。
*日本では、7世紀前半に、飛鳥寺を中心に広まり、国家統合を強化する役割をした。
*9世紀以降、日本独特の八宗派体制が成立した。
*世界宗教となった要因は、①アシヤーカ王、②大乗仏教、③仏像が生まれた(アレキサンダー大王のオリエント遠征による、ギリシャ文化と混じって)、④日本に伝わったである。
*仏教は単なる文化ではなく、政権の支配を正当化する政治文化であった。
などでした。

今日は、良い講義でした。良く理解出来ました。
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